奈良千春さんのレビュー一覧

華麗なる紳士のウェディング 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

そこそこ

攻めの身勝手さや傲慢さにどこがいいんだと突っ込んでしまいました。まぁ、惚れた弱みってやつでしょうが・・・。個人的には上級生だったアラブの王子様の方が絶対幸せになると思うんですけどね。でも肝心の王子様はそっち好なのかは謎でしたけど。

2

蛇恋の禊 小説

沙野風結子  奈良千春 

いい作品、なんだけど

客観的にみて、すごく良い作品なのは分かるのですが、個人的に萎えるポイントが色々あったので中立に近い萌え評価です。
といってもオススメはできます。
このシリーズは、スピンオフされたものも含めて面白いので。

いちばん萎えたのは、受けがブレること。
内側にひそむヤクザな血が目覚めたように見えた前作のあとに読んだので、芯の強い受けの姿を見たかったんだよね。それを期待してしまったのがそもそもの間違いだった…

3

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

エンタメ要素満点!

今回の展開はスリルや推理や愛や憎悪やチームワークなどなど魅せられる要素が満点でした!

昔読んだ「眠る探偵シリーズ」に若干かぶる要素がありましたが、
あの頃の雰囲気から更にパワーアップした感じでした^^

とにかく榎田先生の筆力が冴えていて、シリーズファンは絶対必読です!
読んだことの無い方には、シリーズのはじめから通して読まれることをオススメします!是非ハマッて下さい♪

2

蜘蛛の褥 小説

沙野風結子  奈良千春 

たまらんですね

たまらんですね。
これ、ヤクザものBLの金字塔のひとつだと思う。(『蛇淫の血』と『蛇恋の禊』も含めて)

色々読みどころがあるんだけど、攻めが背中の刺青を熱した鉄の棒で焼くシーンが凄い。
焼けた肉のニオイが活字からでも嗅ぎ取れそうな、そんな凄まじい描写だった。
ただ強烈ってだけじゃなくて、そのシーンはストーリー上非常に大事な場面なのだ。
攻めが自分の想いの強さをはっきり自覚して。受けの涙を見て恍惚…

2

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

最高の一冊

今日は読み終わりました。最高の面白かった!
「信じる」という言葉は、芽吹にとって大切な物です
誰かを信じたい心を持っているからこそ、彼は環との勝負に勝った
最後の仲直りエッチシーンも凄く美味しかった!←変な言葉でこめんww
それに二人もかっこいすぎてたまらない><
ストーリ最後で芽吹の夢、感動しました。もう自分を責めないでもいいですよ

2

愛憎連鎖 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

3P~~

帯『飴と鞭-・・・。「可愛い君には俺たちが必要だよ』
飴(あに)、鞭(おとうと)とルビふってあるですよ、流石のセンスだ!

普通、帯は外した状態の方がレジに持って行きにくいパターンが多いんですがこれは反対パターン。
受の衣服が帯でちょうど隠れてるので、帯付き→全裸に見える、帯無し→ズボン履いてるとなるです。まあ肌色率が高いんでエロ表紙にかわりはないですが。

ラヴァーズ文庫、バーバラさ…

2

薔薇の刻印 小説

夜光花  奈良千春 

アクション耽美?

ネタバレしないと感想が書けなそうです。

あとがきにおいて作者いわく、「吸血鬼」ものだとのことです。
確かに耽美な部分も多いですが、どちらかといえば「ゾンビ」もので「アクション」要素のほうが多い、吸血鬼ものの王道からは少し外れた作品です。
「不死者」とそれを葬る力のある「薔薇騎士」のお話なので、ヴァンパイアとヴァンピールのお話と言っていいのかもしれませんが、この巻では狩られるものの姿はまだ…

3

薔薇の刻印 小説

夜光花  奈良千春 

アニメにして見たい!

今作は、連作モノのまだ1冊目なので、色々と背景が見えてきた「序」といった役割の部分ですね。
いつも、小説を読む時頭の中で映像になってそれが動くのですが、今回はそれが際立って明確に奈良絵のアニメになって頭の中で登場人物達が動いてくれているので、二段組文章だけどすごく読みやすい!
アクションも多いし、登場人物はカッコイイし、色々謎があるので、ゲームのような感覚もあり、すごく楽しいです♪

圭の…

1

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

会話をしよう

前々から読みたくてついに買えた「交渉人は~」シリーズです。
わくわくしながらページを開いたんですが、……期待通りの良作品でした。

一気に読み進めて、気がつけばもう朝……。
すごく読みやすかったんですが、以前にも書いていらっしゃる方がいるように、……ハード系?という感じのコミカルな要素が結構あったからだと思います。いい意味で!


主人公の芽吹さんがとても好きで、彼は決して表の道ばか…

5

薔薇の刻印 小説

夜光花  奈良千春 

読み応え充分です!

今年一番の読み応えを感じた作品。何より終わり方も秀逸です。期待値がmaxのところで終わるのですが、とっ散らかった印象が無いので謎の部分も続編の期待値に繋がりました。良い意味でヤラレタと思いました。いわばゾンビ退治の物語というオカルトも薔薇騎士と守護者の関係という胸キュンな関係や啓の周囲の魅力的なキャラクターが物語に厚みを増してくれてます。大切な人が不死者になった為、自ら葬る事で乗り越えなければなら…

6
PAGE TOP