日生水貴さんのレビュー一覧

熱砂の国の教育係 ~甘やかな罰と御褒美~ 小説

日生水貴  タカツキノボル 

褒めて伸びる子なんです

とっても元気でやんちゃ、思ったことが直ぐ顔に出てしまう受けの尊。
そして相手役は尊の教育係になるキファーフ、そんな二人が主従関係プラス恋人に
なるまでを、二人の思惑や誤解と擦れ違い主従の関係と後継者問題を絡めながら
全体的にはコミカル路線だけど、そこに恋する切なさと信じていた相手の裏切りと
思える出来事が切なさを感じさせ、出会った時には単なるやんちゃなお子様だった尊が
異国の地で成長し、…

2

Cooking 小説

日生水貴 

ベタですが…料理は愛情!

本編のラスト間近でレスリーが真咲にケータリングしたグラタンの秘密。

レスリーが再び日本に渡るまでの語られていなかった部分も補足されています。
家族にたしなめられて反省するなら、もっと早く末息子を叱ってくださいよ家族の皆さん…。

好きな人ができた時、そこに至るまでの自分の行為や状況を『やっちまったよ…』と思うことは多々あります。

思うがまま生きてきたレスリーがそんなモヤモヤと傲慢のジレンマをご…

1

美食王子と食べ頃シェフ 小説

日生水貴  水名瀬雅良 

恋は胃袋から始まった。

餌づけで目覚めたワガママ肉食王子。

北原真咲(受)が作る野菜メニューしか注文しない見目麗しい圧倒的存在感の客。
彼がふいに姿を見せなくなったことを訝しがっているとカランディエラという王国から真咲指名のケータリング依頼が入り、その依頼主こそが第3王子レスリー(攻)で例の客だった…という導入。

その日本から遥か遠い異国で成人の儀の準備で食事制限を余儀なくされたレスリーの為に、真咲は野菜料理を作るこ…

2

美食王子と食べ頃シェフ 小説

日生水貴  水名瀬雅良 

横暴と言うより子供の我儘みたい

王子様とシェフの一筋縄ではいかない恋のゆくへで、日本のレストランでシェフを
している受け様の店にVIP客として現れるのが攻め様。
毎回来る度に、野菜料理しか頼まないし、口にしない攻め様を菜食王子様なんて
店では噂されるようになり、来る度に受け様の作った料理を美味しいと、
それにどこがどのように良かったかを付け加える程の美食ブリなのです。
そんな攻め様の為に受け様は喜んでもらえる料理を作っ…

3

キューピッドガーデン 小説

日生水貴  北上れん 

ほっこり癒し系

日生 水貴さん、初読みです。
概ね良かったです。あらすじは他の方々が書かれているので割愛します。

良かった点は、まず保育園の子供達がめちゃめちゃ可愛い事。実際の子供はこんなに可愛くないだろう~と思いつつ、癒されました。特に明日貴がとても可愛かった。シャイで弱々しいのに落ち込んだ唯人を守ろうとしたり励まそうとしたりするところには、BLとは違った意味できゅーんとしました。こんな子が自分の子供だ…

1

月下の華盗人 小説

日生水貴  緒田涼歌 

思うとおり!

 漆黒の外套と西洋風の仮面で姿を隠し、予告状のとおりに獲物を奪う――怪盗・朱ノ月。
 若き刑事・一晶は、ある晩、朱ノ月を追う途中で川に落ちたところを彼に助けられてしまう。
 そしてあろうことか、唇までも奪われてしまう。
 しかも、そのまま逃げられてしまうという大失態を犯し、刑事の矜持を傷つけられた一晶は、朱ノ月の逮捕に向けてますます熱意を注ぐのだが、なぜかあの夜の唇の感触を消すことができない…

0

キューピッドガーデン 小説

日生水貴  北上れん 

穏やかで優しい!

 オタク会社員・相模唯人に課せられたのは、開く有無の保育研修、しかも二週間!
 好きなものは機械や珍獣、苦手なものは小さい子ども、である唯人には地獄。
 けれど、着いた保育園では子どもたちの大好きな戦隊モノのヒロインに唯人が似ている! という理由で、一気に子どもたちに纏わりつかれる。
 何がなんだかわからない唯人のはそれから逃げる方法がなくて、硬直しているだけ。
 そんな唯人を助けてくれた…

1

一番美味しい恋のレシピ 小説

日生水貴  北沢きょう 

ほのぼの!

 高梨渉は、極度の偏食だった。
 それは、両親が離婚して以降、父親に引き取られた渉は手抜きばかりがうまい家政婦にジャンクフードや出来合いのお惣菜で育てられた。食事をする時にはマヨネーズが手放せず、ほとんどのものを「おいしい」と感じられずにいた。
 それを改善するために、連れて行かれた先は、渉が幼いころに「お兄ちゃん」と慕っていた現在は有名料理研究家・椎名涼司の家だった。
 突然、渉を置いて海…

1

キューピッドガーデン 小説

日生水貴  北上れん 

保育研修の成果とは

今回はキラキラオーラを放つ美貌をもつ青年保育士と
技術部からショールーム担当になった会社員のお話です。

それぞれに個性的な2人が
保育教育を通じて惹かれあってまとまるまでに。

受様は海外で評価の高い
精密な動物フィギアやビスクドールを扱う
会社で技術部に所属していますが

昨年、サービスから金融、鉄鋼から
子供向け玩具や絵本まで様々な業種を手掛ける
巨大企業グループの傘…

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月下の華盗人 小説

日生水貴  緒田涼歌 

最後に大きなものを手に入れた!

漆黒のマントに仮面、予告状。怪盗・朱ノ月。
朱ノ月を捕まえるのに夢中になりすぎた、若き刑事・一晶は川で溺れたが助けられる。
その後、事アル毎にちょっかいを出す!
一晶は小説家の理人の家に居候していた。尊敬している彼に愛を告げられる。
理人の作品が盗作?
海外に行ってしまうという理人が怪盗・朱ノ月だった。

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