日向唯稀さんのレビュー一覧

極・華 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

受けの水樹、萌えとは違う意味で好きだ

なかなか骨のある誘い受けで、非常に面白かったです。
頭がよく、適度にずるく、適度にプライドが高く、適度に一途で、適度にビッチ。
八年間も政治家の愛人をしたあと、その愛人を苦しませるヤクザを殺すために、みずから鉄砲玉としてそのヤクザのもとに出向く。
でも、殺すはずが、そのヤクザの命の恩人になってしまい、怪我を負ってしまう。
で、怪我が治るまでそのヤクザに面倒を見てもらうことになる。
ともに過ごすうち…

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僕のセクシャル・エージェント 小説

日向唯稀  桃季さえ 

明るくておバカな学園ラブコメ

面白く読んだし、迷ったんですが中立で。
ボーダーにある作品は、そのときのバイオリズムで評価が決まりますね。
いま微妙にバイオリズムが下降ぎみです。

『バイオレンス・キッス』と『バイオレンス・タッチ』のスピンオフ作品です。
主役は変わるし、ストーリー的な繋がりは薄いので、前作を読んでなくても全然大丈夫です。

明るくておバカでエッチな学園ものです。
先輩に惚れた主人公が、その先輩を振り向かせるため…

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バイオレンス・タッチ 小説

日向唯稀  桃季さえ 

痴話喧嘩な続編は苦手だなァ…

『バイオレンス・キッス』の続編です。
いろいろ趣向をこらしてます。悩み事を拵えたり、危険な目に合わせたり。
けど、出来上がったカップルの、痴話喧嘩のような悩み事をテーマにされると、それだけでストーリーの面白さが半減しちゃうなぁ、と。
そういうことを改めて思ってしまった一冊でした。

あと、文体が苦手なものになってました。会話文のあいだに、ひと続きになった地の文をひたすら挟み込んでいく書き方。火崎勇…

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バイオレンス・キッス 小説

日向唯稀  桃季さえ 

このノリなら大丈夫

明るくてエッチでコミカルな学園もの。登場人物は総ホモ化。
王道パターンですが、私には苦手なジャンルです。
でも、日向唯稀さんだとそんなに苦手意識がわいてこないみたい。
ユーモアたっぷりだからいいのか、馬鹿馬鹿しいからいいのか、そのあたりは不明ですが面白いです。

高校生の受け二人と、中学生の攻め二人の、二組のカップルが登場します。
レイプされた友人のために立ち上がった主人公は、みずからおとり捜査に…

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満員電車で誘われて 小説

日向唯稀  こうじま奈月 

おバカ度が足りない…!

『満員電車で恋をして』の続編です。
明るくてエロエロな学園モノ。受け二人が14歳なので、微妙にショタ入ってます。
前作でカップルとなった二人と、それぞれの親友二人(こっちもカップル)が、「恋と友情のバランスに、嫉妬したり悩んだりする」っていうストーリー。
前作よりも馬鹿馬鹿しさ度が薄くなり、けっこう真面目に「友情とはなんぞや」みたいなことが描かれてました。
けど、そうなると、面白みが削がれてしまっ…

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満員電車で恋をして 小説

日向唯稀  こうじま奈月 

明るくエロい学園ものは苦手なのに、

明るくてエロい学園ものは苦手なはずなのに、面白かったです。
『極・〇』のシリーズも面白かったし、日向唯稀さん、侮りがたし。

ストーリーを説明すると、(少なくとも私みたいなタイプは)買いたくなくなっちゃうと思うw
満員電車で痴漢と間違って回し蹴りくらわした男に「痴漢させろ」と脅されて、エロエロな学園生活がはじまる。
明るい。とにかく明るい。馬鹿馬鹿しくて、エロい。そして面白い。
でも、強引攻めがな…

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ラブソングをもう一度 小説

日向唯稀  桜城やや 

夢の展開!

2巻です。
噂の衝撃展開がある!ということで、はりきって購入しました。
一穴一棒主義の単一派の方には、地雷になるのでお勧めしません。

プロデューサー・伊織 俺様クール攻め+アイドル・世羅 口調が乱暴だけど一途攻め×春平 元気受け
KIDSを解散してから、世羅と春平はユニットを組んで歌うことに。
春平の恋人の伊織は、プロデューサー業が忙しくて、2人はすれ違う毎日。
世羅のスランプに気…

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ラブソングをもう一度 小説

日向唯稀  桜城やや 

皆さんの感想が知りたいです!レビュー求ム

この結末はアリかナシか!?『ラストチャンスを掴まえろ!』の続編です。
アイドルグループKIDSの解散でボーカルの主人公と他三人は別離の道へ進むことに・・・恋人の伊織はプロデューサー、春平は歌手として後輩の世羅と新ユニットを結成。二人はすれ違いの日々に悩まされることに・・・ドキッ三角関係!みたいな

いや油断してました。たまげた。まさかまさかの衝撃的ラスト!!ですよ。てっきり全体としてHは少な…

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極・恋 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

面白いなァ…

『極・愛』『極・艶』と続いてきたシリーズの三冊目です。
主役は『極・愛』に登場していた難波(受け)と、『極・艶』に登場していた市原(攻め)。
難波も市原も大好きな脇役だったもんで、痒いところをきっちり掻いてくれたこの展開に狂喜乱舞しました。
といっても、前二作を読んでなくても大丈夫です。

二人とも身体に刺青を彫ってます。
ヤクザの息子(受け)と、元ヤクザ(攻め)だからなんですが、お互いにそれを隠…

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極・艶 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

うひー、みんなみんなカッコ良すぎる…!

『極・愛』に続く、シリーズ第二作目。
といっても主役が変わるし、ストーリー的な繋がりは薄いので、前作を読んでなくても大丈夫です。
前作では攻めの舎弟をしていた可愛い真木くんが主役。大好きな脇役でした。
彼が主役になった続編が読めて嬉しい…!
簡単にいうと、極道界のロミオとジュリエットなお話です。そこから話は二転三転していきます。

いやー、しかし“漢”たちがカッコイイ。
主役二人はいうに及ばず、魅…

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