猫田リコさんのレビュー一覧

オレの男に手を出すな コミック

猫田リコ 

申し訳ない。

表題作のイメージにホイホイされたのですが・・・
題材は嫌いじゃないんだけど、けど。
この人の男の体の書き方、正直言って好みじゃなかったですorz

自分、「逞しい」表現なら筋肉の厚みや脂肪の少なさを想像するのですが、
この方の書かれるたくましいは、なんというか分厚い板みたいな感じ。
締まってないプロ野球選手のような体格、というか・・・。

そうなる「前」の子たちは華奢で割合普通なの…

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おつかいくん コミック

猫田リコ 

理屈はいらない猫田ワールド

『泣キ顔ミマン』でちょっとクセになってしまいました。
オリジナリティあふれるお話と絵柄、
私の苦手なショタ系も無いわけではないのですが、
どうにも気になってしまいます。

躰だけの関係かと思いきや、
そこにはお互い口に出来ないだけの愛があって、
ハッピーエンドな短編集です。
どれもきゅっとするシーンがありますが
一番好きなのは『黒い車』。

コンビニでバイトしていたイケメン高…

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泣キ顔ミマン コミック

猫田リコ 

麗人らしからぬ絵柄と思いきや

H描写がドギツイわけじゃないのに、何回もしていないのに
何故か色気がありました。
口元とか流し目がぐっとくる感じ。

実は猫田さん初読みです。
セリフがそんなにごちゃごちゃしていなくても伝わるものがあるって
やっぱり漫画家さんの力量といいますか。

藤先輩が徐々に独占欲小出し(丸出し?)していく様子が良かった!
男子生徒に二科が言い寄られてるところ、楽しめましたw
5話+描き下…

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泣キ顔ミマン コミック

猫田リコ 

長い時を経て

初恋が成就する物語。

表題作は現代物。
中学の部活の先輩と、大人になってから同僚として再会する話。
再会する職場が、中学校。
二人は中学の教師になっていて、学生だった頃の思いを、中学校という場所で、嫌でも意識するわけで、、、。
この、中学生時代の二科がメチャメチャ色っぽくて、よく嫌がらせ程度ですんでいたな、と。
作品中でも、同僚先生や、生徒に迫られていたけど、よく今までそういうアプ…

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少年地獄 コミック

猫田リコ 

独特の世界観

攻め:表紙、向かって左側(奈良文)
受け:向かって右側の目が大きい方(一二三)

この「少年地獄」は短編集で、7編の物語が入っています。
■少年地獄
一見、不良×学校の人気者…というお話なんですが、実は受けの一二三は奈良文にだけは本性を見せている腹黒の悪魔で、攻めの奈良文はそんな一二三の(不本意ながらの)いいなり男。
奈良文の『思えば一二三尽くしの人生だったなぁ…』から始まる独白のリズ…

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泣キ顔ミマン コミック

猫田リコ 

新しい猫田リコの世界

ちょっとノスタルジックな絵と設定、そしてファンタジーとも見える不思議な世界観だったり、そんなイメージがある猫田リコさんの作品が、今回はごくごく普通の現代の、そして設定も展開もいたってシンプルな展開に、新しい新境地を見た気がします。
そして、その展開はごく普通なのに、不覚にも(?)キュンとしてしまう!
一連の作品の表題に「顔」を持ってきてるのも、登場人物の表情が魅せています。

表題含め『横…

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丸ノ内ラプソディ コミック

猫田リコ 

やっぱり猫田さんにリーマンものは向いてないと思います

ビバノンノン 中立
ビバノンノンって何?
雨色 中立
これ云ったらお仕舞なんだけど「だったら娶るな」
まいまい神 萌え
コメディタッチです、ちょっと面白かったかも
骸、そして灰 萌え

あとがきが一番切なく胸に迫ったよ……
本当は中立なんですが、猫田さんに売れてほしいなという思いを込めて「萌え」でw

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少年地獄 コミック

猫田リコ 

「学園のアイドル」とか「小悪魔」いう設定自体が苦手だというのもありますが

一二三がクソガキすぎてダメでした

犬を飼う男の友人 中立
主人公が脇役過ぎるかな
変える男 中立
浅香は攻めが良かったな

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ザ・青春 コミック

猫田リコ 

YA・RA・RE・TA!

私も猫田さんの作品集の中でこれが1番好きです

猫田さんの描く、
飄々として線が細くてキレイで、儚げで
この世の苦しみとか笑って流しそうな、強くて
冷めてるのに熱い攻めが大好きなんです
一つもハズレが無かった!
「青春」このキーワード、大好き

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イエス・マスター コミック

猫田リコ 

瞬間累積

この作者さんの紡ぐ世界の艶っぽさは、
瞬間と瞬間の隙間からにじみ出てきます。

この方の色々な作品を観て来て思うのは、
微塵も動かぬ止め絵の上手さ加減です。
一コマ一コマがスチール写真の様に構成され
そこには余分な動きが入り込む余地が
一切無い。
そう言う固まった断片を積み重ね、そして
その隙間からにじみ出る何かに補足の深みを
語らせる。
これも映画的な作り方なのでしょう。

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