如月弘鷹さんのレビュー一覧

110番は愛の蜜 小説

井村仁美  如月弘鷹 

タイトルは変えないで欲しかった…

『110番』シリーズの3冊目かなと思って購入したのですが…違いました。
収録されているのはシリーズ1冊目の『110番は恋のはじまり』と『花泥棒 恋泥棒』なので、1冊目を持っている方は違う挿絵で読んでみたいとか、加筆修正された部分を比べてみたいというのでなければ、特に購入する必要はないと思います。
出版社が違うので、タイトルを変えたのはそのせいもあるのかなとは思ったのですが、読者としては同じタイ…

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110番は甘い鼓動 小説

井村仁美  如月弘鷹 

シリーズ2冊目

『110番は恋の始まり』の続編です。
主人公2人は既に恋人同士になっているので、2人のなれそめを知りたい方は前作から読まれることをお勧めします。
前作から数か月後、警察官としての実習を終え、一旦警察学校に戻って2ヶ月で課程を終わらせ、高石警察署に刑事として戻ってきます。
主人公2人はもうラブラブの恋人同士なのですが、和久が忙しすぎて会うのもままならない状態。
そんな所に新しい事件も起きて、…

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発情 小説

岩本薫  如月弘鷹 

Love the story,love 峻王 and 侑希

I really find this story interesting though it's written ten years ago.
Teacher-student love and werewolf are attractive points.
It's my favorite story, and 峻王&侑希 is my favorite coup…

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発情 小説

岩本薫  如月弘鷹 

本能レベルの恋

発情シリーズ1作目。
個人的に一番好きなCPで、何度読み返してもキュンキュンします。

攻め・峻王の野獣そのものの横柄っぷりが太々しく
受け・先生の野獣を前にして病む姿が変にリアルで。

即物的なセックス(というより強姦)から始まる関係ですが、
『捕食する者と追われ逃げる者』から『恋人』に変わる変化にすごく萌えます!
ギラギラ肉食獣が可愛げもある番犬になってしまうのですよー(∩´/…

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夢の天球儀 小説

染井吉乃  如月弘鷹 

商業誌で続きは出てないのかな?

『虹の入江』からのシリーズ5冊目です。
このシリーズはちるちるさんで検索して、関連作品に5冊あったので、それで完結しているのかと思って読み始めたのですが…どうもそうではなかったみたいですね…。
といっても、ちるちるさんで検索してもこの後の作品は商業誌では出てこないので、同人誌でしか発行されていないのかなぁ…。
ここまで5冊読んできて、この作品も明らかにまだ続くという雰囲気一杯で終わっているの…

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雪の日の贈り物 小説

染井吉乃  如月弘鷹 

シリーズ4冊目にして!

『虹の入江』から始まったこのシリーズ、4冊目です。
今回はこのシリーズの要とも言える存在、レトロにとっては大きな転機となる作品になりました。
この出来事がいつ起こるのか、1冊目を読んだ時から待っていたわけですが…転んでもタダでは起きない展開でなかなか楽しめました。
前作『君のてのひらに』からは時間的には半年後で、主人公の希和が大学1年生の冬、クリスマス前後のお話です。
クリスマス前というこ…

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君のてのひらに 小説

染井吉乃  如月弘鷹 

安定

『虹の入江』から数えてシリーズ3冊目です。
2作目の『あなたに届けたいもの』の半年後、『虹の入江』からは約1年後のお話です。
相変わらずほのぼの甘々とした雰囲気で、恋人になってからは1年経つのですが、まだまだピュアな雰囲気はそのままでした。
それも主人公2人の体の関係を仄めかす台詞はあるものの、具体的な描写が描かれていないからでしょうか。

今回は希和の元彼女が登場して、普段は大人なニケ…

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あなたに届けたいもの 小説

染井吉乃  如月弘鷹 

シリーズ2冊目

ニケx希和カップルの2作目です。
あとがきには1作目を読んでいなくても「楽しんでもらえたらと、初作の気持ちで作業を進めました」と作者さんのコメントがあります。
この作品では既に主人公の2人はカップルになっていますが、2人のなれそめを知りたい方は是非1作目の『虹の入江』も読まれたらいいと思います。

前作より半年程時間がたち、希和は再び「なの・すたじお」でバイトを始めています。
そこへニケ…

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虹の入江 小説

染井吉乃  如月弘鷹 

なかなか面白かった

ちるちるさんで調べてシリーズ物の1冊目と思って読んだのですが、あとがきを読むとはっきりとは書かれていないのですが、何かのスピンオフなのかな?と思わせる記述があります。
脇役のキャラについて書かれているのですが、結局どのキャラを指しているのか私には分かりませんでした。
でも、もし別の作品のスピンオフだとしても、この作品だけで理解できます。

芸能界を舞台にしているので、一般人の世界より華やか…

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マイ・ディア・マスター 小説

ボニー・ディ&サマー・ディヴォン  如月弘鷹 

身分を越えて

身分差ものの決定版ではないかと思うくらいすごくよくて、興奮止まぬまま最後まで読んだのですが、最初にひとつ難を挙げさせて下さい。

挿絵のジェム(受け)がどう見ても子供にみえないです。
絵は綺麗でとてもよかったのですが、そこ、私にはけっこう重要な部分でした。なにせ大人と子供という歳の差の組み合わせが大好きでして、その条件を満たしているのに表紙を見て子供と大人だとは思わなかった。
なので、ジェ…

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