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中原一也 奈良千春
もこ
さて、中身の話ですが、中身はねぇ・・・なんというか・・・・タイトルと表紙で膨らみすぎた妄想とは・・まるで違った内容でしたね。 モチロン面白かったですよ? 面白かったんですが・・・・・タイトル。。欲望?!犬!?みたいな。 若干タイトルを見直したくなるような内容でした。 ある雨の夜、珍しく心も身体も疲れ果て、家路に着こうとしていた検事の水上。彼はね、男しか愛せない身体なわけ。で、こうい…
水原とほる 奈良千春
思い通じるって素晴らしいwwwwww でもさ、たしかにさ、西村は最初から間違ってましたよ^^ 読者の反感を買う行動バリバリでしたよ。 しかしながらですね、私は思うわけです。それもまた愛情表現の一つ。 想いすぎるがあまりの行動! 若い頃はそんなこともあるもんさ!!!←モチロン・フィクションだし どこかのお兄さんみたいに、他に相手を作りまくってどうとかじゃないんだよ? 9年も一人の男に執…
沙野風結子 奈良千春
はる
蛇シリーズ最終巻です。 「蛇恋の禊」で、凪斗をまんまと罠にはめ、薬漬けにした大阪ヤクザ熾津臣が今回ご活躍です。 しかも、まだ岐柳組との抗争中なので、凪斗や角能も絡んでくれるし、「蜘蛛の褥」の久隅や、八十島や折原などサブキャラもでるので、最終話にふさわしい豪華出演人で話がすすみます。とはいえ、まったく単独で楽しめる内容です。 熾津臣の壊れっぷりがどこからくるのか、執着しているようで一番執着して…
いおかいつき 奈良千春
mimu
「二人に箱根駅伝を見させること」と「ひたすらラブラブすること」が命題だったそうで、そのとおり、二人の間に波風が立つこともなく、ただただお熱い二人でした。 真二(攻)の妹・美夏(みか)が高城(受)に一目ぼれというハプニングもありますが、それでどうなるわけでもなく、結果的に妹にも認めてもらって、二人の絆はますます強固に。 以前、高城の弟に関係がバレて、ちょっとした悶着がありましたが、今回はそれもあ…
乱菊
表紙の奈良絵に惹かれて手に取った一冊。 収録は表題作を含む4つの短編で、シンプルなタイトルのつけ方も非常に好みである。 「窓」 ・西村隆明(年下)×大庭保(年上)【リーマン同士・高校の同窓生】 暴力で支配されていたはずが、いつしかその関係に溺れてしまい離れられなくなってしまうお話。 加害者に共感という意味においては、厳密ではないけどもストックホルム症候群に近いのか?と思った。 やや…
樹生かなめ 奈良千春
相変わらず、意味のわからない・・・アホな攻めと、それに振り回される受さんの話。 2人は生まれる前、母親のおなかにいるときからの幼なじみ。小さい頃から、お嫁さんにしてやる。なってやる。な関係だったわけです。 しかし、昔ならば殿様であった邦衛の家、その当主。つまり、邦衛の父ね。彼はとんでもない性癖の持ち主だったのです。 見た目はタヌキオヤジなのに、愛人をたくさんもち、正妻である邦衛の母と結婚…
かけ合いが凄く面白い。面白い・・・・面白い。 コレは、 【その男~】にも有った、掛け合いでもあり、樹生先生だな~というノリの会話なんです。 しかし、しかしですよ。コレが凄く疲れます。 なぜならば、こんなわけの解らない。一見、明人の無駄な労力を消費している会話が1冊丸まる繰り返されているんですから。 言いかえれば、明人の心労が読者にも伝わって、ほかの本の2倍・・・いや3倍疲れるというのでしょ…
今回は、エリート検事高城幹弥の双子の弟・優弥登場。できのいい兄をもつちょっとブラコン気味の優弥ですが、エリートの兄の恋人を見ようとやってきます。何かと高城にも敵意を向ける優弥ですが、真二は幹弥の家族には嫌われたくないとどんなに敵意を向けられても誠意をもって接するところが、真二のまじめさがにじみ出ていいですよ。 刑事事件がらみのお話ですが、ハードボイルドってちょっと苦手って方でも大丈夫です。ほとん…
年下大型ワンコって、苦手だったんです。大型ワンコって愚鈍ってイメージがあって・・すみません。 でもこれを読んだら、絶対うちにも年下大型ワンコ欲しい~!!ってなりますよ。 それぐらい、一途でまっすぐで、かわいい。 箱根マラソンの先導の白バイに憧れて警官になったという純朴な所のある真二だから、冷たい印象の高城幹弥のことも、実は仕事熱心で正義感あふれていることに、気付きそんな彼にひかれてい…