total review:281010today:69
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富士山ひょうた
satoki
ノンケ×(男寄りの)バイ。 田舎出身の純粋青年名取は、人数会わせで誘われた大学のコンパで男もオッケーな来生と出会う。 性癖はともかくごく当たり前にいいヤツだった来生との距離を急速に縮めていく名取だったが…… 他人→友達→親友→恋人へ。 この流れがものすごく自然で、さすがは冨士山さんだなあと。 一緒にいると落ち着く空気感って理想だよねなんてぼんやり考えたり。 名取が来生に惹かれていく…
大人×高校生でノンケ×ゲイ。 出逢った時に男が好きだと告白した高校生の浩人をごく自然に自分の側においてくれたやや?警戒心の薄いカメラマン見習いの暮嶋。 お互いがお互いに惹かれていく過程が自然でだからこそ、その微妙な進展具合にじりじりする。 無邪気で意地っ張りな浩人と大人のふりをしきれない暮嶋のカップルは最高にかわいいです。
片付けのできないサラリーマンの夏目は、便利屋に室内整理を依頼した。 数日後すっきりした家の前で夏目を待っていたのは便利屋のアルバイトをしている大学生、冬時だった。携帯を落としたという冬時の言葉を信じ家にあげた夏目だったが、なぜか冬時によって手錠をかけられた上迫られてしまう。 めちゃくちゃな情況に腹を立てながらも流される夏目だったが…… ひと目ボレとは違うといいながらもなぜか夏目に執着する…
久江羽
ネタバレ
前作の内容を全く忘れております。(これに限らず、いつもだけど・・・) ほだされて付き合い始めたからでしょうか?夏目は冬時に大変甘い。 だから、バカップルと言ってもいいくらいのお付き合いをしています。 冬時は嫉妬深いし、夏目は流されやすい、でもそれで二人のバランスが取れているみたいなので、まあいいかっていう感じ。 エッチにためらいがないし。 でも、「冬時くんってよっぽどな背景がある…
ホチ子
失恋したての二人が出会って。 一人は高校生のホモ、そしてもう一人は恋愛経験の多そうなカメラマン見習い。 仲良くなって、お互いのキモチが寄り添っていくのが判ってて。 でも「ノンケ」「元カノ」「興味本位」「H」などの問題に 二人が真剣に悩んで、解決していくお話。 本当に面白かったよ☆
表題作カップルの惹かれていく過程とか、その気持ちに気づくまでの描写が丁寧できゅんきゅんしました。安藤回路の最後の「今はこんだけ」がいい。 じれったくてきゅん死しそうだ。もうこれだけでお腹いっぱいだよ。エロとかなくても十分幸せ。 二人をつなぐアイテムとして出てくるカメラ付き携帯電話がなんともいい味だしてます。 携帯にカメラが付いたよ!というあの時代にリアルに高校生だったので、妙に懐かしかったで…
他の方々のレビュー読んでおけば良かった・・・ 富士山先生の作品はハズれたコトなかったのに。。。 高校生になる直前とはいえ中学生の仁クン×軟弱大学生の藤木サン。 が、どーなったら惚れあうのか、どんな風なお付き合いをしていくのかとか 全く馴染めませんデシタ。 中ボーなのに男に惚れてすぐそんな一途になる??とか 藤木サンがハタチまでホモじゃなかったハズがないと思えてしまったり いく…
冒頭からいきなり現れた月の精(丁寧語眼鏡)になんだかわららないうちにゴーカンされ、なおかつその相手を探す旅に出ることになった不幸な青年、リュカ。押しつけられたお供は御年80歳歳で語尾がにゃんな猫耳少年。しかも行く先々で発生するのは男関係の受難ばかり…… そんな無茶苦茶な設定のファンタジー。 これはもうリアリティとかそう言うのは問題じゃない。普段リアルで切ないお話を描かれている冨士山さんだけ…
藤棚
オチは既に分かっている物語ですが。 そこへ至るまでの二人の心情が丁寧に描かれていて、 最後まで飽きさせず読み応えがありました。 燃えるような激しい恋とは少し違いますが、 身近に好きな人がいる。その人と一緒に居られる ささやかな幸せをしみじみと感じられる作品です。 男同士でずっと一緒にいる為には、 この先に色々と問題も出てくるとは思いますが。 音海と緑は真面目に二人の将来を考…
樹生かなめ 富士山ひょうた
むつこ
シュールな笑いがたっぷり詰まった一冊です。 このノリが好きならとことん楽しいだろうけど、このノリが嫌いならさっぱり面白くない、そういう類いのお話であることは間違いないかと思います。私はもちろん前者です。樹生かなめさんのシュールなユーモアのセンス、大好きなんですよ。 小説のテーマは…『鹿』だと思いました。 説明は難しいんですが、読んだら分かります、間違いなく鹿ですw 奈良から出てきた純朴で無神経…