日向唯稀さんのレビュー一覧

極・嫁-百花繚乱- 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

鬼嫁再び!・・・なんですが。

『極』シリーズです。
タイトルからも一目瞭然ですが『極・嫁』の続編ですね。

個人的に、日向さん作品でいちばん好きなキャラクターが佐原(受)なんですよ。
厳密には『受キャラクター』としてはまったく好みとは違うんですが、そんなのど~でもいいくらいにインパクトのあるキャラクターです。なんですけどね・・・


元検察事務官でいまは朱鷺組長の『妻』(朱鷺組の男姐)である佐原が、朱鷺や『極…

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スペシャル番外編「鬼塚さんは今日も大変!!」極婬発売記念ペーパー グッズ

当事者以外は笑える・・・

『極・婬』番外編ペーパーです。

本編ラスト近く、鬼嫁はじめ磐田会の一行が台北の李家を訪ねたときのこと。

鬼塚が飛龍に『劉翔英とは何者だ?』と訊いたところで次はエピローグになっていましたが、その空白のやりとりです。

鬼塚のその問いに対して応える前に、荒屋敷の胸で泣く桃李を気にしつつ飛龍は『荒屋敷とは何者だ』と。

そこからは、鬼塚の『自分も(会ったばかりで)よく知らないので聞く…

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松坂さん家は今日から大変!! 極・婬 番外編小冊子 グッズ

桃李の『(男)姐会』デビュー?

『極・婬』の番外編小冊子です。

松坂は、鬼塚の『ブラックバンクを辞めた荒屋敷や他の舎弟たちと松坂組を立ち上げるように』との言葉に躊躇ったものの『いずれ荒屋敷に任せても』とも言われて承知しました。

そこに、荒屋敷の嫁になった桃李がまだ塞ぎ込んでいると聞いた入慧(『極・愛』『極・嬢』の受で鬼塚の嫁)と佐原(『極・嫁』の受で朱鷺の嫁)が顔を出し『桃李の歓迎会を開いて元気づけよう』という話に・…

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大鳳さん家は今日も大変!! 極・妻番外編小冊子 グッズ

沼田の花から大鳳の花へ?

『極・妻』の番外編小冊子です。

本編終了後、雫は覇鳳会総長である大鳳の元へ嫁入りし『姐』に。
しかし、他所の組から来た『男姐』には賛否両論で、雫はなかなか受け入れられないでいました。

そこへ、大鳳の叔父が『姐として躾ける』とやって来ます。
大鳳の留守にやって来ては雫に厳しく当たる叔父に、雫をよく思っていなかったはずの舎弟たちも『まるで嫁いびりだ』と苛立ち・・・

でも雫は、叔父…

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朱鷺さん家は今日も大変!! 極・嫁番外編小冊子 グッズ

隠し子発覚!?

『極・嫁』の番外編小冊子です。

本編終了後のある日、朱鷺組の屋敷の前に置いて行かれた赤ちゃんが。
添えられたメモによると、どうも朱鷺の子らしく・・・

『身に覚えがない』という朱鷺の言葉は(過去の行状からして)誰も信じず、無責任な『夫』に怒り狂った佐原が面倒を見ることになるんです。

自分自身が孤児だった佐原は赤ちゃん本人には愛情深く、周りもすっかり『朱鷺の子』として育てるつもりで…

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その愛、有罪! 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

事件・法廷ものかな。

『その恋、異議あり!』の続編になります。
まさに続編、扱っている事件も前作から引き続きです。

検事である水島(受)の相手方となる被告の弁護人は、前作では名前も出なかった水島の(結果的に不倫になってしまった)最初の恋人です。

う~ん、ひとことで言えば仕事(事件・法廷関係)描写が多過ぎて、ちょっとうるさかったですね。

もともと『お仕事(事件)もの』がものすごく苦手なんですよ。

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その恋、異議あり! 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

事件もの・ミステリー

としてなら、結構読み応えあって面白かったです。
もちろん、ホントに『本格的』というほどではないですが。

もともと、個人的好みで『お仕事・事件・リーマンもの』とでもいうものがものすごくダメなんですが、こちらは逆に(ラブストーリーとして捉えなければ)冒頭にも言ったように面白かったんですよ。
日向さん作品にはよくあるんですが、ラブストーリーとしてはともかく事件もの・あるいはコメディとしてなら…

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艶帝 キングオブマネーの憂鬱 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

闇金の帝王とバンビちゃん。

まず、帯コピーに視線釘付けでした。
『借金は身体で返す、これがBLの王道だろ?(以下略)』

『BLの王道』って!イヤ~、ここまで開き直った煽りがあるのか!?ともう読む前から負けた気分でした。

個人的に、日向さんの作品は(文体がどうも合わないのと、受キャラクターが好みじゃないことが多くて)少なくとも『ラブストーリー』として好きになることはほとんどありません。
『コメディ』として…

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極・犬 極上な犬は刑事に懐く 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

『極』は『極』でも!?

『極』シリーズといえば『極道(ヤクザもの)』でしたが、こちらの『極』は『極上』だそうです。

とはいえ、やっぱりシリーズの一貫には違いないようで、お馴染みの『極』メンバーも登場していますけどね(他シリーズともリンクしているようだし)。
スピンオフ・外伝的な感じ?

メインCPはスナイパー・Dog(攻)と刑事の銭村(受)。

う~ん、いつもながら銭村が受キャラクターとしては好みじゃない…

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極・龍 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

ヤクザ同士は・・・

『極』シリーズ、ラピス文庫で出ていた『極・艶』CPですね。
個人的に、こちらのCPがシリーズでも特に受け付けません(『極・艶』の当時から)。

もともと、ヤクザもの自体がかなり苦手なんですが、その中でも『ヤクザ同士』は特にダメなんですよ。
ラブストーリーとしては、それこそ読みたくないくらいのレベルです。

それでも、このシリーズは結構好きだし、キャラクターやエピソードも繋がりが多いの…

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