奈良千春さんのレビュー一覧

愛讐の虜 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

これ大好きですー!

帯『耐えれば耐えるほど快感は強くなる。お前の限界を試してみようか-…。』

現時点でのバーバラさんのラヴァーズエロエロシリーズ(と勝手に呼んでます)の中ではこれが一番好きです。
先ずエロい!!道具責め好きなんですよー、大好物です。
家族を殺された復讐の為に、気弱なお坊っちゃんが洋貴[受]が死ぬ気で外人部隊で心身を鍛え長殿[攻]を暗殺しようとするのですが失敗してしまい、依頼者を吐けと拷問され…

6

小説

水原とほる  奈良千春 

水原さん短編集

同レーベルで当時衝撃だった「夏陰」「箍冬」を読んで、その後にこの作品を読んだ記憶があります。
その後だったので痛さや陵辱は既に勉強済だったんで比較的冷静に読めたんじゃないかなー。
全部で4作収録されていて、「窓」と「温い血」は執着系の攻。
特に窓の執着っぷりは強烈で、独占欲のあまりに己のイニシャルの焼き印を入れようとする位のすんごい執着度です。
「温い血」は叔父と甥。ずっと優しい理解ある大…

6

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

腐女子は嵌められるw(長文注意)

天職交渉人VS天才詐欺師。
とうとうここまできた。怒涛の日々だった。1、2巻を読んだときの自分が懐かしい。最初は和気あいあいとしたワクワク感に浸かり、すっかり榎田先生の魔術にときめいて、心地良くうっとりしていた。よもやこんなにも血眼になり、えもいわれぬほど頭を使い、息をのみ瞬きも忘れるほどの勢いで、芽吹ネゴオフィス周辺にトリップするハメになるとは!まさに私が嵌められている!

下巻をもまた転…

4

交渉人は嵌められる 小説

榎田尤利  奈良千春 

胸をえぐられる…(駄文長文暗いのでご注意くださいw)

内蔵を直に握られる感覚という言葉が浮かんだけど、芽吹はそういう感覚だったのだろうか。
彼の過去に出来た大きな傷は炎症と膿みを繰り返し、痛み続けたまま、引きずるように生きてきた。なんとか塞がっていた傷を、掻きむしられ、また血が溢れ再燃する痛み。やっかいなのは過去の痛みのレベルを強力に思い出す強迫観念が、痛みを増幅させていくだろう。

涙が止まらない。本を読んでこんなに複雑な想いで涙を流したのは…

6

薔薇の血族 小説

夜光花  奈良千春 

まだまだ気になるこの続きv

吸血ゾンビ?なる魔の者が登場して薔薇騎士団と闘う。
そのアクションシーン満載の作品は2巻に入り、何やら主人公・相馬啓の血筋の謎もほのめかされ、また不死者(アンデッド)のトップのアダムもいよいよ登場して、更にヒートアップしてまいりました。
そして何より、1巻目ではラブがまだ見えなかったのですが、この巻で動きがv
啓の薔薇騎士としての能力は、本当の相手としかしなければ、性交をすると弱まるとか消え…

2

真実と生贄 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

交渉人、ストックホルム症候群に堕ちる?

交渉人といえば、有名なあのシリーズだったり、あのシリーズのあの人だったりしますが、この主人公・兼坂は日本の警察のまだ歴史浅い交渉人。
法務大臣など政府役人を人質にとり、官庁に立てこもった犯人・死刑囚の悠木と、懲役二年の詐欺犯・佐川の二人組を説得するために駆り出されるのです。
この一冊では終わりでなく、続く・・・になってました。
何だか怪しげな人々がちらほら。
冤罪事件を絡め、裁判員制度も組…

1

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

レビュを書くのが重い…

読み終わって最近はすぐレビュするようにしてるのですが、
今回は無理だった。。。
軽快にユーモアたっぷりな交渉人シリーズですが、今巻は芽吹の過去が絡んでくるシリアスなお話でした。あ。もちろん中盤くらいまではバッチリ笑わせてくれます♪
七五三野が芽吹のお尻に湿布貼ってる最中に、ナイスタイミングで入ってくる兵頭とかwその後の芽吹の尻の所有権を巡る低次元な争いもwww


伏線を張ったままのラ…

7

交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

ワクワクが止まらない!!!笑

読み終わりました。まさに今。
なんなんだーーー!!この幸せ感!!!!!!
ニヤニヤがとまらなーーい!!!
1巻も神でしたが、やっぱり2巻も神!!!

このシリーズは。。。本当になんといっていいのか言葉で表し尽くせない、充足感が特徴なんだろうか。もはや盛りだくさんすぎて判断もおぼつかない。
全身のコリをほぐしてくれるというかw
ああソコ!?ってツボをぐいぐい押される心地よさ~~(><)…

3

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緊迫した作品だからこそ楽しめるささやかな日常風景

交渉人シリーズ、デコイのファンなら読んで損はありません。
そして奈良さんの漫画が2ページずつあるしで、すごく幸せになれます。
漫画には兵頭×芽吹とキヨ×智紀、加賀谷×那岐と火野×安見が登場します。
漫画も小説も、本編ではあまりないほのぼのした日常のとある風景を覗いているような内容です。
個人的にはキヨ×智紀のめちゃくちゃ可愛いやり取りと火野の本編ではありえないような一面に、買って良かったあ…

1

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

上手い!プロットしっかり!!

んー。読後感を言うなれば、いい映画を見た後のように充実感♪♪♪
キャラの魅力、伏線の張り方、ストーリーの流れ方、世界観、いずれもバランス取れてると思います。
ありそうでない、量も味もちょうどいいディナーコースに出会えた感じですwww

榎田先生の文章はテンポが良く、風景までしっかり表現される鮮明な描写にぐいぐい惹きこまれます!!!

主人公芽吹視点の心情が、読み手にうまいことシンクロさ…

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