妃川螢さんのレビュー一覧

伯爵と身代わり花嫁 小説

妃川螢  水貴はすの 

甘くて可愛い身代わりラブストーリー

このところ何かと疲れ気味なので、タイトルと表紙イラストの並々ならぬ『ベタ甘』加減に惹かれて、普段は読まない妃川さんですが衝動買い。←いまはほぼ完全に限られた作家買いなので滅多にしないんだけど。

妃川さんは、決してキライじゃないんですが基本的な作風が合わないんですよ。所謂『お仕事・リーマンもの』(個人的にすごく苦手なんです)がお得意というか多い作家さんなので。

なので、こちらは書店で見か…

5

マルタイ ―SPの恋人― 小説

妃川螢  亜樹良のりかず 

だ、だまされた!

読み終わったとき、というか途中でだまされたーっ!と思うかたも多いんじゃないでしょうか(笑)
誰にだまされたかというと、ここはやはり妃川先生と亜樹良先生のおふたりに…

ありそうでなかなか無いのが、体格受け>攻めなお話、強い受け>攻めなお話。
今回のふたりはそういう関係なのです。
大きなごつい体で強く真面目で朴念仁な室塚(受)と、大きいけどすらりとした美形のアナスタシア(攻)
室塚はSP…

4

マルタイ ―SPの恋人― 小説

妃川螢  亜樹良のりかず 

えっアナタが受けですか!

既刊「鎖─ハニートラップ─」の続編スピンオフで、前回の受け氷上のSP時代同期の
室塚がなんと受け役で登場しておりまして、見た目も体格的にも攻めなのですが、
実はほだされタイプで乗っかることは出来なけど乗っかられたら流されてしまう、
そんな堅物外国要人担当SPが受けなので奇妙なギャップがあります。

受けになるのは現イタリア首相前妻の息子でアナスタシア、豪奢な外見を持つ
才色兼備ですが、…

4

恋より微妙な関係 小説

妃川螢  実相寺紫子 

初めての犬!

「これが恋というものだから」の主人公・国嶋のお兄さんである杉原(受)のお話。
このシリーズはペットがいい脇役なのですが、ここで初めての犬!それも大きなシェパードです。
まず一番言いたいのは実相寺先生の描かれる動物が素晴らしいということ。
これまでも猫やフェネックが出てきましたが、どれもモフモフしてて可愛い。
今回は大型のシェパードですが、これもカッコイイ!賢そう!と、視覚からもばっちり動物…

2

鎖─ハニートラップ─ 小説

妃川螢  亜樹良のりかず 

全て愛ゆえに

ドイツの大企業の社長とSPとの再会ラブ、それも2度目の再会ものです。
二人は幼い頃に出会い、互いに相手を女の子だと思い込みプロポーズするくらいに
美少年で、男の子同士でお嫁にももらえないし結婚できないと知った後も
いつまでも一緒にいたいと思うくらいの仲良しになり、親の帰国で日本へ
戻ることになった莠に必ず迎えに行くと約束するレオンハルト。

そして再会は大学生で、レオンハルトは大人とし…

2

鎖─ハニートラップ─ 小説

妃川螢  亜樹良のりかず 

再会もののSPものだけど

本末転倒なことかもしれないんですが、私が萌えに萌えたのは過去の回想シーンでした…

お話はオーソドックスな再会ものです。
SPの莠(受)がレオンハルト(攻)の護衛をするように御上から命令される、と。
いくら大企業の御曹司とはいえ、一般人の護衛などしないSPなのになぜ莠がその役目を担わなくてはならないのか。それがサブタイトルにかかっています。

子供のころ、父親の赴任についていった外国で…

3

プライベート・シェフ 小説

妃川螢  海老原由里 

真面目で草食系な攻めに育ちました!

既刊「この嘘がつづくまで」のスピンオフ作で、小さかった李央くんが
すっかり成長して悩める青少年の高校生、それも受験生になっていました。
そんな李央くんですがなんと10歳以上も年の離れた人気俳優とラブラブ展開。

父子家庭でその後父親のパートナーとの生活で一般的な家庭とは違うけれど、
愛情を注がれ、素直に優しく育った李央。
それでも子ども時分は父親と共にしていた料理を中学生の思春期から

1

プレイヤーズ・コネクション 小説

妃川螢  雨澄ノカ 

ありえないわと思うけど

なんというか、こういう王道ストーリーは大好き。
所謂、すれ違い・勘違いラブストーリーですね。

エンペラーズ・コネクションのスピンオフになっていますが、読んでなくても多分問題はないです。
こちらも殺人事件と恋愛が織り交ざって話が進んでいくのですが、エンペラーズ側より恋愛要素は強いんじゃないでしょうか。
おそらくセフレってキーワードがあるせいですかね。

刑事同士とはいえ、こちらのふた…

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エンペラーズ・コネクション 小説

妃川螢  雨澄ノカ 

ライバル同士と刑事の勘

妃川先生の刑事もの、好きなんです。
ちゃんと組織のことも分かりやすく説明してくれていて、「そんなバカな!」と言いたくなることがないので。

港署管内で起こった殺人事件で突然コンビを組まされることになった東原(受)と御門(攻)
軽口を叩いてくる御門に胃をキリキリさせてる東原のやり取りが微笑ましいです。

これは主に事件を追うことがメインストーリーになっているせいで、ちょっと恋愛要素が薄目…

2

悪魔公爵と愛玩仔猫 小説

妃川螢  古澤エノ 

お兄ちゃん編

前回のヘタレご主人様も好きでしたが
今回のお兄ちゃん編のように、
しっかりしてるご主人様が振り回されてる(?)のも大好きです。

今回は前回の執事と違って落ちこぼれ
ご主人様と執事が前作と正反対なんですよね。
今回はちゃんと執事にさえもしてもらえてませんが…(^^;)

でも落ちこぼれだからこそクライドに対して
他の悪魔なら恐ろしくて言えないこと、できないことが素直にできる。

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