奈良千春さんのレビュー一覧

唇で壊される。 小説

橘紅緒  奈良千春 

不安と寂しさを抱えて“遊び”の振りを続ける受け

年上で遊びなれた男に本気になった。
本気を見せて重いと思われるのがイヤで
せいいっぱい背伸びして駆け引きを覚えた。
キスひとつに戸惑う純情を押し殺して“遊び”だと演じる恋に
苦しみ、疲れ・・・自分から初恋に幕を引いた 神流柚槻(カンナ)

本気で惚れたりするから馬鹿をみる

わかっていたのに、夜のクラブで遊びなれた余裕の笑みを浮かべる男
丘智周(チカ)に恋をする。

飽きられ…

3

ラブ☆コレ 4th anniversary 小説

いおかいつき  愁堂れな  夜光花  國沢智  奈良千春  高階佑 

おとくです。

ラブ・コレ4thアニバーサリーということで3作品の番外編が載っています。
それぞれの先生・作品のファンの方にもいいですが、ちょっと興味があるなぁというかたにもいいのでは?と思います。チラッと読んで面白そうだと思ったらその本を買ってしまうのもいいんじゃないでしょうか?

【1】「新宿退屈男~快楽の祭典~」愁堂れな/奈良千春  より『black tie』
 便利屋・早乙女×元刑事・竜野友紀のお…

5

跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

立場逆転

雄太は橘グループの御曹司。その恵まれた環境に甘えて、なんでも好き放題やって遊び呆けていた。そんな雄太を連れ戻すのが雄太の父の秘書でもある孝彰。孝彰と雄太は従兄弟の関係。しかし雄太は孝彰がゲイであることを馬鹿にして、避けていた。
そんな雄太はある日、仲間と事件を起こしてしまう。
そこに駆けつけた孝彰はこの事件を自分が隠蔽するかわりに服従しろと雄太に言い放ちます。

今まで孝彰に好き放題言って…

4

好きこそ恋の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

「まっすぐ」な二人

メインカップルの諏訪内真ニ×高城幹弥。
この二人がとっても『まっすぐ』なのです。
仕事やプライベート、とにかく色々なことに『真面目』で『誠実』。
特に攻の諏訪内(年下・シベリアンハスキー似)は、
人が良すぎるくらいのお人好し。ピュアです。

裏表のない素直なピュアっ子が捧げる愛を、
これまた大真面目に受け取る真っ直ぐな年上美人・高城。
興奮したり、素になると、関西弁になるという高城…

1

君こそ僕の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

絶対シリーズ第二弾

高城と晴れて恋人同士になった諏訪内は、毎日がバラ色。
恋にも仕事にも燃えている日々を送っています。
仕事に良い影響を及ぼす恋愛って、いいですね。
バリバリ仕事を頑張る諏訪内を見ていると、本当にそう思います。

そんな時に高城の双子の弟が訪ねてきて、ひと悶着!!
何があっても気持ちが揺るがない、諏訪内と高城が素敵。
特に高城の覚悟には天晴れです。
二人とも相手に対して真面目なところが…

2

愛こそ明日の絶対 小説

いおかいつき  奈良千春 

シリーズ最終巻

とうとうシリーズもこれで完結。
諏訪内と高城に会えなくなるのは寂しいですね。

今回は諏訪内の妹が登場。
なんと妹が高城に一目惚れしてしまい、どーする諏訪内!なお話。
実の妹に嫉妬メラメラ~、高城に触れられただけでハートがドキドキ!な、
諏訪内の高城へのベタ惚れっぷりが、たまりません!

刑事×検事というハードボイルドタッチなカップルでしたが。
シリーズ全体の雰囲気は「ほのぼの・…

2

蜜約はスーツを脱いで 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

ヤンチャな恋人を持つと苦労します

※この作品は米国大手スーパーチェーン「ウェルネスマート」に関わる人物を主人公にしたシリーズ作品の3作目となります。(ヨシュア×遊佐が主役のシリーズとしては2作目になります)

「ウェルネス」最高執行責任者のヨシュアと、「ウェルネス」日本進出の責任者を務める遊佐は、仕事だけではなくプライベートでも恋人関係にあり、二人が出会った思い出の場所でもあるラスベガスのカジノを訪れていましたが、ヨシュアが席…

7

龍の後継者 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

普通のサラリーマンでしたよね…!?

※この作品は米国大手スーパーチェーン「ウェルネスマート」に関わる人物を主人公にしたシリーズ作品の4作目となります。(またティエン×高柳シリーズとしては2作目となります)

「ウェルネス」の香港出店に際して、高柳が大学時代の知り合いだったティエンに手助けしてもらったことをきっかけに恋人関係になった二人ですが、仕事が忙しくなかなか会う事ができません。そんな中久しぶりに会ったティエンと高柳は、ティエ…

4

エス 裂罅 小説

英田サキ  奈良千春 

シリーズ三作目

エスシリーズの三作目です。
ハードボイルドなタッチで描かれた、ダークなストーリーです。
主人公は、特殊任務についてる警察官の椎葉。クールビューティな受です。
攻は、エス(スパイ)となって椎葉に協力している宗近。懐のデカい大物ヤクザです。

今回、宗近の過去が明らかになり、宗近の弟やら敵対組織のトップやらといった新しい登場人物も登場して、キナ臭さが増してます。
これほんまにBLですか?と言いたくなる…

1

エス 残光 小説

英田サキ  奈良千春 

シリーズ四作目

エスシリーズ四作目にして完結編です。
濃厚な一冊となってました。
すべての登場人物に、一つのゴールが用意されてます。明確で安定したゴールではないけれど。
不満はあります。
正直このシリーズは、一作目が一番面白かったと思う。巻を重ねるごとに、椎葉のヒリついた魅力が失われていったように思う。
三作目と四作目で大物脇役として登場した五堂は、その内面がキチガイじみすぎてて、魅力が解りづらかった。
脇役の魅…

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