奈良千春さんのレビュー一覧

薔薇の誕生 小説

夜光花  奈良千春 

ロングランシリーズの圧巻の結末を堪能しちゃう

楽しみでもあり、寂しくもあるなんて言う複雑な思いを抱きながらも読み終えた
最終巻は、まさに、圧巻のラストでした。
                                       
読み始めは、啓の父親がレヴィンに宛てた手紙の内容から始まるのですが、
それを読み解くのラストは破滅に近い道しか残されていないのかも知れないと
かなりドキドキしちゃうのです。
そして予言に従いアダ…

5

交渉人は振り返る 小説

榎田尤利  奈良千春 

芽吹の過去編「序章」ってところでしょうか。

今回は前2作に比べて、特に中盤以降がシリアスな内容になってます。

前半はいつもの様なコミカルな展開。
毎度体を張ってる芽吹きですが、今回も期待にもれず。
腰を痛めて七五三野に湿布を貼ってもらっているところを兵頭に目撃され、
いつものドタバタ三角関係漫才を披露してくれます(笑)

そして、前作で同僚だったホストの満雄から、
同郷の斎藤が振り込め詐欺に関わっていると相談された事から、…

3

獅子の双飛 小説

ふゆの仁子  奈良千春 

いつから仲良しファミリー系になったの!?

ウェルネスの皆さんお久し振り。
又お会いできて嬉しいわ(^0^)

でもね…

ストーリーの雰囲気もイラストも変わり過ぎじゃありませんか!?

いっそリシャール・アンリ・先生・遠藤・片岡・加納・アンジュ…みんな出て来~い来い(←もうヤケです)
あっアジア支部の忘れ去られた存在のジョイも出してあげてね。

そして奈良千春先生、ますますデジタル化が進まれたようで…。
変わり過ぎて、もはや誰だか判りませ…

1

薔薇の誕生 小説

夜光花  奈良千春 

う~ん、そうきたか!

10年に初めて出てからドキワクを与え続けてくれた薔薇がいよいよ完結しました!
アダムとの決戦を控え、重要な人物が亡くなり、騎士団は劣勢な状況。
もちろん、啓とラウルとレヴィンの3角関係の行方も気になるけれど、守護者でありながら不死者であるレヴィンが一体どうなるのか?
啓の母であるマリアは敵なのか味方なのか?
一体どうやって倒すのかも重要ですが、まだアダムや不死者がどうして生まれたのかそんな…

7

交渉人は疑わない 小説

榎田尤利  奈良千春 

今回は冒頭から「芽吹きのホスト」がオイシイ。

もちろん交渉人からホストへ転職したわけではなく、あくまでも依頼の調査のためですが。
そして兵頭、ここでも芽吹きへの執着丸出し。大暴走(笑)

今回も芽吹き、体張ってます。
↑の依頼の逆恨みで、首絞められて階段突き落とされそうになったり。
依頼者の溝呂木が拉致されそうになり、自ら手錠で溝呂木と繋がったり。
そのせいで兵頭の逆鱗に触れ、あわや衆人環視プレイとなる所だったり。
手錠で溝呂木…

5

交渉人は黙らない 小説

榎田尤利  奈良千春 

芽吹と兵頭の漫才です!

とにかく2人のやりとりが面白い!
芽吹きは最初は兵頭をヤクザだと言って嫌ってますが、息はピッタリ。

高校時代にある因縁があった2人が、
芽吹きが兵頭のシマで「ネゴ屋」を始めたことがきっかけで再会します。
最初芽吹きは兵頭の事を全く覚えてなかったんですが、
兵頭に耳元で囁かれたある言葉と強引なキスで心の奥の記憶が蘇る・・・

再会した当初は、芽吹きはヤクザの兵頭を拒絶してますが、

3

青の怪盗 小説

遠野春日  奈良千春 

仄かに漂う時代ロマン風怪盗ラブ

どこか古めかしくロマンを感じさせる時代、作者は昭和頃で、戦前戦後は不明なんて
あとがきで記されているようですが、雰囲気としては大正ロマン風か昭和の初期って
雰囲気がぴったりの作品だと思います。
その時代に現れる「青い豹」、青い色つきの宝石ばかりを盗んでいる怪盗ですが
実はそれが、まだ学生で、生徒会委員長なんて肩書がある学園の信頼も厚い好人物。
そして、相手役はお堅い美人と言われている生徒…

0

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

また次回

榎田さん自体、最終回とは完全に言えない~との言葉を信じて
というか、この先もこの二人はずっとこんな風なんだろうな
そう素直に思えるラストでした。

物語の始まりは、結婚式。
まるでクマな新郎を花嫁から奪い去る交渉人www
お姫様抱っこから始まるストーリー。
前回が重かっただけに、今回は!?なところからの読み始まり。
囚われた鵜沢奪還大作戦☆てなわけで
また鵜沢かよ!!とちょっとツ…

4

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

甘栗たべますか?

心臓が痛い(*ノД`*)・゚・。
続きが気になって、翌日仕事だというのに夜中2時過ぎても読んでました。
スイマセン。
お話は前回に引き続き、芽吹の過去の確執然り~なお話ですね。
兵頭とは対立したまま。けれど友人との~もろもろ~な事件からの引っ張り
最終的結末としては、あんがいアッサリ?な感じがしてならないのですが
個人的にはあんまり懲りすぎてこ難しくなってしまうと
読むのが疲れてしま…

4

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

番外編

もぉね、最後の一節。
智紀の言葉が凄く幸せそうで、そこに全てが詰まってて
感無量なのであります(゚´Д`)ノ゚。
悲しい訳じゃないのに、思い出して涙が出てしまう。
すごく好きで、凄くしあわせで、そんな気持ちがいっぱい詰まってる
そんなラストがすごく好きでした。有難うございます。

お話は、メインのお話にもちょこちょこ登場する凸凹コンビにターゲットをしぼったスピンオフ。
本編でも、…

4
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