菱沢九月さんのレビュー一覧

小説家は束縛する 小説家は懺悔する 2 小説

菱沢九月  高久尚子 

束縛。

小説家シリーズ2作目です
相変らず甘々な生活、でもそこに生じた小さな違和感・・・
専業主婦みたいな日々に違和感を覚えるのはやっぱり男の人だからかなと思いました。
女なら、結婚して専業主婦になるのもアリ
だけど律は今までコックとしてお客さんに料理を作っていた身。
克巳とその彼女ちーちゃんに相談して、今の状態はよくないと気付いて
律は仕事探し~

求人募集していたレストランに向かうと

3

飼い主はなつかない 小説

菱沢九月  高星麻子 

きれいなお話

はじめてこの方の本を読みました。
最初はイラストで気になって購入したけれど、
中身もイラスト通りの美しいお話だったv

受けの子がツンというのはよくある話だけど、
最初のツンのレベルが高すぎて、逆にすがすがしいくらい。
ツンというようりも、人嫌いというか、人間を人間と思っていないからなんだろうけれども、ここまで来ると人に好かれるのは無理だろうなと。

なのになのに、攻めの子は、綺麗…

0

Chara BIRTHDAY FAIR2009 創刊12周年記念 グッズ

アホの子特集か?

こういったフェア小冊子のおもしろい所って、本編で充分に紆余曲折しちゃったあとの、ラブラブぅになったあとのお話なので、ほとんどキャラ崩壊とも言えるくらいの、デレデレぶりが見られるところで。

SIMPLEXのヨシュアは、ロブとの完璧とも言える初デートの締めで、自宅の秘密(しっかり隠した以外なコレクション)を見つけられちゃうし、
不浄の回廊の西條は、記念日とかいってうざくて重い歩の言動にズッキュ…

2

こぼれそうなハニー 小説

菱沢九月  桃山恵 

スピンオフでした

読み始めてから気付いたんですがこれってスピンオフだったんですねー。
関連作は読んでないんですが、おそらく単作で読んでもそれ程問題はないんじゃないかなー(多分)
関連作のカップルは登場してはやたらいちゃこらしてます。

刑事である仁科[攻]は犯人を追っていて、その同居人である芝田[受]を行きが掛り上同居させる事に。
芝田はバイクで日本縦断の途中の青年で、20歳にしてはやや幼いというか妙ちく…

2

Chara collection EXTRA 2007 グッズ

松岡なつき FLESH&BLOOD 幸福

宮廷道化師として宮廷で過ごすカイトの宿舎を一人で尋ねたナイジェル。カイトとふたりでいろんな話をして、カイトが今足りなく思っているものを差し入れることに。

翌日それを持ってカイトの元を訪ねたナイジェルは、カイトがジェフリーと外出してることを知らされ、ショックを受ける。

きっと今頃 カイトはジェフリーから欲しいものを買ってもらっているだろう。自分の買ったものなんて不要に違いない。

ジ…

1

好きで子供なわけじゃない 小説

菱沢九月  山本小鉄子 

ストライクゾーンの人にはめちゃくちゃ神な作品では?

なんだかすっごい不思議な感覚。
小鉄子さんの漫画を読んでいるようで、「わぁ、受けのこういう態度、小鉄子さんっぽい~」って考えて、「あ、違う、これ菱沢さんの小説だ。小鉄子さんはただ挿絵描いてるだけだ」って思い直して……ってのを、途中で何度となく繰り返しました。
それくらい、小鉄子さんの漫画を読んでいるみたいな感覚でした。
凄いなぁ。これは絵師選択がドンピシャだったと褒めるところなのかな?

1

飼い主はなつかない 小説

菱沢九月  高星麻子 

変わってる受けだけど、とっても好き。

あらすじからして、もっと軽めの内容だと思ったのですが、結構ヘビィまではいかないものの不思議なお話でした。どちらかと言うとオカルト系?かな。

人には見えないものが見えるナツ。そしてよく食べに行くレストランで会った金色のオーラの高校生のお話なんですが、途中何度かホロリと涙を流しました。ナツの生い立ちも辛いものがあるし、事故にあった事がある高校生の作倉・・・。そんな二人が出会ってお互いが成長してい…

1

飼い主はなつかない 小説

菱沢九月  高星麻子 

素敵な世界を私も見てみたい

ファンタジーなのに現実的。攻めも受けもとても好きでした。

はじめは人から話しかけられてもわざと無視したり、返事もとても棘があったりして、読み始めた途端「この受け超嫌い」と思いました。
人の顔が見えないからなかなか覚えられなくて、知らない人かもしれない相手から話しかけられたりするのがわずらわしくて、だから誰とも接触したくない、という理由がちゃんと書かれているのですが、「だからってその態度はね…

4

年下の彼氏 小説

菱沢九月  穂波ゆきね 

淡々と長い

年下攻め、ワンコ攻めは好きなんですが、とにかく長い。
しかもテンポがのろく、淡々とつづられていくので、盛り上がりに欠けるような?
この三分の2くらい、せめて前半をもう少しタイトに進めてほしかった。

後ろ向きグルグル思考の受けは、きらいじゃないけどもどかしいし、悲観的な自分に酔ってる感もあって、微妙に苦手。攻めのフリーダムな性格は悪くなかったけど、後半の才能みたいな部分はどうでもよかったか…

2

小説家は懺悔する 小説

菱沢九月  高久尚子 

小説家×ハウスキーパー


主人公(受)の律は長年付き合ってた彼氏に捨てられて傷ついて無気力になってるところに、親友から小説家のハウスキーパーという仕事を紹介されます。

私個人的な趣味なんですけど、受様が可愛くて、でも愛玩動物ってわけでもなく家事能力に長けてたりと性格はわりとしっかりしてるの大好きなんですn[g

今回の律はまさにそのタイプ。
ゲイの自覚は早い段階からあったから初なわけでもなくそれなりに経験もしてる。
そこも...

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