日向唯稀さんのレビュー一覧

memory -白衣の激情- 小説

日向唯稀  水貴はすの 

叔父と甥の禁忌の・・・

『Dr』シリーズ12作目です。

シリーズの中心的な舞台となっている『ホモ病院』に移って来た産科医・一条(攻)と、彼の亡き兄の息子・隆也(受)。

叔父と甥です。そうなんですが・・・

とりあえず、ひとことで言うなら『なんだそりゃ!?』でしょうか。いろんな意味で。

途中で、真面目に読んでた自分がアホらしいというより可哀想になりました。
レビューも、何から書けばいいのか・・…

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Ecstasy -白衣の情炎- 小説

日向唯稀  水貴はすの 

地味で誠実な純愛

『Dr』シリーズ11作目です。

タイトルのイメージよりもずっと地味。でも、そこがよかったんです。

ここに来てようやく、シリーズ1作目から脇で出ていた池田(攻)のターンですね。
確かに脇だけど、決してただのモブじゃなくレギュラーキャラクターです。
シリーズのメインCPである黒河×白石の、白石の肺癌の手術の執刀もしてました。

個人的には、(作家さんお気に入りだろう)黒河よりも…

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Heart -白衣の選択- 小説

日向唯稀  水貴はすの 

心臓の記憶

『Dr』シリーズ10作目です。

シリーズの主要な舞台である医大病院(ホモ病院)の小児科医・藤丸(受)と、15年前に違法な手段で藤丸の恋人の心臓を移植されたヤクザ・龍禅寺(攻)。

え~、すべてにおいて好みの要素がひとつもありませんでした。

『お仕事もの』(とりわけ『医療もの』)も『ヤクザもの』もものすごく苦手なので、シリーズの一環でなければ読みたくなかった、こんなもの。

と…

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Love Hazard -白衣の哀願 小説

日向唯稀  水貴はすの 

いろいろ予想外過ぎる・・・

『Dr』シリーズ9作目です。

こちらは、今までのように『脇キャラクターがメインに』っていうんじゃなくて、たぶんシリーズでは出て来てない気がします。


過去に恋人を亡くした上杉(受)と、ヤクザの玄次(攻)。

とりあえず、あらすじと表紙イラストから受けた印象とはいろいろ違いました。
玄次が年下だというのはわかっていましたが(でも、8歳も離れてるとは思わなかったけど)、こんなや…

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Today ~白衣の渇愛~ 小説

日向唯稀  水貴はすの 

誤解

『Dr』シリーズ8作目です。

またまたシリーズのメインCPである黒河(攻)と白石(受)ですね。

このシリーズはそれなりに好きなんですが、仕事ばっかりでうんざりっていう作品が多かったんです。

でも、こちらはいったいどうしたのかと思うくらいにラブ中心でした。

CPとしては完全に出来上がった2人なので、ラブに関してはベタ甘(痴話喧嘩含む)か白石の病気を巡る切なさかがほとんどです…

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Blind Love -恋に堕ちて- 小説

日向唯稀  水貴はすの 

刺青ホスト

『Dr』シリーズ7作目です。

前作『CROWN―王位に臨む者』の攻・東がオーナーであるホストクラブのホストで、背中一面に刺青を背負う結城(受)と、オーナーの弟・稔明(攻)。

ちなみに、結城が勤めるホストクラブは、3作目『PURE SOUL -白衣の慟哭- 』のメイン・和泉×浅香の出逢いの場で、結城は浅香の小中の同級生です(ついでに『CROWN~』に脇で出て来たホストのユウキが結城です…

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CROWN―王位に臨む者 小説

日向唯稀  水貴はすの 

『社長の椅子』争奪戦

『Dr』シリーズ6作目です。

シリーズメインCPの受・白石が社長を務める会社の専務である鷹栖(受)がメインになります。

相手は、馴染みのホスト・東(攻)。
ちなみに、東がオーナーであるホストクラブは、3作目『PURE SOUL -白衣の慟哭-』のメイン・和泉×浅香の出逢いの場です。

シリーズ4作目『MARIA -白衣の純潔- 』から脇で出ている(とはいえ故人の)朱雀流一がキー…

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Light・Shadow -白衣の花嫁 小説

日向唯稀  水貴はすの 

ベタ甘ウェディング

『Dr』シリーズ5作目です。

2作目『Bitter・Sweet-白衣の禁令-』の黒河×白石CP編。タイトル通り『花嫁』です。

ただ、こちらではメインになるってだけで、この2人(特に黒河)は脇キャラクターとしてならほぼレギュラーですけどね~。

前作で同居(黒河が入り婿?)に踏み切った2人ですが、こちらではタイトル通り指輪に旅行にウェディングドレスと『花嫁(ウェディング)』ネタを…

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MARIA -白衣の純潔- 小説

日向唯稀  水貴はすの 

今度はヤクザ攻

『Dr』シリーズの4作目になります。

個人的に『お仕事もの』中でも『医療もの』がすごく苦手な上『ヤクザもの』も苦手なので、こちらはある意味『最低コンボ』と言ってもいい設定にも関わらずシリーズ恒例(?)の『これでもか!』という仕事描写が少な目だったので、意外にもすんなり読めました。

このシリーズ、とにかく仕事ばっかりで読むのがツラいくらいだったんですが、こちらはここまでのシリーズでいち…

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PURE SOUL -白衣の慟哭- 小説

日向唯稀  水貴はすの 

キャラクターはいいんですが・・・

『Dr』シリーズの3作目になります。

個人的に『お仕事もの』中でも『医療もの』がすごく苦手なので、このシリーズ自体どうしても乗り切れないんですが、こちらは特に仕事描写が多過ぎて何度も挫折しそうになりました。

しかも、ラブもいまひとつ好みじゃないんですよ。

イヤ、キャラクターは、浅香(受)は日向さんの受キャラクターにしては(シリーズ中でも)好きなんですけどね。
和泉(攻)も…

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