凪良ゆうさんのレビュー一覧

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

人生が薔薇色じゃないのは知っている

凪良先生の本だしーと手に取って読んではみたものの、こんなにツライ本だとは。神評価つける方の気持ちはとてもわかるし、すごく感銘する部分もあるのですが、シンクロしすぎて前半は苦行でした。読み進める手が止まってしまった・・・人と傷付けあう事を経験した方にはあまりオススメできないなあと感じます。かなりしんどいです。腐れ縁二人の15年にわたるお話で、自分の感情があまりに辛かったので中立、お話自体はスゴイです…

10

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

SF純愛作品

※ネタバレ注意です!
とっちらかったレビューで失礼します。


凪良先生の作品は二冊目です。カジュアルな文体と魅力的なキャラクターたちで、最後まで一気に読ませられます。

「ショートケーキの苺にはさわらないで」、とても良いエンターテイメント作品でした。映画で例えるなら、ス○ルバーグ監督あたりのハリウッド映画かな?
友情や家族関係や政治的なこと、そして恋人との純愛を主人公の激流のような…

3

セキュリティ・ブランケット(下) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

複雑な五角関係プラスαはさすが

高砂×鼎推しでした。
成長したジェシーが宮を攻め落とす!なんてことを
勝手に想像したりしてw
国生は苦手なタイプなので、万さんの娘さんのお尻に
引かれてしまえばいいのにと思いました。
言いたい放題ですいません(^^;

6

セキュリティ・ブランケット(下) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

自分から踏み出せば

人生にある様々な分岐点で、どんな答えを選んだのか、そして、その結末は…、な下巻。
盛りだくさんだった登場人物たちの中で、主人公の宮と高砂の二人は、ようやく宮が一人で行動を起こしたことでめでたく結ばれて、これで宮の物語としては一応の決着となって、よかった、よかった。
その前に、高砂と鼎の関係にも決着。
人生には何度選択のチャンスがあっても、結局結ばれないめぐり合わせというものはどうしてもあり、…

5

セキュリティ・ブランケット(上) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

後書きで納得

二か月連続刊行、上下2巻の大長編は、10代の宮と国生、30代の鼎と高砂、さらに上の世代の万座の5人が綾なす恋のお話。
登場キャラそれぞれの視点を転々としながら進んでいく構成なので、ちょっとややこしい感じがするけど、人と人との関係は、一人について一つとは限らず、一人の人間が周りの何人もの人間とそれぞれ色々な関係があって、それが同時に進行している訳で、そんな5人に、果たしてどんな決着が…。
続きは…

2

セキュリティ・ブランケット(上) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

キーパーソンは鼎

この物語の主な登場人物は、スペイン人と日本人のダブルで高校生の宮、叔父で若手陶芸家の鼎、鼎の親友・高砂、宮の親友・国生、そして鼎のパトロンで愛人の万座です。

宮、鼎、高砂、国生の四人の視点で語られる各ストーリー。
読んだ後にもう一度冒頭の名言に戻ると、胸に迫るものがあります。恋や人生に迷うのは古今東西皆同じなのだと、あらためて気づかされるのです。
数々の名言は、シェイクスピアやゲーテとい…

6

セキュリティ・ブランケット(下) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

上下巻一気で!

上下巻一気に。
宮くん、ホント良い子で可愛い!
ジェシーとマリアーノもいい味出してる! 

一応絡まった糸は解れたかな~。
宮くんが成長して、愛を知ったのは良かった。
でも個人的には作者さんがあとがきに書かれていた鼎ちゃんと高砂がくっつくバージョンの方が好み。
鼎ちゃんの思い切ない。
タイミングって大事なんだな~と。
友情は一生だし、この2人の結びつきはそんじょそこらの恋愛関係で…

5

セキュリティ・ブランケット(上) 小説

凪良ゆう  ミドリノエバ 

愛について

これから下巻読むけどその前に上巻の読後感というか覚書として簡単な感想!

愛についての箴言みたいなタイトルが各章についていて、その章を表してます。
まだ上巻だけだけどこの小説は凄い!

宮くんの境遇哀しすぎます。でも鼎ちゃんと暮らせて良かった!
宮くん、本当に可愛い。
私にとっても最愛の息子です。(←誰だお前w)
健気で不憫なお話だけでなく、4人+αのそれぞれの事情が複雑に絡まりす…

3

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

タイトルに物語のすべてが込められている

美麗でエロティックな表紙に惹かれて購入しましたが、主役の受け攻めの濃密な描写は一度だけ。
途中からエロスよりも二人の前世が気になり、ページをめくる手が止まりませんでした。
読み終えて、タイトルに物語のすべてが込められていることに気づきました。絶妙なタイトルです。

辞書によると、「累る」は、つみかさなる、いくつもつながる、わずらわすという意味があるのだそうです。

つみかさなるのは、異…

6

闇を呼ぶ声 -周と西門- 小説

凪良ゆう  梨とりこ 

神作品になるだろうけど、取敢えず萌で。

ホラー。ミステリー要素もあり、読み応えのある1冊!
神作品になりそうだけど、この巻だけではまだ序章な感じなので・・・。

所謂エッチシーンは無いです。
ちょっと触れ合うくらいかな~。
でも、エッチシーン無いから、怖いの苦手だからと読まないのも損な作品。

本当、人間が一番怖い・・・。

所謂BLを期待して読むと肩透かしかもですが、設定というか世界観がしっかりしているので、バディも…

2
PAGE TOP