梅太郎さんのレビュー一覧

最期の恋 コミック

梅太郎 

ホラー風味の短編集

残暑厳しい秋にぴったりの、ひんやりホラー系短編集。

◆表題作はタイムスリップもの。
30歳にして余命半年と宣告された主人公(受)は
高校時代好きだった親友(攻)が殺されたと新聞で知る。
意識を失い、目覚めると高3の頃に
タイムスリップしていて…。

この表題作は個人的に「なんじゃこりゃ」ですw
タイムスリップできた理由も、攻の死を止める方法も
何も分からないまま
なぜかラブ…

4

ここでは密やかに コミック

梅太郎 

当て馬の思いが切ない

吸血鬼ものとは分かっていたが、プロローグが抜けている?
というか、ページ間の些細な繋ぎで「ん?」と引っかかりながら読んだ。
(何ていうか、小説に例えると行間、間を読む必要があるというか…)
でも、雰囲気は好きなんだよね。

男相手に売春している高校生・遠野蜜は謎の男、アカツキに出会った当初から吸血され抱かれてしまう。
その後何度かアカツキに会っても記憶が曖昧なのだが、彼を吸血鬼として意…

1

千束さんに伝えて コミック

梅太郎 

これで大団円?

シリーズ五作目。

前作でやっと安心して読めると思ったのに、千束さん(ほろり)
申し訳ないのですが、この二人で波平くんは幸せになれるんでしょうか?
庶民感覚を田舎臭いとか、やたら蔑まれるのは嫌だなあ。嫉妬や焦りからの発言だと思いますが、こういう時に本音が出る気がしてもやもや。
先輩といると安心出来るっていうのがすごく分かるんですよ。別に恋愛感情抜きにして。
ラストはとても良かったですが…

1

もう君を待たない コミック

梅太郎 

波平くんが色々素敵でした(笑)

シリーズ4作目。
千束さんがやっと何となく大丈夫になってきたかも。
矢張り心底「俺様攻め」が不得手なのでした。すみません。

意味深なタイトルですが、二人が別れるとかそういう展開ではないので安心。
前回出てきた腹黒同僚の従兄で波平くんの元彼と千束さんが昔好きだった子の二人が「世を拗ねる会(笑)」を結成する話でした。
しかし、元彼が屑過ぎて素晴らしいです(笑)
陰謀も不成功に終わり、結…

2

薬指が知ってる コミック

梅太郎 

もう少し千束さんが分かりやすかったら、もっと好きになれる気がします。

千束×波平シリーズ、三冊目。

お話は安定していて読みやすいですが、安定して千束さんの個人的好感度も微妙なままです(笑)
読みやすいし、好きな作品です。絵もありえないデッサンが出現しても気にならない程度には慣れました。時々、ハッとするような綺麗な表情があったりするのに、デッサンの狂いは勿体ないなあと思います。(主に千束さんが時々バランス可笑しいですよね。顔がでかかったり)
好きなのに踏み込…

1

眠れない恋人 コミック

梅太郎 

私は矢張り、千束さんより梶さんの方がいいなあ。

千束×波平シリーズ、二巻目。

いかにも当て馬な英国貴族さんが登場。
千束さんはそっちの血筋だそうで、色々セレブなんですなあ。
まあ、色々ありつつ、丸くおさまる訳ですが、この間は比較的マシな気もしますが、全体的に千束さんは言葉が足りな過ぎる気がします。それで「分かれ」って無理な話な訳で。あと、セレブ生活に意味がないといいつつ、波平くんの生活を「安い」と云ってしまったりするのは、ちょっと苦手…

1

社長、華麗につき コミック

梅太郎 

ストイックな中にも甘さが♪

攻×攻といえばこの二人!
というくらい個人的に大好きなカプの続編。

前作で一応恋人になった、社長の柚原と次長の衣荻。
元はバリタチ同士で、柚原が衣荻にベタぼれ。
攻め受けが決まっても、
受けの衣荻の方がリードをとっている
男前受け圧倒優位な関係です。

今回は、そんなクールで男前な衣荻が
自分で思っている以上に柚原を好きだった…と自覚する話。


財閥御曹司である柚原に…

4

明日、彼のベッドで コミック

梅太郎 

あ、そうか。ハーレクインだ!

あ、そうか。ハーレクインだ!
受けが拘る「同性」を「育ちや家柄」に変えたら、正にハーレクインセレブ物ですね。受けが全員女子だったらと想像したら、面白いくらいぴったりハマりました。
高い評価の方の「絵は話が進むと気にならなくなる!」という言葉を信じて購入。
ああ、なるほど。
絵は癖がありますが、横顔はとても美しいです。正面の顔のバランスや時々攻めの顔が大き過ぎたり、基本的に稚拙な絵ではないだ…

2

明日、彼のベッドで コミック

梅太郎 

千束&波平シリーズ1作目

このシリーズはお話が丁寧で、付き合い始めから一つ一つ乗り越えて二人が本当に信頼し合えるカップルに成長していくシリーズの第1作目です。

登場人物みんなが健気で誠実でやさしくて、いい人ばかりです。
受けの波平君が、ただ健気で素直なだけの子ではなくて、実はけっこう経験豊富だったり、振られてもちゃんと立ち直る強さを持っていたり、あまり口数の多くない千束の真意をちゃんと汲み取れたり、と意外とできる子…

2

課外授業 コミック

梅太郎 

綺麗にまとまった作品

1冊に1カプのお話で、本当にこの1冊という長さに綺麗にまとめられた作品だなぁと思いました。ラストも、あれ以上続いたらこの作品の良さが無くなると思うし、あの余韻の残し方が私にはベストでした。

カップルがどちらも病んでいるためトーンとしては全体的に暗く進んでいきますが、最後には光が見えますのでご安心を。

この作者さんのほかの作品、できるなら「千束&波平シリーズ」と「ぼくが愛してあげる」など…

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