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榎田尤利 奈良千春
hinahina
トモ目線から、そしてキヨ目線から、と話が代わる代わる進みます。 そして、キヨの悲しい過去なんかも解ったりする一冊でした。 トモは聡明なんだけど・・・でもやっぱり 言動の逐一がおこちゃまでカワイイですね~。 キヨが夢中になるのが解る気がしますw それにキヨったらめっちゃカッコ良かった! シリーズの1作目から、ポンイトポイントで既に十分活躍していたけど、 この巻では、ボコボコにさ…
榎田尤利さんのHPを見て、番号が振られていたので、 これが5作目かと思っていたら・・・、ここには上巻・下巻などと 記載されていたので、何作目?かは正しく解りませんが・・・読む順としては、 これが5番目ですね。 続いているから上巻・下巻とされているんですかね^^ ということで、前作からの続き。 1作目や2作目は、つながってはいても一応その本だけで完結・・・という 作りになってい…
今回は詐欺師のお話。 どの本もそうですが、芽吹さんの気持ちがどんどん変化していっている過程が しっかり見えますね。 自分の気持ちへの困惑や狼狽っぷり、キッチリ描かれています。 ただ今作は、複数のお話が代わる代わる出てくるという 手法?で、最初はちょっと掴みにくかったですが、 最期にはひとつになって全貌が明らかに!という作りで これがまた楽しめました。 ミステリー小説を読…
今回は芽吹サンが弁護士時代に扱った事件の被告人のその後のお話。 交渉人として・・・というよりも、以前の弁護士としての仕事がらみで 巻き込まれた的な内容でしたね。 よく新聞や雑誌なんかに、被害者は被害を受けた側なのに、 そして加害者はちゃんと罪を償ったのに それでもずっと周囲からのイジメ的な対象になる・・なぁんて話が 載っていたりしますが、そういうのを見ると、複雑な気持ちになりま…
今回はホストの依頼をメインとしてお話が進みました。 芽吹さんは明るくっておちゃめですね~。 言うことが時々オッサンだったりしますが、 “““脳内発言””” がとっても楽しい! もちろん脳内発言だけでなく、 メインの兵頭と芽吹サンのやりとりはもちろんのこと、 あと、七五三野(シメノ)と兵頭のやりとりも面白いです。 七五三野は兵頭が欲しいのか?と読んでいて勘違いしてしまいそうなほ…
過去に高校の先輩後輩だった攻め様と受け様の 再会の巻・・・となっていて、 それ以外にも、これから主要人物となる人々もたくさん出てきました。 ネゴシエーター(交渉人)なんてタイトル見ると 難しい専門用語なんかが出てきたりするのかな?と ちょっと構えてはいたのですが・・・とても読みやすい! そして、短めの間隔で“クスッ”と笑える。 サクサク読めました。 冒頭の喫茶店でのくだりに…
ふゆの仁子 奈良千春
茶鬼
ネタバレ
これの前に当たる『鳳凰の天翔』が09年でしたから約4年ぶり! その間に、先生と龍の対決の『龍の覇道』があったものの、時系列的には天翔の半年後という形になるので、どちらかというと”遠藤君、久しぶり!”感でいっぱいです。 このシリーズの中で一番地味キャラかもしれない建築士の遠藤くんですが(なして勝手に遠藤君呼びw)かなり健気です。 最初に書いてしまいますが、龍に高柳の存在は欠かせないように、鳳凰…
英田サキ 奈良千春
snowblack
雰囲気のある表紙や挿絵、浮き世離れした渋澤邸の佇まい、作中作とも言える児童書、 そして何よりクールなようなとぼけたような渋澤のキャラクターがあって、 なんとなく不思議なファンタジックな、まるで童話のような雰囲気があるこの作品。 いつも読みながら、渋澤先生の語りが聞こえるような気がする。 英田先生のお作としては、ストーリー自体は惹きつける力が弱くて物足りないのだが、 この独特の雰囲気がそれ…
愁堂れな 奈良千春
雀影
とにかくシリーズ作の多い、2時間サスペンスの女王愁堂れな。 これは、何シリーズだっけ? 多分シリーズ1作目既読想定で読んだけど、 うーん、読んだような、読んだことないような、、、、。 まあ、そんなことは特に問題にならない。 とりあえず、前作読んでいようがいまいが、ちゃんと設定はわかるように説明してくれる野で大丈夫。 ちょっとしたハラハラと、たっぷりしたエロエロを、さらっと笑いで包んで、…
あきらんらん
相も変わらず素敵な表紙を開くと、扉のカラーイラストに目を奪われます。 幸せそうに微笑む彼らは、教会で何を誓ったのでしょうか。 【交渉人シリーズ】はこれにて一段落。 ボロボロになってまで自らの信条を貫く芽吹に、身体を張ってまで彼を守る兵頭。 初期の段階での兵頭は、ただただ芽吹に執着しており、愛は感じられたものの、こうして身を挺して彼を守ることはなかったでしょう。 兵頭が芽吹を守るの…