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19/20(合計:200件)
南野ましろ
葡萄瓜
完全に出来上がって甘さを周囲に振りまき倒す 正義と七海。その二人に触発されたカップルが しっかり進展してしまうのがこの巻の隠れた主題 ではないかと愚考します。 肉欲に甘さがしっかりかぶさってもしつこく思う所か あっさり風味に感じられてしまう作風は、恐るべしと 言う感じですね。
いっその事、砂糖どころかカスタードクリームを 吐いてしまいたくなりそうに甘い恋愛模様です。 幼馴染である正義と七海(ななみ)。 恐らく両想いである事は周囲から見て明白なのに 纏まっていなかったのは七海が正義を想う余りに 躊躇っていたから。 でも、一度纏まってしまうとその甘い事甘い事。 肉欲に正直でも作品世界が下品にならないのは、 その甘さが大前提としてあるからなのですね。
人間にもなれるウサギのぬいぐるみ・麦太が 相思相愛の相手の人間・徹太に自分の生活を 健気にも合わせようとしますが元々が綿故の 天然ボケも手伝ってどこかピントがずれてしまう と言う。 徹太はその様子にハラハラしながらも結局麦太を 甘やかしているんですね。 他人の惚気話に興味の無い方は読まない方が 無難かも知れません。確実にあてられます。
時々人間にもなるウサギのぬいぐるみ・麦太と その持ち主兼恋人・殿上徹太のとても真っ当な 恋愛模様と日常生活を描いた作品です。 麦太の設定こそファンタジーなのですが、あとは 極めて日常的なのですね。麦太が時々抱える 悩みもすごく真っ当。それをファンタジーな部分で 解決するのではなく、きちんと一足ずつ踏んで 解決の方向に持って行っている部分が読んで いて心地良いかな、と。
crkhn136
僕が今まで読んできたBLコミックの中で一番変わった物語。 異空間に連れ去られたような不思議な感覚を味わったのはこれが初めてだと思います。 おそらく、普通なら、攻めも受けもそれなりに互いに好意を表すものだと思うのですが、受けである丸木の心がいったいどこにあるのかよく分かりません。 果たして、丸木は竜崎のことを好んでいるのか否かがはっきりしないのです。 かといって、表向き嫌いという態度をとるよ…
『マーブルベリー・ビーンズ』にも登場する 双子の弟・自称おかまの朱羽(あけは)の 恋物語。お相手は優柔不断とトラウマの 余りに時々自然に日常の向こうに行って しまうペットショップ『犬屋』のオーナー・ 波留一志(はるかずし)。 展開としては結構シリアスで、一口に言えば 受が攻を癒すお話です。その過程で他の カップルが一組自然に絡んでるから少し 入り組むだけで。 多分この話を自…
『マーブルベリービーンズ』の高鳥藍羽の勤務先・ 高鳥コーポレーションには変な社員が二人います。 生粋のヤンキー家庭に育ちながら妙に真面目な 汎用社員・冴木鷹牡(さえきたかお)と美人なのに ヤンキーな家庭の影響で奇天烈な格好が板に ついてしまった商品開発担当社員・桃生春威 (もものおはるい)が。 この二人の織りなす余りにも激しいラブコメ…と 言うのが本作です。 ええ、激しいですとも…
怪しいものを売り歩く双子の兄・藍羽(あいは)。 兄の毎日を静かに見守る双子の弟・朱羽(あけは)。 不思議な波長の兄弟は今日も不思議な恋愛で 周囲を波乱に巻き込むのです…。 受さんの美人さと不思議さを浮き彫りにする為に 登場している様な攻さんの健気さについほろりと 来そうな展開と評者は読みました。 小学生の娘を持っている社会人男子がここまで 綿菓子の様な感じと言うのは限りなく反則…
世話焼体質なカワイコちゃん大学生モデル ・杜萌(ともえ)が世話を焼いていた巴を恋人に 取られて退屈してた所に勇猛果敢にアタック してゆく子供モデル・犬崎猛(小六)。 なんだかんだ言って杜萌も満更ではない様で? 小学生攻と言う事でまず稀少。 コメディタッチと言う事で更に稀少。 かなり美味しい一品かと。 同時収録作は攻めの猛が高校生になってからの 砂糖吐き一篇・猛の母に杜萌が…
甘々と言う結論だけは決まっていて、 でも天然ボケの受と気を廻し過ぎな攻 と言うバランスのお陰で三歩進んで 二歩下がる展開になっています。 俺様健気な攻が終いには可愛く思えて くるという感覚もきっと味わえるでしょう。 で、この受がですね…『メロディ・ハレルヤ』で 攻をやっている超絶腹黒学生詩人の兄だと いうのが血縁のバランス的に面白い所です。