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木原音瀬 日高ショーコ
M+M
ネタバレ
小説でのオヤジ受けの最高峰だと思ってます。なお、コミックでは未散ソノオ様の「KOH-BOKU」です。どちらの作品も、年齢より若く見えるとか、無自覚色気があるとかでなく、外見は普通で仕事のできるオヤジという点が、より私の中でポイントが高いです。日高ショーコ様の描く柴岡がカッコイイようでも老けたオヤジであり、オヤジ好きにはたまりません。 河瀬史(攻め)の目線でストーリーは進んでいきますが、柴岡(…
AshNY
「美しいこと」は本当大好きで、読み返しの時でも、 もぅ先は知ってるんだから、のんびり読めばいいじゃん! っと思いながらも、 ついつい時間を忘れて、明日の事も忘れて読んでしまうこの作品。 せつなくて、悲しくて…最後は結ばれて本当に良かったと思う2人。 そんな2人の後日譚がこの作品です。 もぅ〜読んでてこちらが幸せになります。 正直ラストはこうなるかな〜というのは予測して読めてしまったの…
FlozenLychee
「美しいこと」松岡目線。 「愛しいこと」寛末目線。 奇しくも、上巻の前半で松岡が思っていた 「友達としてなら」という思いを、 下巻で寛末が抱くことになります。 木原さん自ら「あとがき」で、寛末のことを、 「優しく卑屈で、ちょっと無神経な」 「たちが悪い」男と評してましたが、 ハッピーエンドといっていいんだよね? と松岡に訊きたくなります。 特に後半の怒涛の追い上げは、松岡が…
当たり前ですが、上巻だけ読んでも肩透かしな感じです。 山場で「えーここで終わりか」というより、 後ろのページ落っことしてきたのかと思うような 中途半端な感じで、上巻は終了です。 寛末の優柔不断さには呆れますが、 じゃあ松岡が普通かというと、それも違う気がする。 好意を寄せられていることで、上から目線というか。 中途半端な同情で、結果的に寛末を振り回している。 「可哀想」「ほって…
ロイス
久世家当主:久世暁人×家老:桂木智之です。 ある日の暁人と桂木の話でした。 武家の出なのに剣道が苦手という暁人が剣道の授業で素振りをしているところから始まります。 昨日の晩に桂木といい雰囲気になっていたのに、桂木が突然「中止です。」と言われ、何事かと思いきや、小麦の買いが見えたと言い出して、暁人が株なんていつでも買えるだろうといいますが、桂木は「この世には変えられない流れというものがある…
日高ショーコ
久世家当主:久世暁人×家老:桂木智之です。 いや~毎度のことながら美しい絵ですが、話がややこしくて読解力のない私は何回か読まないと理解できない作品です。でも好きなんですよね~。 雨宮が暁人のことを「子爵」から「暁人様」と言い方が変わったことに対して桂木が気にしているのがめっちゃ萌えましたね!←読むまで全然覚えてなくて過去の巻を読み直しましたが・・・。 そして雨宮に呆れられるとか可愛すぎか…
たった
心に残るような残らないような微妙な作品でした… 最初から最後まで恋愛の物語、とありますがまさに終始恋愛に振り回される2人の話です。 上巻では松岡に何故早く男だということを言い出さないのかともやもやし、寛末への苛立ちは少なかったのですが(むしろ最初の方では少し空気は読めないが優しい人間だと感じていた)、 下巻では寛末の視点になることで逆に彼が駄目な人間だとイライラしてしまいました。視点変更…
桜町
自分の心境として、 1巻で体育座り、2・3巻でそのまま後ろに倒れて、4巻でその姿勢からブリッジ。 5巻でまた体育座りしようと思ったら6巻で勢い余って倒立してしまった。 そんな感じでした。 もう、圧巻の一言です。改めて。
kanaichi
木原作品でBL小説でした。 このジャンルお初がこの作品だったのですが、BL小説を読むきっかけになった作品でもあります。 人の複雑な心情、心の移り変わりを見せるのにこの二人のキャラクターを設定する辺り、意地悪だなと思いましたw どちら側に立っても苦しいし辛いししんどいんです、それでも最後まで読ませる素晴らしい作品だと私は思っています。 まどろっこしくじれったく、心を沿わせるまで。 心が追い…
ゆっこー。
待ちに待った6巻。 すごく満足のいく6巻でした! 日高先生の扉の絵がすべて綺麗で、一ページ一ページ開くごとにため息です~。 どんどん甘い表情・態度になっていく桂木を見ていると切なくなります。 暁人ともっと近くにいる存在でいてほしいのに、なかなか難しいんでしょうね・・・。 いつもは色々と口出しをしてた桂木がここまでおとなしいと、確かにどうしたんだろうと思ってしまいますが、暁人を認めていって…