二宮悦巳さんのレビュー一覧

担当編集者は嘘をつく 毎日晴天!(15) 小説

菅野彰  二宮悦巳 

『昭和のお父さんザマァ』の巻

好きなシリーズなのに出版されたことを見落としていました。不覚。

あとがき以外に4本の短編が入っていますが、一番長いのは表題作。14巻『さあ、今から担当替えです』のその後を描いています。
前作はかなり哀しい気持ちになったんですけれど、今回は笑っちゃった。
そうね、前作の大河は格好良すぎたもの。
それが『秀の編集でなくなるってどういうことか』を解っていなかったから出来たことだったなんて、抜…

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未熟な誘惑 小説

渡海奈穂  二宮悦巳 

途中まで受にイライラ

作品のあらすじは、上記を読んで頂ければわかると思うのですが、ネガティブ君が主役で受です。そして、俺様な感じの攻です。

読み始めて、ただ根暗なだけかと思った小川ですが、それまで色々と無理やりなイタズラや、家族からの虐げがあって現在に至っていたようで、一番酷いのは母の再婚相手の息子である兄!もう、性格も口調も態度も、やることなすこと腹が立つ!でも、それを諦めて我慢する小川が一番腹立つんです!

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さあ、今から担当替えです 毎日晴天!(14) 小説

菅野彰  二宮悦巳 

その一言が言えるまで

晴天シリーズも来年で20年との事ですが、ここへ来て、久々に秀と大河の話が、ガッツリと来ましたね。
これまでのシリーズ中では、子ども達の話(明信も一応子どもたちに含めましょう)がほとんどでしたが、この長いシリーズの大元は、何かを曖昧にしたまま離れてしまった秀と大河が、それが恋だと認める話のはずだったのに、舞台が大家族のせいか、この二人(秀だけのせいとは言わせない)の性格のせいか、二人の恋愛関係や肉…

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是 -ZE- ファンブック コミック

志水ゆき  新也美樹  北沢きょう  橋本あおい  未槻直  雨隠ギド  カキネ  三池ろむこ  立野真琴  木下けい子  ねぎしきょうこ  阿部あかね  小椋ムク  津守時生  門地かおり  夏目イサク  南野ましろ  麻生海  二宮悦巳  草間さかえ  北上れん  小鳩めばる  藤川桐子  金ひかる  木原音瀬  栗城偲  一穂ミチ  久我有加  榎田尤利 

豪華ゲスト執筆陣の「是」への愛を感じます!

ちるちるさんのくじ引きで頂いたギフト券にて、かねてから気になっていた本書を手に入れました!ありがとうございます‼︎
とても悩んだりしたのですが(ゲスト執筆陣の中には存じ上げない方もいらっしゃるので。)とても良かったです。何よりもまず、プロの方々が一ファンとして「是」を愛してらっしゃる、その溢れる愛情を感じて、嬉しい気持ちになります。そして描き下ろし‼︎ 大好きな「玄間 × 氷見」番外編。滴るお色…

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Chara BIRTHDAY FAIR 2018 C キャラ文庫創刊21周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

パブリックスクールファンには嬉しいのでは

2018年のCharaバースデーフェアーでもらえる小冊子。
(既刊のCharaレーベル小説を買うと4種類の中から購入した冊数分選べる)
こちらは以下3編(全て8Pずつ)入っています。
3が個人的に金メダル贈呈したいぐらいなお話でした。先生有難うございます(涙)

1.「毎日晴天!」番外編
   相変わらず喧嘩してます。りっぱな痴話喧嘩。
   本当に割烹着きたお母さんがお玉もって、旦那さんに怒って…

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災厄は僕を好きすぎる(6) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

若木の過去

前巻からの続き、沖縄への修学旅行のお話から始まります。
育実と千隼がやっとちょっと近づいたかと思ったら前巻の終わりでまた離れそうになってヤキモキしましたが、育実が一歩踏み込みましたね。
こういう事に関しては千隼よりあれこれ考えなさそうな性格なのでそれが良かったのかもしれません。
主人公2人にとっては転機ともなるような思考の転換があってずっと恋愛モノっぽくなりました。
主人公2人以外には若木…

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災厄は僕を好きすぎる(5) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

ムッツリ攻め様好きです

シリーズ5冊目で相変わらずゆっくり進んでいますが、長期作品らしく登場人物それぞれの描かれ方が丁寧で好きです。
読者には育実と千隼両方の心境が分かるので、2人のすれ違いが焦れったくてヤキモキするのですが、お互いにとても大事な存在という事が読み取れてキュンキュンします。
災厄に脇キャラ達も大いに絡んできて益々面白くなりそうです。
千隼は既に育実に対する自分の気持ちに覚悟を決めて育実を守るために自…

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災厄は僕を好きすぎる(4) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

ゆっくり進んでます

シリーズ4冊目で主人公2人が出会ってから4ヶ月目の所まで来ました。
1巻を読んだ時に1つ目の災厄までしか過ぎなかったので、災厄が12あるということはもしかしたらこれは12巻までは必達なのか?と思いましたが…ほんとにその位のペースですね。
色々なことがゆっくりと進んでいて今回は少し停滞気味かと思いましたが、お話はやはり面白いです。
今作も色々な災厄が降りかかってくるのですが、育実が結構不注意な…

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災厄は僕を好きすぎる(3) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

災厄のはじまり

これまでも主人公2人の先祖の記憶が断片的に現れてなんとなく両家の因縁を知り得ていたのですが、この巻ではそれが明かされることになります。
過去の2人の運命も切ないですが、現在の2人はこれからどうなるのでしょうね。
まだ明かされていない事もあるようですし、これからもまだまだ先が楽しみです。
一条の祖父の家に神楽が泊りに行ったことで2人の距離も徐々に縮まりつつあります。とてもゆっくりですけれど。

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災厄は僕を好きすぎる(2) コミック

二宮悦巳  神奈木智 

ゆっくり進んでます

シリーズ2冊目ですが、まだまだ序盤。
主人公2人の家にまつわる秘密が早く知りたい!と思うのは読者として当然なのでしょうが、まだまだこれからですね。こういうのは焦ったらダメなんでしょうね。
でも核心に向かっていることは感じられます。
この巻では新キャラも何人か登場し、これからまだまだ広がっていくんだろうこの作品の土台のプロフィール紹介的な内容でした。
第2の災厄が起こるのですが、ようやく育実…

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