如月弘鷹さんのレビュー一覧

発情 小説

岩本薫  如月弘鷹 

軽くて読みやすい

以前から気になっていたシリーズです。
最近 新作が発刊され、
自分の性格上「読むなら順を追って読みたい」と思い、
まずは第1作目であるこちらを読んでみました。

読んでいる最中から感じたのは『安定感』。
良くも悪くも期待通りな印象です。
全体的にタッチが軽く、
途中からのトンデモ設定も重くなくて
サクサク読めました。
悲壮感も無く、さっぱりしていて、
頭を使わずに読めるので、…

3

奇跡の恋人(新装版) コミック

如月弘鷹 

表紙だけは好み

新装版とは中身は古いということ、それを思い知らされました。
表紙にはなかったバタ臭い絵のもたつき、不自然に固そうな鼻先、刺さりそうなアゴの感じ、目の力の弱さ。
何もかもに自分が好まないタイプの古さを感じさせられました。

ウチの探偵知りませんか?はまさしく神!な絵だったんですが、それは物凄い進化の上の形態だったんですね。
表紙に騙された感覚が酷すぎて、またそれを覆せるほど熱い中身もなくて…

1

HANGER-執行人- 1 コミック

如月弘鷹 

中立ですがこれからどうなるかに期待

まだレビューがありませんので書いてみます。
近未来ものです。
過去にドラッグを多量に使用したことによって犯罪を犯した服役中の犯罪者と一緒に他のドラッグを使用している犯罪者を捕まえる、その活躍によって服役中の犯罪者の服役期間が短くなっていく・・・て感じでしょうか。
どうもそのドラッグを使用したら普通の人間ではなくなるような感じです。ものすごい能力を手にいれる代わりにいろんな代償もあるようです。…

4

発情 小説

岩本薫  如月弘鷹 

モフモフでエロい話のはずが侑希先生にやられました

 なぜなのか、何度読んでも泣けるシーンがあります。レビューを書いていても泣けてくるという・・・
 峻王が人狼だという秘密を知っている侑希先生が、その秘密を守るために神宮寺家の者たちに監禁されて殺されそうになったとき、峻王は先生と2人で逃げようと試みて監禁されていたビルの屋上に行くのですが、そこで逃げ切れなくなってしまい、峻王は先生を守るために狼に変身して、そこに現れた迅人(峻王の弟)にまで牙を向…

4

発情 小説

岩本薫  如月弘鷹 

攻めが少しずつ受けに心を開いていくのがいい!

大好きな先生生徒ものです。しかも、生徒X先生。
★年下・執着がお好きな方にはおすすめしたい作品です!

この作品が特にいいところは、攻めの生徒側が少しずつ心を開いていくところですね!
攻めは人狼です。獣です。
最初は発情期という生理現象で無理やり受けと体の関係を持ってしまいますが、そこから攻めの執着がはじまります。(毎日受けの部屋に入り浸りw)しかし、受けが獣である攻めに理解を示して行く…

6

禁じられた遊戯 小説

日向唯稀  如月弘鷹 

『別れさせ屋』の意味あるの?

『別れや本舗』のスピンオフになります。
前作の攻・幸太郎の仕事(別れさせ屋)仲間である樹莉杏(受)編。

こちらでは、樹莉杏は中学の同級生・稲村(攻)の専属通訳・翻訳者として派遣されてる立場です。

これ、単に樹莉杏が『裏で別れさせ屋をやってる』という設定というか肩書きだけで十分だと思ったんだけど。

『別れさせ屋』としての仕事をしてないからどうこうではなく、強引に『別れさせ屋』…

0

別れや本舗 小説

日向唯稀  如月弘鷹 

ストーリーがどうの以前に

文体に挫けず喰らいついて(読み続けて)行くのに大変な労力を要しました。ツラかった・・・
『HP削られる』ってこういう心境なのかなあとしみじみ実感(ゲームしないのでわかんないんですが)。

日向さん作品は、この非常に個性的な文体・書き方にいったんは挫折しました(『極・愛』で。決してつまらなくはなかったんだけど)。

その後、何年も経ってようやく再度挑戦し、(面白いとは思ったので、その後も…

0

笑顔の予感 小説

小林蒼  如月弘鷹 

ノリ反り加減

終始受の視点で語られる物語ですので、
先ずその時点でノリが合うかどうかの
関門が待ち受けています。
BLと言うよりは一人称で進行する
ライトノベルノリだと思ってみれば
結構ノリ易いかも知れませんね。
何しろ初出が20年近く前、ボーイズラブと
言う言葉が独占コピーから共有認識として
使われる様になってから間もない頃の
作品ですので殊更に明朗さを前面に
押し出してと言う風潮もありま…

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発情 小説

岩本薫  如月弘鷹 

最初なのに・・・

シリーズの第1巻目にもかかわらず、今のところ出ている中で最後に読んでしまいました
なのでコミックスを先読みしてからのこの作品(;´Д`)

コミックスで流れは分かっていたので
読みながら細かな心情の流れがよみとれたらな~と思っていたら
これがガッツリ読み込めました!

攻め様に振り回されながらも、いざとなるとしっかり者の受け様
前半はどうにもならないぐらい苦しい心情でしたが
攻め…

1

発情 小説

岩本薫  如月弘鷹 

まさかのケモミミものでした。

タイトルと作家さん買いだったのでまさかケモミミ?変身ものとは知らず読んでました。
が、知らなくてよかったですすごく楽しめました。

地味な数学教師立花と何かと目立つ神宮寺。
神宮寺が学校に来なくなり家庭訪問することになった立花はある理由から神宮寺に突然犯され、しまいには家にまで押しかけられるしまつ。
立花の放つフェロモンに発情期の神宮寺がサカってしまう。
無理やり犯されるうちに神宮寺家…

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