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富士山ひょうた
むつこ
主人公はリーマンの夏目。 その夏目を気に入った冬時が、夏目を手錠で繋げて脅し、契約書を交わして付き合いはじめる。 夏目が少しずつ冬時に惹かれていく心理の変化を丁寧に丁寧に描いてます。丁寧すぎて、焦れったい。でもこの焦れったさ、かなり好きです。 冬時は強気なのか弱気なのかが分かりません。や、基本ラインは強気なんですが、たまに引く。普段強気なだけに、その引きかたがキュンとくる。 まだまだ続くらしいので…
富士山ひょうたさんは、私にとって「ハズレのない作家さん」みたいです。山田ユギさんもそうなんだけど、安心して手に取れる。 少々ストーリーが荒くても、絵にブレがあっても、私的萌えポイントは作品のなかに必ず入ってるっていうか。あと、ひょうたさんの描く絵(とくに男の裸とキスシーン)が好きっていうのも大きい。 今回の作品は、ノンケの名取くんが、友達でゲイの来生くんに惚れてしまう話。ノンケがゲイに目覚めてアタ…
学園モノの漫画で、ここまでニヤニヤしながら読めたのは、依田沙江美さんの「愛の深さは膝ぐらい」以来でした。 面白かったー。 全校生徒の九割がホモの男子校における、二年生の七瀬晃一くんと平次治くんの恋です。 ノンケの七瀬がノンケのふりしてる平次の罠にハマってゆく姿が楽しくて仕方なかった。 七瀬の天然っぷりと、平次の悪魔っぷりがタマランです。 表題作以外も面白い。めっちゃオススメ。
高坂ミキ
富士山さんの作品も、年下攻めも大好きな私ですが、この作品に関してはかなり微妙…評価も中立と趣味じゃないとの中間くらいとかなり際どい所といった感じですね。 理由のひとつとしては攻めの設定年齢が高校入学前の中学生だと言うところ… 自分自身どうもカップリングの片方の設定年齢が低い場合ショタものより攻めが小学生とか、攻めの年齢が若すぎる場合の方が受け入れられないと言うことに最近気づいて、これは…
攻めが中学生でした。積極的です。 受けは大学生で、性格乙女。 好きな作品なんだけど、中学生っていうのがネックになって、萌えきれなかった。 せめて高校生なら良かったなァ。 なんだろう、中学生攻めでも引いたりはしないんですが、富士山ひょうたさんの作風を考えると、中学生は持ってこないほうがいいような気がして。
続編です。 前作よりもパワーアップしてました。 とくに七瀬の天然っぷりがパワーアップしてて、本握りしめて「クックックッ」と笑いながら悶絶すること数回。私キモイ。 初エッチに挑もうとする七瀬は、タチかネコかに迷い、周囲に相談し、ホモ嫌いな実の兄を悩ませます。あんたがネコするしかないでしょ!と、七瀬以外の人みんな(読んでる私も)思ってるんだけどw 表題作以外も面白いです。ワンコな生徒に振り回される保健…
連作短編となってる表題作の主役二人は同棲生活してます。 優しくてあたたかくて、心がポカポカするお話でした。 ささやかな日常が、富士山ひょうたさんの素敵な絵で描かれてました。 表題作も良かったんですが、「ループハーフ」という短編がとりわけ好きでした。 主人公は、高校時代の友人に、卒業旅行で「お前が好きだ。思い出にキスさせて」みたく告白されて、「これからも友達でいたいからできない」みたいなことを言う。…
藤棚
打ち合わせ等で顔を合わせるようになって1年、 プライベートでも飲みに行くくらいになった間柄の堤と七瀬。 ある日、泥酔し無防備な七瀬を目の当たりにした時から、 堤の七瀬に対する気持ちに変化が訪れます。 親しい友人から恋愛の対象へ。徐々に気持ちを変化させて行く堤。 そんな堤に対し『男同士なんてありえない』と言いながらも、 堤との友人関係を断ち切りたくないと思う七瀬。 そんな二人の微妙…
表題作は高校生の恋でした。 真っ直ぐで切なくて、すごく良かった。私のなかにあるナケナシのピュアな部分がキュンとした。 少しずつ少しずつ進む恋っていいなぁ。 プラトニックなまま、その先を予感させつつ終わってたのも良かった。 最後の軽ーいチュッていうキスが好き。 表題作以外の二編もいい話でした。 富士山ひょうたさんは、エピソードの切り取りかたや、心理変化を描写するのが、本当に上手。
富士山ひょうたさんの描く男性の裸は、美しくて好きです。 絵がものすごく好みです。今まで読んだなかでは、日高ショーコさんの次に好きな絵だ。たまにあるギャグっぽい絵が超かわゆい。 ストーリーは焦れったいほどゆっくり進む。リーマン同士の落ち着いた話で、好感でした。 なかなかホモになる自分を認めたくない男の背中を押したのは、やっぱ嫉妬。嫉妬最高。ニヤケました。