鳩村衣杏さんのレビュー一覧

兄弟は恋人の始まり 小説

鳩村衣杏  陸裕千景子 

表紙に癒されます。

28歳で親の再婚により、義理の弟が出来るらしい。叶わない夢だと思っていたけど、昔から弟という存在に憧れていた。。。しかしその義理の弟は同期の苦手なあいつで!?というお話でした。

同じ出版社に勤める同期(とそのお父さん)が突然家族になります・・・と顔合わせの時に初めて相手の顔を知った、受けの鍛冶舎 一(かじしゃ はじめ)。「なんじゃそりゃー!」状態です(笑)

なんせ愛くるしい表紙とは裏腹…

5

不運な不破氏の愛人契約 小説

鳩村衣杏  タクミユウ 

むしろ幸運!?

タイトルに“不運”とついているだけあって、
序盤は「そんな立て続けに色々あったらもし自分なら立ち上がれない…」と
思ってしまうような出来事ばかりです…。
でも最終的にはうらやましい限りですよw

お人好しで天然で真面目すぎる隼人(35歳)は
三人目の子供が生まれる先輩に代わってリストラされ
その前には離婚もしているし
姉が守る両親が残してくれた喫茶店は経営困難、
おまけにその場所…

5

編集長の犬 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

面白かった!

お仕事ものBLが好きなので、ストーリーがとてもしっかりしいて面白かったです。
何よりカップリングが、どうせ右が受けなんだろうなあ、左の方が受けなのが好みなのに…と思って読み始めたら左の佐治さんが受けで衝撃。

ややヘタレで負けん気の強い真面目な攻めと、仕事に一切の妥協を許さず、プライベートと仕事を明確に線引きする男前な受けの組み合わせが絶妙です。
受けの佐治さんがほんとにズバズバものを言う…

2

兄弟は恋人の始まり 小説

鳩村衣杏  陸裕千景子 

義兄弟って素敵すぎる響き!!

『あなたは僕のマスコット』を先に読んでしまいまして、
登場してきたカジーシャ(w)が気になったものですから
遅ればせながら読ませていただきました。

同じ出版社で働く同期の瑳苗(さなえ)があまりにもハイスペックイケメンで
鍛治舎一(かじしゃはじめ)は入社時こそ嫌っていなかったものの
自分だけには何年経っても愛想がなかったり
ご尤もすぎる理論でねじふせてくるような態度が気に入らないw

2

あなたは僕のマスコット 小説

鳩村衣杏  葛西リカコ 

どちらも魅力的なキャラ!

鳩村さんのお仕事BL、今作もお見事でした!
お仕事のお話に比重が傾くと恋心が薄くなってしまうし
恋心ばかりになるとお仕事の内容が浅くなってしまうし。

主人公の譲は、人や物をカテゴライズするのが嫌いで
深く理解しようとする事がなかった為
「他人に興味が無いのね」と付き合った女性に言われた事があります。
そんな譲が勤めている出版社の専務秘書から法務に異動になって、
取引先のグッズ関連…

3

眠れる森の弟 小説

鳩村衣杏  みずかねりょう 

眠れる森の弟はウブで可愛いかった

みずかねさんのイラストとタイトルでシリアスな兄弟もの禁忌かと思っていたら
蓋を開けてみれば、確かにいづれは義兄弟だから問題も起きると思うけど
この作品に至っては義弟が可愛すぎる。

お兄ちゃんと呼ぶ姿はギャップありすぎる長身イケメンでかなりヘタレ気味。
対してそのお兄ちゃんは美形な男前で面倒見の良い先輩系。
性格的にはしっかり者のお兄ちゃんと寡黙で研究肌だけどお兄ちゃん大好きな弟で

5

八木沼酒店にロマンスは売っているか? 小説

鳩村衣杏  伊東七つ生 

貴方に酔わされてしまいそう…

商店街の人々の温かさと、盛り上げていこうとする努力、
日本酒を造る側の想いと売る側の熱意、
でもきっちりラブストーリーも自然な流れで盛り込んでいて
かなり読み応えがありました!!

小さじ一杯でアルコール中毒のようになってしまう北折は
勤めていた会社を退職し、
はごろも商店街にある八木沼酒店の2階に仮住まいすることになります。
そこの店主・八木沼は客への応対は良いけれど
北折には…

7

八木沼酒店にロマンスは売っているか? 小説

鳩村衣杏  伊東七つ生 

日本酒を一杯ひっかけたくなります☆

商店街にある酒屋が舞台ということで、人情味ある温かな雰囲気がとても素敵。
それでいてビジネスとしての日本酒販売という現実的なテーマもうまい具合に盛り込まれ、大人の鑑賞に堪えうる恋愛ドラマとなっています。

お酒好きな方には特にオススメしたい作品です。
出てくる日本酒の名前や味の形容などとても表現豊かで、すぐにでも日本酒を買いに行きたい衝動に駈られましたw


会社を辞め酒屋の二階を間…

6

八木沼酒店にロマンスは売っているか? 小説

鳩村衣杏  伊東七つ生 

受けキャラの生真面目な天然がツボ

浪漫乃音、そんな素敵な名前の日本酒が出てくる酒屋さんを背景にした作品で
主役二人は共に元商社のキャリアなのも一風面白い設定でした。
リストラをする側の立場だった北折は心が病む前にと自ら退職し先の希望も目標も無く、
とりあえず焦らずにと考えながら部屋探しをしていたときに不動産屋に紹介されたのが
八木沼酒店の空き部屋で入る条件と言うのが酒屋の手伝いと商店街のお手伝い。

今ではすっかりお見…

7

部長の男 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

大型犬

「部長の男」という題名もありますが、
まず表紙に目を取られますね(;´Д`)どういう作品なの!?と

個人的には女子に間違えられそうな受け様を好んで読んでいますが
今回は自分なりに冒険しましたw

リバということで主に攻めの部長さまはゲイで仕事も恋も順調で
男盛りでもあるし、素敵な上司です
受け様はかなり真面目ちゃんで世間ズレしておらず・・・ときて
見た目女子と思いがちですが、ガ…

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