奈良千春さんのレビュー一覧

不条理な男 小説

樹生かなめ  奈良千春 

私、イライラする(笑)

笑える、いや呆れる?
もうとにかく不条理な邦衛くんですわ; ̄□ ̄)・・・
でもやっぱり笑える、もうコメディーです。
いや、2人はいたって真面目です( ̄w ̄)ムフフ

室生家次期当主邦衛くん、もう本当にお殿様!!
父親から受け継いだ性格で明人はいつも振りまわされっぱなし。
次から次へと、女の子・女の子・女の子
いや、子供からお年寄りまで、性別無視で喰いまくり?!
いつ刺されてもおか…

1

玩具の恋 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

イラストで内容魅力がアップした一冊

花丸文庫で奈良さんのイラストって初めて見た気がするんですが?
ヒイキするわけじゃないんですが、奈良さん絵だけで中身3割アップしちゃいます、、

自分がゲイだってことを認識した為に、恋人が欲しくて友人に連れて行ってもらったバーで、ずばり好みの男性に出会う高校生のケイゴ。
その男性・草加はバーでも、一度きりの関係しかもたない冷たい人だから辞めておけって言われるのですが、突っ走ってしまって「遊び…

5

赫蜥蜴の閨 小説

沙野風結子  奈良千春 

これがBLというものなのか。

沙野さんこのシリーズが初読みです。

エロスが濃いのですね。
奈良さんのフェロモン絵と相俟って、それはもう濃いのですね。

蛇、蜘蛛ときて、赤蜥蜴。
オヤジ臭いフェロモン過多な感じで、私はこれが一番好きでした。

共に30代という大人のカップル、関西弁ヤクザの攻めががが。
「わしのタネは美味いか?」
「よう締まるのう、わしのに咬みついてくるわ」
「コウちゃんの、デカくてエロい…

3

玩具の恋 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

はじめての恋にがむしゃらにしがみつく!

ケイゴは、高校三年生の夏
はじめて足を踏み入れたゲイバーで
冷酷な眼鏡の男・草加に恋をするv

冷たい男だからやめておけと言われても
自分の頭をなでてくれたぬくもりを信じて
ケイゴは、ハタチと偽ってめいいっぱい背伸びをして
草加を追いかけるんです。

何事も諦めないでがんばるケイゴの姿は
ものすごく健気ですが、健気を売りにしてるわけじゃなく
健気であることすら隠して、草加に“…

6

龍の初恋、Dr.の受諾 小説

樹生かなめ  奈良千春 

ヤンデレオバチャン受け

『龍の初恋、Dr.の受諾』というタイトルは
この物語ずばり!でして
極道の初恋を医師が受諾するという内容です。

この極道・清和と医師・氷川は、ご近所さん同士で10歳差。
虐待のような生活を送っていた清和に手を差し伸べてくれた
ご近所のやさしいお兄さんが氷川なのです。

ふたりは清和が8歳の頃に離れ離れに・・・
そして清和が19歳になり組長代行という身分の
極道となってから再会…

1

コイビト恋人変人 小説

鳥丸チイコ  奈良千春 

おもしろいけど

話しの流れ的にはテンポも良く読み易いのですが…
大阪人の私としてはかなり私的なことですが、関西弁がこてこてすぎて吹きました。
今時の子はこんなにこてこての関西弁使わないだろう…!
読みつつこんな言い方はせんやろ!と1人でツッコんでしまいました。

一人称で書かれている小説はめったに読まないので新鮮で良かったです。
いつもハードな感じの小説を読んでらっしゃる方は気分転換によろしいんではな…

2

龍を飼う男 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

なかなか面白かったです。

香港マフィアの血を引くティエン×ウェルネスマート社員・高柳

舞台は香港。
自分を高く買ってくれと大学卒業以来4年ぶりにティエンの前に現れた高柳。
大学時代でさえそう親しくなかったのにいきなり「僕のこと好きだったんじゃないの?」なんて言って。
買ってくれた御金でティエンを雇うというのだが…。

高柳がスーパーの社員だったので「え、雇うの?」と最初は戸惑いました。
これだけ裏社会っぽ…

3

夜空に煌めく星の下 小説

松田美優  奈良千春 

え?大事にするってそういうこと?

奈良さんの絵にふらふら惹かれ、松田さん初読みです。

しゅみじゃない、に近い中立です。
というのも、読んでいて一人置いていかれました。
アウェイです。

主役智鶴が、高校生という時期に告白してきた女の子と、なんとなく付き合ってみるというのは分かる。
そして、偶然出会ったその兄に急激に惹かれていくというのも、まあ分かる。
それでお互いに惹かれあってしまったその兄と、つい勢いで致してし…

4

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

なんておもしろいんだ!

どんどんおもしろくなっていくシリーズで、ある意味不安です!!

榎田さんの作品は元々大好きなのですが、魚住君の次点に座っている交渉人シリーズ。
まぁ魚住君シリーズは私の中で殿堂入りなので、実質1位におわせられます。



コミカルなのにシリアス、シリアスなのにコミカル。
両方無理なく在るのが、ただただすごい。
1・2巻はべた惚れ兵頭と美形なのにおっさん丸出しの芽吹のジタバタ感が笑…

3

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

読まなきゃ損!損!!高揚感に震えます

なぜもっと早く読まなかったのか・・
大人気であるらしいことはわかっていたのに
おそらくちるちるユーザーの殆どの方が当たり前すぎて、レビュー数少ないのはそのせい!?
皆さんすでに知ってるから??

というわけで細かいあらすじとか省略です。感想オンリー
榎田さんの作品てハズレってものがほんとにない。
誰が読んでも納得の面白さ。

のっけからこれぞというシーンにワクワクが止まりません。…

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