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19/130(合計:1297件)
日高ショーコ
あさだ2枚
ネタバレ
◾️久世暁人×桂木智之 いよいよ大詰めかという雰囲気ですが、まだ折り返し地点でしかないという。恐ろしい作品です。 たった一晩であっちとそっちの謀略がぐるぐるし過ぎなんです。それを何話にも渡ってこれまたぐるぐる。特に5巻近辺はもう少しコンパクトでも良かったのではないかと思ってしまいますが、そこは名作。日高先生の描きたいものについていくしかない。あとがきを読む限り一層そう思う。暁人と桂木の濡場…
◾️久世暁人(当主)×桂木智之 旦那様の次のブチ切れワードは若様ですか。そりゃ総一郎もこんな男と1秒も一緒にいたくなかろうて。この関係性も追々変わっていくんだと思うと感慨深くはある。 通じ合えたのに全く通じ合えていない2人。もっと早く足並みを揃えて立ち向かえば、こんなに回り道をせず全てを手に入れられた気がしないでもない。そのあたり総一郎がひょっとしたら一番冷静に2人を見ていたのでしょうか。…
◾️久世暁人(当主)×桂木智之(家令) 主従モノは従者が主人を食うパターンが好きだと思ってましたけど、この作品に限っては主×従!って気分にさせられる。 起き抜けには桂木は居ない…まさに憂鬱な朝。いよいよ暁人が桂木と並んで生きるために桂木とは違う生き方を模索しようとしています。それでも桂木を見ているようだと言われてしまうことはあれど。桂木への執着こそ、暁人と桂木の決定的違いでもある。 …
◾️久世暁人(当主)×桂木智之(家令) 1巻では桂木が女性と寝ていました。主役が女性と寝るBL作品が大好物。そして今度は暁人が智之と共にいるために婚約しようとする。こちらも同じく大好物。男同士のドでか感情のために女をどんどん振り回す。 桂木になりたいと憧れている限り、暁人は桂木にはなれない。桂木を超える別の何かになろうとするときがこの後くるのだと思うとゾクゾクします。この後の展開は再読なの…
久々に再読です。 長編なので気合入れないと読み返せませんが、ピッタリハマるときは最高の気分にさせてくれる名作。今がそのとき。 この重厚さを商業BLで感じられる機会はそう多くはありません。作画と原作のご担当が別だからこそなせる事でもあるのでしょうか。一般漫画にも活躍の場を広げながら、BL作品も継続して出してくださる…ありがたい。 ◾️久世暁人(10歳にして当主)×桂木智之(家令) も…
白い林檎
BL作品にありがちの「こんな男いない」「こんな世界、そうそう無い」ではなく、リアルにいそうな二人。もどかしいのも、先に進むのを怖がっているのも、ちょっとズルいところがあるのも、「あー、そうなるよね。分かる」と頷いてしまいます。 元々この作者さんはキャラクターに全てを語らせるのではなく、表情や視線、手の動き、間の取り方で心情を見せるところがありますが、他の作品に比べても、本作品はその傾向が強いよう…
木原音瀬 日高ショーコ
shinya
映像を書き起こしたかのような情景描写と、細やかな心理描写で終始描かれた作品でした。小説というよりも手記のようなスピード感で、自分はいったい何を読んでいるんだろうと途中で我に返ってしまいました。 萌えも特になく、明らかに「しゅみじゃなかった」のですが、評価確定済みだったので「萌」の評価になっています。(多分昔は柴岡に深い人間性を感じたのだと思う) 気になった点を書き留めておきます。 1…
chikakumaco
「働く」ということ。仕事をするということ。そして。トップに立つということ。 本作も。虎三郎は次々と新しい施策を打ち出し、店の者たちの度肝を抜く。 それは一見、店の者たちへのボーナスにも見える。 「どういうものを見て、心が躍るのか。」 「自分の“欲望”すら掴めない店員に、お客様の欲求を満たすことなんて、できないのだから!!!」 元日に初売り営業がデフォルトになりかけた頃。以前、三越伊勢丹の…
ももよたん
最終巻です。 4巻で提起された蓉介夫妻の死の真実や、菖太の進学、蓉一達の住む屋敷の行方などなど、恋愛以外の面でも読み応えがある内容でした。 息子の事だからといって、先のことまで何もかも決めてしまうのはどうかと思ったのですが、当時蓉一はまだ子供で、母親の事もあったし早くに遺言を残すことになったのかもしれないですね。 蓉一にそういう事を知られないように、傷つかないようにしてきた結果が、人に対…
流し目の蓉一が美しい表紙の4巻。 3巻までジワジワとではあるけれども、まずまず順調だった桜井と蓉一の関係が前半は停滞します。 仕事が忙しくなり会えない時間が増えて、転勤の話もできないまま。 桜井からではなく、別のルートから転勤の話を知ることとなってしまいました。 拗れちゃうパターンだコレ。 藤本に真剣な告白をされ、やっぱり桜井じゃないとダメだと再認識する蓉一が向かった桜井のマンション…