奈良千春さんのレビュー一覧

交渉人SERIES SPECIAL 榎田尤利作家生活10周年記念書き下ろし小冊子 グッズ

甘いです

交渉人シリーズ連続刊行&榎田先生10周年記念の応募者全員サービス小冊子。
小冊子とはいえ98Pとかなりのボリューム。
書き下ろし小説は、芽吹視点、兵頭視点の短編2本。
芽吹視点は、風邪引き芽吹が一人でぼんやりと過ごす大晦日。
珍しいのが兵頭視点。
兵頭のお仕事ぶりがしっかり。
そして、兵頭が、どれほど芽吹を好きで、いかにメロメロのデレデレなのかを、たあ~~っぷり。

キャラクタープ…

2

僕のねむりを醒ます人 小説

沙野風結子  奈良千春 

病んだジャイアン攻め

いきなりだが、この頃の奈良千春さんの絵はいかにも小説の挿絵っぽくて大好きだったのだが、そんな表紙で購入した本でした。
なかなかに際どいところが丁度窓枠で隠れるというムフフ表紙のひとつデスw
キーワードにもあるように二重人格モノです。
攻めの病み具合、激しい歪んだ執着。
受けの流され具合が結構好みで、ドSとドMのカプが好みの作品です。
また、エロ描写も攻め方にしろ、受けの反応が実に良くてい…

4

愛されたがる男 小説

樹生かなめ  奈良千春 

好きなんだからしょうがない

帯『ヤる、ヤらせろ、ヤれ」って、何を?』

不条理な男の続編です、これは前巻読んでないと辛いです。
相変わらず不条理というか理不尽この上無い邦衛[攻]と前巻で恋人同士になった明人[受]ですが、邦衛の不条理さは相変わらずであれ程に収集していた象に飽きて今度は酒瓶収集に、たくわんハマりは終って今度はチーズかまぼこにハマる、そして相変わらず好みのタイプと見れば声を掛けるというどうしようもない男です…

0

赤い呪縛 小説

松田美優  奈良千春 

主人公がちょっと・・・

異父兄弟ものの本作。
近親ものではモラルや背徳感で悩むのが多いですが本作はあんまりモラル感が感じられません。モラルが欠如している高校生(三男 日向)とガテン系次男、龍昇のお話です。三男の日向視点で描かれていて彼が主人公だと思いますが、モラル感のなさにはあまり共感できませんでした。
悩んでいても解決方法を考えても、なんとも自己中心的な感じで私は好きになれませんでした。
話はおもしろくないわけで…

3

愛してないと云ってくれ 小説

中原一也  奈良千春 

おやじ臭が漂ってきそうな。。。

熱いっていうより暑っ苦しい感じ。
なんかおやじ臭が漂ってきそうな感じです。
そういうのが好きな人なら楽しめるかと思います。
私的には萌はなかったです。

3

不条理な男 小説

樹生かなめ  奈良千春 

理不尽な男

帯『好きだから抱けない。なんてアリ!?』

攻の邦衛が惚れっぽいにも程があるわ~~~!!って位に歩けば誰かに惚れる様な男です。
しかも老若男女問わずでお祖母さんから少年まで気に入ったら、隣に今付き合ってる相手が居ようが何だろうが口説きます。
その惚れっぷりはイラッとを超えてむしろ清々しい程です!!

まあでもこのタイプは樹生さんだからこそのキャラっていう気もしますな。
そのバカ惚れ男…

1

不条理な男 小説

樹生かなめ  奈良千春 

「受け攻めどっち?ラブ」の骨頂!2人の掛け合いが面白かった♪

表題がずーっと気になっていました!
「何に不条理?何が不条理?」って!

現代お殿様の「邦衛」と普通の庶民「明人」は、母同士が遠い親戚で仲良しだから、生まれる前からの幼馴染み。
そして、邦衛は幼児の頃から「明人を愛人にする」と公言している程、明人にべったりだし、明人の母も、室生家なら息子を性転換させても可・・などと思っているしで、この息子2人の関係は“幼馴染み”と簡単に言えない仲なのです。…

1

形代の恋 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

スピンオフ

「玩具の恋」でケイゴの友人だったガクが主役のスピンオフ。
といっても話の殆どはケイゴと出会う前なので、この作品単作で読んでも問題無し。

男性家庭教師との情事が親にばれてしまい、その家庭教師からも見捨てられ家出した所をヤクザに騙されて男娼館で男娼として働かされている高校生ガク[受]
ガクは恋人と思っていた男に裏切られ家族からも疎まれて、やさぐれて刹那的になってはいるけれど元々の気性の強気さ…

0

愛憎連鎖 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

つれづれ

結論から言ってしまえば、「愛」があるということを前提に読めば面白いと思う。
深く考えてはいけないのだ諸君!!
受は刑事。憧れの先輩・健一と仲良くなれて浮かれてた。
親が残した病院は今は廃屋と化している。マンションを出なければならないという健一に、よければ病院にすまないかと提案し、そこに健一の弟もやってきて仲良く暮らしはじめる。
しかし、それはある時をきっかけに崩れ落ちる。
彼らの父親の死…

2

愛炎の檻 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

身体にきいてみるw

あんまり続けて読むと、パターンに見えてしまって乗り切れないのが残念でした。最近そればっかだな・・・・
今回はといいますと、受は淫らな写真と妹をたてに取られて脅される。
他愛もない書類を盗み出してほしいと強要されて。
盗みこんだ先、案の定捕まりアンアンvの刑に処されるというお話。
受がのこのこ突っ込んでいった挙句に、アッサリ捕まり犯されて。
犯されていく中で攻を好きになっていくというお決ま…

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