奈良千春さんのレビュー一覧

玩具の恋 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

第一印象通りではなく

読んで最初に、果たしてこの恋は実る可能性あるのか?絶望的だろ。。。と思いながら読み進めていたのですが、まあまあ!うまいこと締めくくってくれましたね。こういう受け(弱気女の子っぽい)ってあんまし好みじゃなくて、きっと好きになれないなーと思っていたんですが、いいんじゃないのー?(笑)頑なまでに他人との関わりを拒絶する攻めが受けによって人間らしく、徐々に変わっていくのにきゅんきゅん。
最初はうざい受け…

6

龍の衝撃、Dr.の分裂 小説

樹生かなめ  奈良千春 

衝撃・・・でしたね

真鍋組に警察のガサ入れが・・・?という所から始まる巻ですが。
どうやら、名取の圧力によるもので警察も今回は本気じゃなかった様子。
そんなわけで気が気じゃない氷川先生ですが、またもや卓くんの叔父さんが騙されそうになっているという事で、慌てている卓くんと一緒に小田原に向かいます。
小田原に着いたはいいが、結局叔父さんは来ないことを追って来たショウくんによって知らされます。
せっかくなので小田原…

0

龍の青嵐、Dr.の嫉妬 小説

樹生かなめ  奈良千春 

伏線?多いよ

次からなにか大きな事件が起きそうですよーというのと、箱根にて卓くんの家族問題をなんとかした巻。

卓くんの家の事は、まぁなんというかあんまりにもお人よしというか、世間知らずな家族だなぁと、卓くんが気の毒だったかな。
極道なケリのつけ方しちゃってたけど、氷川先生黙認しちゃってよかったのか?

問題は山積み状態で。
名取グループ関連、藤堂・桐嶋組長関連、警察(リキのお兄さんとか)関連と盛り…

1

赤い呪縛 小説

松田美優  奈良千春 

なんじゃこりゃ

ガチ兄弟。
近親相姦です。
すごく大好きなテーマですがダメでした。
まず兄弟でSEXしているのにもかかわらず
彼女ができちゃいます。
女が出てくる作品がダメな人は評価が分かれます。
私は合わなかったです。
変態チックなSEXは読み応えがありましたが
彼女の気持ちを考えると複雑です。 
兄弟で堂々と盛っている所を見せられたら
おかしくもなりますよね~。
なんかすごい心に残る話で…

5

最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

義兄さんへの愛

義兄さーーーーーーーーーーーーーーん!!
大好きだああああああああ。
俺の愛を受け取ってくれええええええ!!
孤独を選ぶ男。
きゅうううううううううううううん。
俺は最初から義兄さんが本気で
好きだったんだあああああああああああ!!
あっちの人達はうまくいっちゃったから。
義兄さん 寂しいよね。
でもこの終わりがやっぱりベストだったと思う。
皆が去っていって一人残る。
孤高の…

2

交渉人SERIES SPECIAL 榎田尤利作家生活10周年記念書き下ろし小冊子 グッズ

くすっと笑えて、エロくて、幸せだけど泣けてくる

交渉人シリーズにハマるのが遅すぎたので
(新書ってどうしても手が出しづらい時期ありませんでした?)
こちらを○フオクで高額でゲット致しましたよ!
もう、こうなりゃ金額じゃない!みたいな素晴らしい小冊子です。

サイズ的には小さ目なんですが
みっちりぎっちり愛が詰まっています!!

奈良千春さんのイラスト解説とか、「ほぉぉぉ!」ってなるし、
芽吹、兵頭、キヨ、トモのキャラクタープロ…

8

3シェイク 小説

秀香穂里  奈良千春 

呼吸を止めて一秒 

タッチ タッチ ここにタッチあなたから~ タッチ!!
            (タツヤ×カズヤ×二ッタでお願い)←ばか
3Pのお話です!
秀 香穂里先生の代表作と言ってもいいと思います。
私は 愛のある3Pプレイなら どんどんヤッテ欲しいです。
好きなんだから しょうがないじゃないか!
虐めるのも泣かせるのも 好きだからこそなのです。(縛り・放置プレイなど)
最初はあんなに嫌がってた…

1

蛇恋の禊 小説

沙野風結子  奈良千春 

エロスのバリエーションは増えたが、心理描写がやや雑に

「蛇淫の血」に続くシリーズ。
先に言っちゃうと、子蛇だった凪斗のその後は「赫蜥蜴の閨」で垣間見られます。
それを見るかぎり、凪斗はどうやら岐柳組四代目を立派につとめているようであります。
ヨカッタヨカッタ。

このシリーズ、極道BLの中でもひときわ硬派な上に
エロもなかなか容赦ありません。

今回も、凪斗と角能の濃厚エロスはもちろんですが
近親相姦・凌辱・触手・自慰と、エロスのオ…

3

赫蜥蜴の閨 小説

沙野風結子  奈良千春 

これ、なんてBL!?意表をつきすぎる設定と展開

このシリーズ、非常に好きです。
一瞬、ヤクザBL?の一言で片付きそうなのにもかかわらず、なかなかどうして、
やるなぁ…面白いよ、これ。
ま、つっこみどころはそれなりにあるんだけど、容赦のない凌辱シーン描写に神評価をつけたい。

受けの光已がですね、BLにありがちな甘い感じじゃない。
攻めの熾津臣は関西弁バリバリの武闘派ヤクザで、そりゃもう男×男のまぐわい…
しかも完璧なまでの凌辱で、…

4

蛇淫の血 小説

沙野風結子  奈良千春 

谷崎潤一郎と「セーラー服と機関銃」をBL風に味付け

かなり変わったヤクザBLと言いましょうか。
予想外の展開に驚いた。

フツー、ヤクザBLってすでに極道か、一般人の高校生が極道に惚れるかどっちかですが、コレ、一般人からヤクザになってしまうんですよ。
それも惚れた男のために。

その惚れた男のために手彫りの刺青を入れ、それと共に自分の中にある血が覚醒していく、そのプロセスがなんとも清々しい。

刺青と言えば、谷崎潤一郎の短編小説に「…

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