奈良千春さんのレビュー一覧

ダークフェイス ~閉じ込められた素顔(上)~ 小説

秀香穂里  奈良千春 

スリリングな作品です。

スリリングな展開で飽きる暇も無く一気に読める本。
政治家や官僚を多く輩出する名門の篠原家で起こった殺人事件。
新聞記者で社会部だった貴志は突然汚名を着せられ窓際へ。
そんな時、ふとした記事が気になり記者としての好奇心を
押える事が出来ないまま真相を探るべく単独で取材を。
権力で闇に葬られ真実を覆い隠している何かを探し
貴志は事件の責任者である篠原と接触しますが
その後リョウと名乗る人…

5

ディープフェイス ~閉じ込められた素顔(下)~ 小説

秀香穂里  奈良千春 

ペルソナ!?2

呼吸住宅街で起きた殺人事件を独自に追う貴志。
下巻は、その真実が明らかになると共に、リョウの本当の正体を貴志が知り、そして二人が愛し合うようになります。
事件は、明快な解決という結果ではありませんでしたが、貴志がリョウを愛してしまったことからも、それはそうでなければならい結果だったと思います。
しかし、ラストのラストがよかったですよv
何かドラマとか映画でよくある、、、あんな感じですよw(…

6

ダークフェイス ~閉じ込められた素顔(上)~ 小説

秀香穂里  奈良千春 

ペルソナ!?

今回の秀さん作品は上下巻・・・延期になったりもして待っていた感はあるのですが、実はここ最近ラヴァーズの話の傾向がお約束とはいえ、拉致監禁&強姦とか、警察が登場したりとか、何となくパターン化が著しい感じがして、この本もあ、またかーな感じが無きにしも非ず。
そういう意味で新鮮さはありません(涙)
そして、表紙の奈良さん絵なんですが、最近こうしたモザイク調のものが影をひそめかけているので、このラフは…

4

赤い呪縛 小説

松田美優  奈良千春 

何もかもがツボりました。

わぁ、面白かったー!
ふらりと手に取ってみて、あらすじと奈良さんのイラストが綺麗だったので購入したのですが。
なかなか好みのお話でしたー。

龍昇と日向は異父兄弟。
もう1人龍慶という長兄がいるが、家を出てて。
三男ということで何かと甘ったれに育ってしまった日向は女関係とかいざこざの度に龍昇に泣きつく始末。
そんなある日、龍昇が豹変して…。

はじまりは一歩的な有無を言わせぬ暴行…

4

Dr.の傲慢、可哀相な俺 小説

樹生かなめ  奈良千春 

このカップルがまた読めるとは!!

最近は龍Drシリーズに名前だけがチラホラ出てて
その後が読みたいな~と思ってたので嬉しいです。

相変わらずいろんな先生にモテてますね薫ちゃん(^^;)
芝・深津は相変わらずですが、今度は口腔外科医の正木先生ですか?!
さて今度はどんな性格のキャラなのかと読んでいくと
やはりですか…
まぁまともな性格ではないと思ってましたが
芝・深津に負けず劣らずの自己中男でしたね(笑)

薫…

1

薔薇の奪還 小説

夜光花  奈良千春 

またまた目が離せない!

陰謀で薔薇騎士団が危機に陥り、すごく話が動いてドキワクしたのもつい最近だと思っていたのに、もう次が出て非常に嬉しー♪
騎士団を追われた啓はどうなっちゃうの?
捉えられて拷問にかけられていたラウルはどうなちゃうの?
啓の血を飲んで眠りに入っていしまったレヴインは?
啓を失った騎士団は?
他にも色々なワクワクが、今回また新たな登場人物の絡みも入り、色々な謎が明かされます!
ちょっとスぺクタ…

2

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

芽吹はドM。

前半はコメディタッチで榎田さん独特の文章立てで笑いまくりました!
でも中盤あたりか事件が勃発し出してそのまま怒涛のラストへと話しが進んで行きました。
泣いてしまいましたね。
最終巻ではないけれどとりあえずの完結?いつか続きが出るかもしれないけれど、今の所は予定なしという事みたいですが、これがラストだと言われてもすごく納得の行くとても素晴らしいシリーズになったと思います。

涙あり笑いあり…

4

龍&Dr. 2011年奈良千春カレンダー グッズ

奈良千春さんのカレンダー

卓上カレンダーなんですが、表紙の枚数を合わせて13枚のイラストが楽しめます。
イラストは全て樹生かなめさんの作品「龍&Dr.」シリーズの単行本の表紙になったイラストです。
単行本の表紙ではトリミングされていた上下左右の部分がちゃんと見れるというのが興味深いかな。
ただ、このお値段では、もっと大きい絵で見たかったというのが本音。
まあ、卓上カレンダー仕様と使った後はポストカードで使用できると…

0

リセット 下 小説

谷崎泉  奈良千春 

大好き

のっけからお詫びですが、BLとしての評価ではありません。
甘さとかエチとか夢見ちゃうとかそっちの要素はまったく足りません。
でもっ
男のひと同士の、たぶん女性にはほんとのところ理解しきれない関係、
恋愛感情だけでもなく、友情だけでもなく、同志というかツレというか
わたしたちがわからないけどいいなと感じてるものが書いてあります。

谷崎さんはそんな関係を淡々とした語り口ながら、しっかり…

9

リセット 下 小説

谷崎泉  奈良千春 

すごい!

がっつりと、上下巻合わせてすごい存在感と読み応えでした。
本格的な小説を読んだ感じです。
評価が萌×2になっていますが、はっきりいってしまうと、恋愛とかいう意味あいでは、キャラに属性の確固たる萌えがあるかというと本当はそうでもないです。
しかし、話として主人公達の抱えた問題の元である事件と、現在彼等が追っている事件がある一点がリンクしたことで、どちらも明確になるという、その流れを作る手腕にう…

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