日向唯稀さんのレビュー一覧

極・嬢 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

入慧くんも大人になりました。

あの入慧くんがすっかり大きくなって、ヨヨヨッ~
まだまだお嬢呼ばわりで周りに溺入慧愛箱入り息子状態の入慧くんが
今作では一回りも二回りも大きく成長していました。
まだまだお嬢でしょうが、新米「姐」さんになって来たようです。
今回もエロエロ媚薬「デッドゾーン」が暗躍、蔓延ってます。
シリーズ1作目が今から8年ほど前になりますから、それぞれが
色々な意味で成長や衰退をしている様は、現実の時…

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シングルファーザーも恋をする 小説

日向唯稀  砂河深紅 

くえない子供登場w

子連れモノ色々ありますが、これはやられた!な感じのとても愉快なお話でした。
お子様さまさま、っていうか一筋縄でいかない子供の存在があってこそのその展開に、よくありがちな子連れモノのイメージはなく子供に同情の余地はありません(爆!)
女性も絡んできますが、嫌な存在ではなくあっけらかんとしているのでむしろ好感度高いか?
むしろ、主人公が一番純粋でまっすぐで一番まともな人か?
そんな意表をつく展…

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極・妻 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

最終兵器「極・妻」w

とうとう、っていうか出ちゃいました!「極・妻」
今回も突っ走る、突っ走る♪
極道もののシリアスなんだけど、滅茶面白くて~笑った~v
前作の主人公だった佐原も出張って鬼嫁ぶり、いや鬼母(?)ぶりを披露。
何だか男達(この場合タチの男共)片なしでした(爆!)

”沼田の花”と呼ばれ、たおやかな外見の美しさと、武芸に秀でた面も持つ、沼田組の次男・雫が主人公。
家にはそれぞれ血の繋がらない(…

2

愛人警護 小説

日向唯稀  水名瀬雅良 

終わりがもったいない話でした。

 個人的にはちょっと物足りなさを感じた作品でした。
 まず、一生義兄さんが、あっさり引き過ぎな感じがしたのと。

 なんだか、評判の割に絶対に抜けてるような気がします。
 未来が獅子王に見惚れてただけで、自分だったら絶対に、その二人を近づけるようなまねはしないよなー……と。

 だって、ちょっとでも好意を持った人(見た目であれ、何であれ)が傍にいたら、仲良くなりたい、と思うのが自然な流…

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艶帝 キングオブマネーの憂鬱 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

トンチキ帯コピー威力

帯『借金は身体で返す、これがBLの王道だろ?』
「ぷるぷる小鹿(バンビ)、鬼龍院(鬼畜ドラゴン)に食べられる!?」

タイトルと表紙の時点で既にトンチキの予感がしますが帯コピーがトドメを刺してくれました。
藤井咲耶さんの挿絵は普段はちょっと苦手なんですが、今回はむしろトンチキっぽさに拍車をかけてくれてて良いです。
もうこれはどれだけトンチキなんだろうな!もしトンチキじゃなかったら怒るよ!…

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俺様彼氏 -平リーマンの逆襲- 小説

日向唯稀  竹中せい 

ポジティブ受けは俺様にもへこたれない

日向さんのよいところは、受けちゃんが滅茶ポジティブな人が多いところだ。
えてして時にそれはどんなにエチなシーンがあっても、全然エロくないという摩訶不思議な現象を引き出す!
受けちゃんが攻め様に翻弄されながらも、現実的なつっこみを入れたり、事の後迎えた翌朝も、くよくよしないで、すっきりさわやかに気持ちを切り替えちゃったりするからなんで。
攻め様が、どんなに「お前のエロい顔はそそるな」とか「そん…

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Love Hazard -白衣の哀願 小説

日向唯稀  水貴はすの 

何がダメってさ・・・

ヤクザがいかにも医者を襲ってる風体の表紙に魅かれました。

日向先生のDrシリーズ中のこの作品、ズバリ!テーマは「トリアージ」
トリアージというとアレですよ。最近耳にする医療専門用語。
災害時、多くの怪我人が出たとき、医者が患者の容体を診て残酷にも思える色分けされたシールを貼って「選別」するやつです。
一人でも多くの人を救うために可能性がある人を選び救うという・・・
「黒」・・・それは…

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満員電車で恋をして 小説

日向唯稀  こうじま奈月 

満員電車から始まった!

 望んでもいないのに、勝手に恋愛感情を押し付けられる、恋愛関係のトラブルで、転校を繰り返してきた宇佐美は、3度目の学校として、風里都学園へ通うことになった。
 宇佐美はかわいらしい見た目に似合わず、空手道場の家に生まれ、相当な腕を持っていた。
 しかし、その転校初日の通学途中、同じ制服を着た少年が痴漢をされている、と勘違いして、生徒会長の鷹見にまわし飛び蹴りをかましてしまった。
 またも、転…

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分岐点-迷える羊に愛の手を- 小説

日向唯稀  みずかねりょう 

三十路手前ホストにモテキ到来

表題はシリアス目、しかしサブタイがライトに~迷える羊に愛の手を~
ドロドロしてそうなホストの世界ですが、そこは日向さんv実に健全で、ライトで明るくポジティブ(?)で愉快なお話に仕上がってます。
それにしても、この作家さんリンク作品が多くて多くて・・・その世界を拾うと世間総ホモになりかねない!(汗、汗、、)
いいんだか、悪いんだか、商売上手というか、、でも、この作品だけでも全然OKですよーv

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ビロードの夜に抱かれて 小説

日向唯稀  明神翼 

前向きすぎて疲れてしまった。

日向さんの作品は、ポジティブ受けが多いとは思うのだが、それがとても効果的な時とついていけない時がある。
今回はちょっと自分にはついていけなかったかもしれない、、
仕事熱心なのはわかる。
香山配膳サービスのトップとして高校生でありながら卓越した技術を持ち、プライドもあり、常に気を回し。
でも、仕事を離れれば普通に高校生であるという主人公・響一
宴会やパーティーの配膳という忙しい仕事だからで…

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