柊平ハルモさんのレビュー一覧

灼けつく視線に溶かされて 小説

柊平ハルモ  藤井咲耶 

複雑過ぎる恋愛話

前作『焦がれる胸にくちづけて』のスピンオフ作品。
登場人物は関係していますけど、一冊だけでも分かる内容になっています、

内容は、助教授•北里 × 大学生• 由帆の年の差もののお話。

北里は、前作では見えなかった、心に傷をかかえた大人でした。
余裕ある大人に見えてたのは見せかけだけで、ちょっと変わった、本人の努力ではどうしようもないことで悩んでいる、困った人でした。
魅力的な彼は、…

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焦がれる胸にくちづけて 小説

柊平ハルモ  藤井咲耶 

焦れったい恋愛話

ツッコミ所はあるものの、年の差好きとしたら、結構楽しめた作品でした。

内容は、外資系銀行のエリート• 三崎 × 大学生•真祐の年の差15歳&再会もののお話。

真祐と三崎の出会いは、父が受け継いだ土地の相続の担当者と、その顧客の息子でした。
その繋がりで、三崎は家庭教師として真祐と接するようになり、先生と生徒の関係に…
そして、バブルが弾じけ負債を抱えた真祐の一家は、多額の借金を抱え…

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ラブスキャンダルは罪つくり 小説

柊平ハルモ  富士山ひょうた 

年の差18歳 ほんわかラブコメ

これまたハルモ先生の初期の作品‼
お得意年の差ものです。

内容は、男前&タラシな大人気劇作家•恭一 × 純情高校生•一紗の父親かも…息子かも…なスキャンダルラブストーリー。

最初は公園の出会いから始まるシーンで、なんかほのぼのいい雰囲気だなあ〜と読んでいたら…
えっ‼ 父親と息子の関係かもしれないって⁉
すでに、お互い惹かれあってる感じなのに、
それは…非常にマズイのでは…し…

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恋のしかけは念入りに 小説

柊平ハルモ  桜城やや 

俺様な大人と気の強い子供の話 年の差もの

古いです(笑)
ハルモ先生がデビューされてから、2作目の作品だったと思います。
あしながおじさん的ストーリーとなってます。

シリアスになりそうなお話なのに、登場するキャラが、オツム軽めなおバカ系だったり、意地悪な大人気ないタイプだったりするから、全体的に軽めテイストのお話です。
意外にやわらかい感じだったので、さらりと読みやすいです。

だだ、色々考えたんだろうなあという設定も、最…

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ずっと好きでいさせて限定小冊子 グッズ

初めてのデート。

『ずっと好きでいさせて』の番外編小冊子です。

全寮制の学園の先生・生徒(もともとは親戚で昔馴染み)で、普段は学園内でしか会えない・会わない2人の初めての外でのデート。

この2人にとっては『外での(初)デート』というのはただそれだけの意味ではないんですね。

というのも本編で、真知(受)にせがまれて外で会う約束をしたものの、結局一史(攻)はわざと待ち合わせをすっぽかし、寒い公園で体調…

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純愛本能 小説

柊平ハルモ  高永ひなこ 

キャラクターに苛立ちと嫌悪しかない。

ツンツン過ぎる受がものすごく苦手なので達哉(受)のキャラクターだけでもう好みじゃないんですが、そんなのどうでもよくなってしまったくらい夏生(攻)がダメでした。

もう読みながらイライライライライライラ・・・本気で気分悪くなりました。ぞっとした。

とにかく他にどれだけ(設定上)いいところがあろうと、どんなに深い理由があろうと、こういう空気の読めない傍若無人なキャラクターが大キライなんで…

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溺愛レッスン 小説

柊平ハルモ  雨森ジジ 

愛される訓練

愛し方が少しずれててこれでもかと甘やかしちゃう攻めと、自分には幸せになる権利がないと少々人生諦め気味の受けのカップル。

溺愛レッスンのタイトル通り、姉の死の責任を感じ、自分なんて・・って後ろ向きな受けに、攻めが「あなたは幸せになっていいんだ」って根気よく言い聞かせる感じのお話でした。カウンセラーみたいな。
ラブラブ~みたいなのではなくて甘くて穏やかな日常、って雰囲気でした。
そのせいか、…

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禁じられた愛のことば 小説

柊平ハルモ  佐々成美 

突っ走る攻め

「なんで本当のこと言って話し合わないんだよ~」的なことから始まって、嫉妬あり当て馬あり勘違いあり、期待を裏切らないお約束の展開です。
エロも基本甘い感じなので安心して読めると思います。

攻めが思いのほか熱い男というか恋に突っ走る男だったのが意外。
一方受けは本当は攻めのことが好きなのに、周りの状況がそれを許さないから辛くても嘘をついて体だけの関係で耐える、んですけど・・いつのまにそんなに…

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純愛本能 小説

柊平ハルモ  高永ひなこ 

最後まで読めば…

最初のうちは、主人公(受)があまり好きになれませんでした。とにかく
意地っ張りで、プライドが高く、いくら本能に忠実ゆえにある意味コミュ障な
攻めが相手だからといって、つっけんどんな態度をとりすぎだと思います。

イメージ的にはめちゃめちゃ懐いてくる大型犬を、いちいち払いのけたり
一発食らわせたりする感じです。なのに夏生はめげることなく(というか
うっとおしがられてるのに気付いてない)ス…

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背徳のくちづけ 小説

柊平ハルモ  緋色れーいち 

背徳

亡くなった姉の夫隆一(攻め)を密かに想う立佳(受け)。

あらすじから、俺様な攻めに強引にそういう風にされるのかと思ったら、むしろ受けが望んで関係を持つんですね。攻めは根っから真面目ないい人でした。
お互いの好きな人の代わりにそうしよう、という対等な感じ。

物語がお姉さんが亡くなるところから始まるので、本人は作品中には出てこないんですけど、なんだかすごく魅力的な女性をイメージできました…

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