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凪良ゆう 円陣闇丸
blacksima
ネタバレ
読み終わったあとも、ふわーっとした暖かさが残るお話で素敵でした。 お話については、多くの方が素敵にレビューして下さっていますので感想のみ失礼します。 読むのがもったいなくて取っていたのですが(笑)タイトルとあらすじ、綺麗な表紙から勝手にどんぞこの様な悲しい結末を想像していたのが、良い意味で裏切られて良かったです。 お話が予想外に一転二転と変わっていくので、そのたびに「ええ!?そうなるの?…
凪良ゆう 宝井理人
あむり
ちょっと切なくて、純粋な気持ちで読める作品でした。 少し前のザ・少女漫画を読んでいるような気持ちになりました。 高良は、親友の恋人、真山に恋をしてしまう。 親友は、一途な恋人ではなく、真山を裏切るようなことをするのに、 それに耐える真山を歯がゆく感じて、「自分ならもっと大切にするのに!」 という想いを育てていきます。 この作品、舞台は高校~なのですが、 社会人になって再会して…
凪良ゆう 高久尚子
絵夢
天涯・・・空のはて。また、非常に遠い所。 タイトルを見ただけでせつない内容が伝わってきました。 なにかを待ち続けている遠召結生の生活に入り込んだ旅人、高知英利。 互いに自分のことは語らずただ抱き合うふたり。 遠召の過去と高知の今。 肉親に奪われた遠召と肉親を奪われた高知。 すべてが互いの心の中で解決?したとき二人は本当の意味でひとつになり別れを迎えます。 遠召が預かった「愛情の形」そ…
凪良ゆう 穂波ゆきね
幼馴染みのトキオとナツメ。 トキオはナツメに恋愛感情を持ち、ナツメのトキオへの思いは友情でしかない。 交わらない思い、将来のこと、トキオはナツメと別れて東京へ出ることを決心します。 時が過ぎ、今度はナツメがトキオを追って上京します。 東京で生活するトキオには恋人がいました。 一度は身をひこうとしたナツメでしたがトキオへの思いは人に譲れるものではなく、トキオもそれは同じでした。 二人が結…
不思議な読後感でした。 幽霊というより生き霊?生き霊ってあまり良いイメージじゃないかもですが・・・。 一佳と令、幼馴染の恋。 二人は別々に事故にあって意識不明の状態の身体から抜け出し霊の姿で出会う。 そして、目覚めて現実の世界で再び出会う「まばたきを三回」 リハビリを経て一緒に暮らし始めた二人は霊が見えるようになっていて、訪ねてきた令の従兄弟(この人は霊でした)の最後の願いを聞き届ける「…
凪良ゆう 海老原由里
いいお話でした。 冒頭の女装シーンはおまけですか?ちょっと笑っちゃいました。 如月春水、失うことを怖れるあまり臆病な部分がじれったいですが名前の通り気持ちの優しい綺麗な人でした。 私的には如月の幼馴染、榎本の方が好みですが如月が里見を好きだというのなら仕方がありません(笑) 「秘密の箱の中~榎本の場合~」で満足することにします。 クローゼットの中の幼馴染より胸を痛ませてくれる誰かが榎本に…
凪良ゆう 朝南かつみ
詐欺師(蓮)がカモ(加賀谷)相手に本気になってしまうというありがちな話でしたが心の変化が丁寧に描かれていて良かった。 互いに不器用でコミュニケーション下手。 出所する蓮を迎えに行き、逃げようとする蓮をバスから引きずりおろした加賀谷はよくやってくれました(笑) 後日談は、クリスマスと加賀谷視点のお正月の話。 一緒に暮らしはじめても幸せになることに臆病な蓮を根気よく愛し続ける加賀谷に安心しまし…
凪良ゆう 小山田あみ
この本を読んで沢尻エリカが出演していたTVドラマ「タイヨウのうた」を思い出した。あのヒロインも病名は違うけれど陽の当たる場所では生きられなかった。 夜に路上で歌を歌っていた。 プロローグを読んでどうかなと思った。病気の知識や理解のなかった大昔とは違って、今の教師は「光線過敏症」の児童を外に引っ張り出したりしないと思うし、その後のいじめもあんなにエスカレートしないと思う。 ニーナの気むずかしく…
marun
単行本になるほど人気作家さんになったのだと感慨深い感じがする1冊ですね。 内容的には片思い三角関係未満、この本のタイトルがまさにそのまま描かれているような 作品で、乙女思考はたまたロマンテック思考の作品が好きな腐には楽しめるかも。 個人的にはそれ程感動する事もなく、淡々と読み終えた感じでしょうか。 家庭環境が複雑って言っても両親の離婚騒動でどちらの親にも引き取りを渋られた 攻め様の従…
ばばんばーん
主人公に感情移入してしまって涙がちょちょ切れました。(ToT) 凪良さんの作品の中で一番グッときたお話かな。 天涯孤独な受け様。 寂しさを紛らわすのは、たくさんのおもちゃと 母が亡くなった時、父が買ってくれたおもちゃのロボット犬。 もうなんかそれだけで切ない。 でも、ちゃんと前向きに生きている。えらいよ! それでも、失うことが恐くて、好きな人に想いを素直に言えない。 まあ、…