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2/3(合計:25件)
尾崎南
ゴミ蔵
高校時代、友達から回ってきて読んで、当時それまで他には見なかったテイストの作品だったのでハマって、ココまでは買いました。 元は二次創作という出自から見ても面白い作品だった。 けど、それ以降のは完全に蛇足。 読むのはここまでで十分じゃないかと。 それ以降も一応一通りは読んだけど、そう刺激的な設定ばかりを詰め込まれても…。 キャラ大事にしない点でもなんか違和感感じて入り込めなくなっち…
葡萄瓜
「絶愛」と「BRONZE」を先に読んだ上で この本を読まれた方はきっと強烈な違和感を 抱かれる事でしょう。 言うなればこの一冊は楽屋落ち的な内容です。 内容から考えれば裏設定集と言ってしまっても 良いですね。 又、尾崎南と言う作家だけが持っていた何かを 知る為の手掛かりになるかも知れません。
『絶愛』と時折重なりつつ、時に『絶愛』よりも 深い部分を見せる。 尾崎南の構成要素としては商業も同人も必要 だったのでしょう。 荒々しい劣情を至高の関係の構成要素とした、 その手腕は両輪が無ければ成立し得なかった でしょうし。
恐らく、『絶愛』の基盤となった感情を描く手法で 出力された同人誌の総集編としてはこの巻で 一区切りになる筈です。 絵柄もまだ80年代の名残を留めておりますし。 いわば正伝の終わり、と言う感じでしょうか。 しかし伝説はここでは終わらなかったのです。 終わらせる事が出来なかったのかも知れませんが。
『絶愛』を深く知る為には、『独占欲』を通読した 方が良いのかも知れません。 『独占欲』が裏に当たるのか表に当たるのか、 評者も未だに判じかねておりますが。 目に見えない空気に劣情を含ませるのは、 技でしょうか。
尾崎南さんの紡ぎ出す作品が単純にエロだけ だったならば、評者は多分BLの世界からさらりと 足抜けが出来ていたでしょう。 まったく。 劣情を綴ったその筆で永遠を説かれては、つい コロリと行ってしまうじゃないですか。 そう言う時代だったのかも知れませんが。
尾崎南が尾崎南でしかなく、他の作家さんと 同じ位置に安住出来なかった理由はこの本に 収録された『汚レタ純情』を読めば判り易いかと。 アンソロジーに収録されているのは、無毒化された 尾崎南の出汁ガラに過ぎないか、と。
多分これは評者の勝手な思い込みですが、 キャプテン翼同人誌に触れた方の中で 尾崎南さんの作品に触れた事のない方、と 言うのは多分居ない様な気がします。 評者も彼女の作品に洗礼を受けてしまった 一人です。 粗筋にある様にこの「独占欲」と言う再録 シリーズはこの版に至るまでに二回版が 重ねられています。 筆者が触れたのはこの版になる前、二回目の 版だった筈です。 もしこのシリ…
もち子
尾崎南さんのバブリーな伝説とあのマー●レットでBLを連載? しかも受と攻が某少年漫画のキャラを使っている?と言う話を聞いてからずっとずっと気になっていて読みたかった作品です。 この作品が発表された時には私はギリギリで生まれていません。 だけど読んでみて感じたことは、尾崎さんの作風は今のBL文化に多大な影響を与え、その恩恵を今の私達は与えてもらっていると言うこと。 もし尾崎さんの絵柄に抵抗がない…
るな
初恋の少女が実は男・泉拓人だと分かっても、激しく愛してしまったミュージシャン・南条晃司。 体を重ねたが、悪夢にうなされる泉。大切な存在過ぎて手を出せずにいた晃司だったけれど――。 「絶愛」続編、第1巻。 巻数は1ですが、完全に前作「絶愛ー1989ー」の続きです。文庫版が出ているので初めての人はそっちから読んでください☆ で、この作品連載されて20年程経ちますが…未完です(T_T)!まだ終わる…