妃川螢さんのレビュー一覧

犬のキモチ 小説

妃川螢  きりみゆうや 

主人の幸せとネコを愛するワンコです

イヌのレオンがストーリーテラーみたいな感じで
飼い主の恋の行方をレオンを取り巻く環境と気持ちと
共に進んでいくお話であります。
飼い主だけでなくてレオンの飼い主の幼なじみの家の
ネコちゃんのクロとの種族違いのほのぼの交流もあったり
ラブストーリー&ペットの世界の出来事もほのぼのとした
感じで描かれている素敵なお話でもあります。
既刊同時発売の「猫のキモチ」と合わせて読むと楽しさ倍増!…

1

犬のキモチ 小説

妃川螢  きりみゆうや 

クロが可愛い。

展開はまぁ、お決まりの、といったところでしょうか。
妻と死別したシングルファザーの銀行マンと、父子が客として訪れた家具屋の主が…という、真新しさは無い設定です。

変り種であろうオール犬視点という点においても、このケビンが頭が良過ぎる、というか人間心の機微に聡過ぎて、どうにも。第三者視点の話を普通に読んでいるような感覚でした(笑
動物視点なら、子猫のクロ程度(人間でいえば3、4歳?)の精神…

1

恋をしただけ 小説

妃川螢  実相寺紫子 

長いすれ違いが終わる時

文庫化再販のシリーズ2作目のカップルは榛名家長男の静己と
大学の同窓で10年来の付き合いがある元ホストで若手実業家の
鳳とのすれ違いのラブストーリー。
掛け違えてしまったボタンをなかなか直せないままに10年の
月日が流れてしまった二人のお話なんですが静己の意地っ張り
具合と言うか頑固さがかなり際立ってるお話でもあります。
3兄妹で1番寂しがり屋なのもこの静己のような気がしますね。
1…

0

猫と恋のものがたり。 小説

妃川螢  夏水りつ 

ネコ好きにはたまらない萌え話

妃川先生の作品にはネコが出る作品が結構ありますが
この作品のネコちゃんは愛のキューピットまで
しちゃうくらいキャラだちしてますね。
ちょっぴりファンタジーテイストで優しいお話でした。
動物と会話が出来たら・・・ペットを飼っている人なら
1度は思ったことがあるのではないでしょうか?
今回の話で攻め様であるバツイチ子連れ翻訳家と
ネコの里親探し&ネコカフェを経営してる受け様との
ほんわ…

3

甘い束縛 小説

妃川螢  実相寺紫子 

ちょっと痛め

 ようやく自分の気持ちを確かめ合って結ばれた蘭生と紘輝は甘い蜜月を送っていた。
 ところがそんな時に現れたのが、蘭生の英国時代の幼馴染みキース・マクアート。観光を理由にあちこちに蘭生を連れ出したりして、蘭生を独り占めするキースに苛立つ紘輝。
 突然会えなくなってしまった二人はすれ違いも多くなってしまって、偶然、見た史世の携帯に紘輝のナンバーを見てしまい、蘭生は不安に駆られる。そんな蘭生に対…

1

これが恋というものだから 小説

妃川螢  実相寺紫子 

見た目は大人、中身は…


敏腕社長×お花屋さん
ということで、攻めの国嶋は鬼畜かはたまた大人包容系か傲慢か…と想像していたんですが。

中身は何ともコドモ(笑)
未咲と出会った高校時代と何ら代わりのないままです。
一途に未咲を想って、と言えば聞こえはいいですが隠し撮り写真を生徒手帳に挟んだり待ち受けにしたり…
当時問題児と言われていた国嶋のそんな一面、周りが知ったらびっくりだったことでしょう(笑)

成長して大人になって...

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甘い口づけ 小説

妃川螢  実相寺紫子 

突然の……?

 前会長で幼馴染みでもある史世の頼みで、生徒会長に立候補し、当選してしまった篁蘭生。
 実は蘭生は、影のアイドル、とも言われ、学園内でも人気があるのだが蘭生自身にその自覚はまったくない。
 蘭生は、その人気と自身の能力で順調に生徒会長としての仕事をこなしていた。
 けれど、そんな蘭生にいつもつっかかってくる人物がいた。
 それは運動部長の安曇野紘輝だった。
 蘭生以外には唯一の二年生の役…

2

イリーガル・ラヴ 小説

妃川螢  沖麻実也 

脇役が目立ち過ぎ

この作品の他にサイドストリーが出る予定だからでしょうが
今回のお話の二人は薄めのキャラだったように思います。
大人の駆け引きで、お互いの立場が立場だからですが、
個人的に今回のキャラ二人に思い入れが出来なかったです。
マフィアのボスである攻め様の過去話もサラッと流し気味だったし
マフィア的な要素が薄いと言うか、単にセレブ的と申しますか、
次回の主役二人の方がいい味出してました。
次回…

2

愚かしくも愛おしく 小説

妃川螢  稲荷家房之介 

根っからのリーマンものです。

これにはBLってつけちゃだめっすよ。

企業戦士のお話にからめているだけです。
オトコノコじゃない。オトコの話っす。

仕事の出来る男前の受。その後輩で今現在は上司の攻。
可愛い後輩で恋人にだったが、会社の御曹司だったことがわかり立場を考えて別れる。
しかし、別れの言葉を忠実に守り一回りも二回りも大きくなって戻ってくる攻。
ただただ、受を手に入れるがために。

健気じゃないっす…

1

王様のデセール -Dessert du Roi- 小説

妃川螢  水貴はすの 

一目ぼれだったのよねぇ~

もう、これは運命的な出会いですよね。
きっとお互いが一目ぼれ状態だったんでしょう。
受け様は、行きずりな一過性な出会いだったと思ってるけど
貞操観念が低いわけじゃなし、まして同性なんだから・・・
攻め様は、寡黙でなかなかわかりづらい人だけど
なんとなく、それは受け様の為にって言うのが伝わってきます。
不器用な人ですが自分の信念を曲げない強い人。
受け様は徐々に自分の気持ちに気づいてい…

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