奈良千春さんのレビュー一覧

真夜中のスナイパー 汚れた象徴 小説

愁堂れな  奈良千春 

カマカマネット勢揃い

意外に早く出ました「暁のスナイパー」の続編。
サブタイトルが前回もそうでしたが”汚れた象徴”とか何やらシリアスなのが付いてますが、お約束・お決まりの、ファストフードのような小説です。
本当、これラヴァーズ文庫じゃない?って一作目も間違えたくらい(笑)

さて、前回兄と探偵事務所を開く大牙が命を狙われて、そのスナイパーこと華門饒に好意を持たれ、また大牙も好ましく思うということで、饒がまるで月…

2

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

シリーズ三作目

人気シリーズの三作目。
さすが面白かったです。
主役カップルはもちろんのこと、脇キャラまでみんな魅力的です。
さゆりさんのポジションいいな。私もおばあちゃんになったら、芽吹さんの事務所で雇ってもらいたいw

深い社会問題を扱ってるんだけど、随所にユーモアが挟みこまれていて、ストーリーには奥行きがありました。
練りに練られてて、さすがだと思いました。
ただ個人的な事情なんですが、どうしてもダメな部分…

3

欲望の犬 小説

中原一也  奈良千春 

職業モデル?

まず初めに、表紙のイラストに、萌!!
なんて素敵なのでしょう、水上検事の色ぽさ、大貫のセクシーな所、
ツボにはまってしまいました。
題名の犬、本文の中で(大貫は塔屋の上にいた。そこに、犬のようにしゃがみ込んでいる。そ姿をみていると、今にも足で耳の後ろを掻いて ワン と、吠えそうだ思った。)ウーーーン。なんともカワイイ、そのイラストも、ばっちりそれに合っている。

モデル事務所の、マネージ…

1

さくら グッズ

それぞれキャラがリンクして登場の贅沢本です

「交渉人シリーズ」と「デコイシリーズ」の連動小冊子は、本来さくらの季節に発送されるものでしたが、遅れた為にもう花も終わった初夏の頃に届いた記憶があります。
しかしテーマを”さくら”にして、それぞれの作品のカプが、それぞれの作品のカラーのまま登場し、しかも微妙にリンクして登場している部分、何とも粋な計らい。
しかも中ページに共通の絵師・奈良さんによる、兵頭と火野の着物2ショット絵があって、ニヤニ…

6

エス still recall 小説

英田サキ  奈良千春 

エスの再会直後の二人が読めます

07年「エス」完結記念の小冊子は、自分が欲しいと思った時にはオークションで高値売買されている入手困難な冊子でした。
手に入れた時の喜びといったら、もう言い表せないほどの喜びを感じたものです。

『Sleeping beast』は、【咬痕】の後のお話。
風呂で寝てしまった椎葉の髪を洗いながら、覚悟が揺れ動いた時の自分の仕打ちと、椎葉の気持ちを想い、宗近が一人モノ思いにふける。
想像される後…

13

赤い呪縛 小説

松田美優  奈良千春 

イラストにイチコロです

小説を選ぶのね、作者でなくイラストで選ぶ私の、ツボです奈良先生は本当にカッコイイ二人に、胸がドキドキです。
日向の純粋な所と小悪魔みたいにひとに媚てるところ、かまってあげたい、兄弟ならなおさらかな?
それに、年が離れていて、片親だけの血のつながり、アイテムはバッチリですね。つい兄がほだされる、アリですね。
また、兄の龍昇はワイルドをきどって、乱暴に接するが裏腹かわいくてたまらないという、なか…

2

最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

たとえばこんなBL

篠塚兄さんの話と言われたら買わずにはいられなかった一冊。
BLというかドラマだなあと思った。
人と人とが紡ぐドラマ。関係性萌えの私にはたまりません。
そこにあるのは愛じゃなくてもいいんだ。人と人が関わってできる関係性にときめく。
郁彦と篠塚もそうなんだけど、郁彦の年の離れた兄と篠塚の、表面のからっとした(でもきっと裏は権力とかでどろどろした)ライバル関係とかさ。
郁彦と篠塚がウエットな感…

2

交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

このシリーズは面白いです!

良かったです~!!!!
お話は受けの芽吹きさんの一人称で語られるのですが
彼の感じていることがその時その時で絶妙に笑わせてくれます。
攻めの兵頭のハチャメチャな行動に対する
芽吹きの心の声や反応が面白くって堪んないですよね~(笑)

今回のお話では芽吹に惚れ込んでる兵頭の過去に関わる人物がお客さんでした。
彼は兵頭のことを憎んでいて芽吹きに依頼した仕事も実は・・・なのです。
けれど…

3

龍の恋、Dr.の愛 小説

樹生かなめ  奈良千春 

肉くらい自由に食わせてやれよ。

シリーズ3
いろいろ限界・・・
おもしろいよ!読みやすいよ!
「中立」なんて掲げちゃってるけど、読んじゃうさっwww
・・・好きだよっ!

だけどさぁ、もぉ!相変わらずの“おかん”な受け氷川先生orz
泣く子も黙る昇り龍のインテリヤクザの清和くんのおむつを替えてたのは
わかるよ!わかるけど、ちんこが大きくなっただのなんだの
もぉいい加減勘弁してやれw

医師である氷川先生は、…

5

龍の宿命、Dr.の運命 小説

樹生かなめ  奈良千春 

究極の“おかん”受け。氷川って天然っていうよりも、心の病と紙一重な感じ。

シリーズ2

小さい頃、おむつを替えたり
膝の上でお菓子を食べさせたりしていた
近所の男の子が大きくなってヤクザになって
ふたりは夫婦になりました。

っていうヤクザ×医師ものなんです。

まだ十代の昇り龍。ヤクザの2代目、インテリヤクザでイケメン。
そんな清和くんは、奈良千春さんの挿絵の相乗効果もバツグンで
かなりかっこいい攻めなのですが
いかんせん・・・男の趣味は悪いと…

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