奈良千春さんのレビュー一覧

エス 小説

英田サキ  奈良千春 

ハードボイルドとBL

ハードボイルドは男の世界で、男と男が(精神的に)命ギリギリで愛し合っている的な
描写が一般小説でも映画でもガンガン出てくるし、萌えるので。
わざわざBLで読まなくても……
というかBLでやるのは、かえって難しいのでは?と思っていました。
なのでハードボイルドタッチなBLは、実は今まで避けてきたのですが。
この作品はあまりにも評判が良いので、手に取ってみました。

やはりハードボイルド…

5

嘘つきな天使 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

嘘つきな天使

このシリーズて何て言えばいいんだろう?
まあいいや…ついに片岡の話です!!
片岡がさー二枚目な感じになっててかなり残念。
へたれててほしかった…キャラのイメージ崩されると結構悲しくなるorz(崎谷さんのブルーサウンドの大智しかり)
あとがき読むかぎりだと、ふゆのさんも不本意だったみたいだけどさ~…
老舗デパートの御曹司のかわいこちゃんが、傾いた会社のために奮闘する途中で、ウェルネスの日本…

0

交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

交渉人は疑わない

交渉人シリーズ(と言っていいのかな?)の続編です!
前巻はいつ発売したのかと思って見たら、2007年3月…え!?一年半ぶりの新刊!?
月日が経つのは早いですね…。
相変わらず追い追われ、な関係のヤクザ×交渉人。
つかもうヤクザの兵頭さんがたまらなく好みどどうしたらいいのか(*´Д`*)
いまだかつて眼鏡キャラに対してこんなに熱くなったことないのにーーー
抱かれたい(*´Д`*)
交渉…

5

龍の仁義、Dr.の流儀 小説

樹生かなめ  奈良千春 

龍の仁義、Dr.の流儀

シリーズ八冊目!
あとがき見たら、夏に幻の一巻二巻がまとめて出るらしく狂喜(*´Д`*)
奈良さんの絵で出るんだって…!!
しょうおとあやさんか何かが絵やってたんだよね…
プレミア付いて高かったから買うの諦めて、二人の過去も再会したシーンもわからないまま読んでたのよ…
だから本当嬉しい。

さて今回はまた高徳護国兄弟がメインでした…
あとヤブ医者木村先生の意外な過去…!!
いつに…

1

天使の片羽 小説

高岡ミズミ  奈良千春 

シリーズ中一番好きな作品です

加治陽一(社長子息 捻くれているが実は繊細な性格 大学在学中からホストとして働く)×志水貴大(陽一の大学受験のための家庭教師(予備校講師) 両親が自殺している)

「天使の啼く夜」「天使の爪痕」に続くシリーズ3作目です。

務めていた予備校が潰れ無職になってしまった志水は、友人の伝手で家庭教師をすることになります。教え子の加治は大学受験を控えた身でありながら一切やる気を見せず、始めは反抗的…

0

天使の爪痕 小説

高岡ミズミ  奈良千春 

極端だなぁ(苦笑)

桐島東吾(風俗店やバー8店舗のオーナー 高校生の頃から水商売に携わる)×瀬ノ尾聡明(ヤクザの組長の一人息子 高校時代から桐島に片思いしている)

シリーズ1作目「天使の啼く夜」は桐島の義弟(田宮)が義父の復讐計画を立てそれを実行するという話でしたが、この作品はその後日譚(復讐劇の後)という位置づけになっています。前作では始まりから中盤くらいまでどういう展開になるのかが見えてこず、モヤモヤっとし…

0

愛讐の虜 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

リンク作と思ったのだけど…

予約購入画面を見たとき、前回の「愛炎の檻」とタイトルが似ていたのでリンク作かな?と思って買いましたが全然違ってました。
全く別物の話ではありますが、前回同様 監禁、陵辱、調教ものです。

このお話を簡単に書くと、過去の家族を殺された事で家族を殺した相手に復習を企む男、やっとその機会を得たがあえなく失敗し、捕まって逆に監禁陵辱される嵌めになる…とそんなところでしょうか。

前回同様かなりエ…

3

天使の啼く夜 小説

高岡ミズミ  奈良千春 

最初はテンション↓でしたが

伊佐秀和(ヒモ 女に追い出された日に田宮に拾われる 天涯孤独の身の上)×田宮知則(人材派遣会社経営 義父の復讐の機会を狙っている)

浮気がバレて女の家から追い出された伊佐の前に、喪服を着た田宮が現れ「私のところに来るか」と誘います。料理もセックスも必要ないが最低限の礼儀作法と一般常識を学べという田宮に対し、伊佐は疑問を覚えつつもその条件を受け入れ同居生活をスタートしますが、自分に興味を示す訳…

2

交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

前作を越えた続編

前作もなかなか変だったけど、今回はもっと笑えました。あっちでクスクスこっちでプププって感じで、まずとにかく面白い。
サスペンスとしては前作の勝ちですが、今回はサスペンス色より『交渉人』のお仕事全開で、作品としたら前作越えをしたと思います。

ストーキングされていると言うホストから依頼を受け、調査をしていくうちに、別の問題が浮かび上がってきてしまい・・・あれこれ誤解を解きながら、八方丸く治めち…

10

交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

『交渉人シリーズ』第二弾

前作と同様、芽吹の軽めの語り口でテンポ良く楽しく読めました。

今回は仕事を依頼してきたホストが過去兵頭とかかわりのあった人物。
芽吹も過去はいろいろとあったようなのですがそれには一切触れず、今回は兵頭の過去にスポットが。
兵頭が傷害致死事件を起こし刑務所に入ったという事実が明るみに出ます。ラストに真実が明かされますけども。
前回「挿入なし」で終わってしまいましたが(笑)、成就の話でもあ…

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