柊平ハルモさんのレビュー一覧

吐息まで罪の色 小説

柊平ハルモ  笹生コーイチ 

超絶キスシーン!

プラチナ文庫であまり期待ワクテカにはならない上に、タイトルがいかにもな感じで、サクッと読むつもりだった…んですが。
ちっともテキトーに読めないじゃないか!!!!
寝る前に読み始めて、結局、最後までしっかり読んでしまった…。

ネタバレすると面白さが半減するので、あえてネタバレなしです。

え?それじゃワカラナイ?
じゃー、ちょっとだけ。必読シーン。
証券ディーラーと高校生が、映画館…

2

蜜色カノン 小説

柊平ハルモ  高星麻子 

似たような話はある

親の急死で困っているところ、かつて親に世話になったからと面倒をみてくれる・・・
とよくある(実生活ではないけど)シチュエーションですが、裏のない登場人物達で
逆に新鮮でした。あまあまです。

イラストもキレイ。主人公の彩斗が女性的なのが私的には減点ですが
きらいではないです。

1

とまどいの行方 小説

柊平ハルモ  あさとえいり 

超!年の差もの。

知之(攻)×直実(受)で、なんと20歳差ですよ!でも特に無理は感じませんでした。

母を亡くし、引き取ってくれた祖母も亡くした直実は、父に拒絶されて父の幼馴染である知之を保護者として、一緒に暮らすことになります。

最初は、健気な直実がひたすらに知之を思い、いつか知之も絆され・・・という話かなと思っていたら、そうじゃなかったんです。王道といえばそうなんですが、それだけじゃなかったんですよね…

0

ワガママはシーツの中で 小説

柊平ハルモ  沢路きえ 

寮ものですが。

正直なところ、私はいわゆるBLの『男子校もの』『男子寮もの』は、あまり好みではないです。舞台が男子校・男子寮なのは構わないんですが、なんて言うんでしょうか、王道『学園もの』自体苦手な方なので、それと重なるとちょっと無理・・・という感じです。まあ、個々の作品ごとに違うから、ひとことでは言えないんですが。

この作品は意外と悪くなかったんです。『いかにも』な男子寮ものらしさがそれほどないからかもし…

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「恋雨~いじわるな主人と焼けあとの片想い~」short storyカード グッズ

好きだから気弱になるんです

本編後の話で、攻め様が本国へ戻ってしまい、             
攻め様の帰りを今か今かと待ち焦がれる受け様の            
切ない思いが伝わってくるショートなんですよね。           
受け様の変らぬ一途さが伝わってきます。 
攻め様の帰ってくる日に待ちきれなくて港まで迎えに出る受け様
でも湊は人でごった返し、背の低い受け様は必死で
攻め様の姿を探すのですが、こ…

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恋雨~いじわるな主人と焼けあとの片想い~ 小説

柊平ハルモ  佐々成美 

誰も愛さないと誓った攻め様の苦悩

終戦後直後のお話で、連合軍イギリス少佐で伯爵の攻め様と
日本人の戦災孤児で攻め様の身の回りのお世話をする事になった
受け様との互いに過去にわだかまりがある二人の切ない恋の話です。

受け様は戦争で消息不明の父に代わり生活を支える為に英国少佐の
攻め様の身の回りの世話をする仕事を紹介され、世話をしてくれた
日本政府の関係者から、何があっても耐えてご機嫌を取るように
お世話をして欲しいと…

3

恋々(表題作 初恋ブリーディング) 小説

柊平ハルモ  北沢きょう 

大好きな性格同士のカップリングだ~っ!!

2カップルの話が入ってました。
やけに前半カップルのストーリーが短いなぁと思ってたら
表紙(あらすじ)からも解るように
後半のストーリーがメインだったのかなぁ?

でも私はこういう性格同士のお話好きです。
とにかく甘えたおす攻(強引な部分もあり)
とにかく表現が苦手で甘え下手な受。
受の28歳という設定(見えない)には笑ってしまったが
私は楽しめました。

後半のお話になる(…

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つまさきだちの恋心 小説

柊平ハルモ  佐々成美 

自己中攻め

広告代理店勤務で老舗和菓子メーカーをプロデュースすることになった攻めと、中学を卒業してすぐにその和菓子メーカーの工場に就職した受け。

健気な受け、年の差、体格差、など個人的に萌え要素満載だったのですが、萌える、とかではなく、何か・・犯罪の匂いがしてしまいました。
まんま遊び人の攻めが自己中過ぎて(-"-;)
いい大人が純朴な少年に目を付けてウブさにつけ込み弄ぶ、という感じ。振り…

1

吐息まで罪の色 小説

柊平ハルモ  笹生コーイチ 

二人の世界

章博は大手証券会社に勤める優秀なディーラーで、カフェで知り合った16才の陽海と相思相愛の仲。しかし陽海の親に無理矢理引き離されてしまい、その後陽海は行方不明に。
恋人を探し続ける章博はやがて裏社会に身を置くようになります。
そこへ陽海と瓜二つの少年、海が現れて・・

ミステリー的なワクワクもあって面白かったです。
詳しくレビューを書いてネタバレしてしまうと楽しみ半減かなと思うので感想だけ…

1

とまどいの行方 小説

柊平ハルモ  あさとえいり 

苦悩攻め

受けに惹かれながらも過去の負い目から素直にそれを表すことができない攻めと、攻めへの恋愛感情を自覚したての思春期の受け。

全体的に、攻めのトラウマ解消の過程、という感じかなぁと。
脳外科医の攻めは、過去に幼馴染(受けの父親)を密かに愛しており、そしてその人の妻(受けの母親)の手術を担当、本人とお腹にいた胎児(受けの弟)を救えなかった、という辛く複雑な過去を持っています。

よく考えると受…

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