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樹生かなめ 奈良千春
茶鬼
ネタバレ
前の巻で氷川を憎み、眞鍋組を大ピンチに陥れた京子編が終結。 今回はその後始末の様子と共に、ロシアンマフィアと共に帰国していた藤堂ががっつりとその姿を見せました。 ところが、ロシアンマフィア・イジオットのボスの息子ウラジミールの情夫?恋人になっていて!? いくらボンボンの出だからとはいえ、あれだけ過去激しく清和と争った藤堂だけに、絶対何か裏がある。 ひょっとして、イジオットの日本支部を作り日…
中原一也 奈良千春
クリボウ
相変わらずセクハラ三昧の斑目、オカアチャン対応が板についてきた坂下のコンビに今巻は斑目の恩師である子泣きジジィ:久住が登場します。 のっけからスカイツリーやら『アソコ~♪』な歌やらこのシリーズらしいおやぢ風味満載のシモネタを見事に受信しました(笑) 関わってくる事件の内容と斑目の過去が明かされたことで斑目と坂下の関係が新たな展開を迎えることを示唆されていることもあり少々、波乱含みの巻。 『無…
沙野風結子 奈良千春
かちゅ
普通の平凡な生活から一変突然爆弾は送りつけられるは 傲慢なボディーガードが現れるわでてんてこないな日々を送ることになる受け様 絵を描いてる時だけが唯一自分でいられる。 描きたい絵はあっても誰にも見せてはいけないし見せられない。 ほしいのはあの男。 普通のふりをして生活していた受け様が攻め様を交わるごとにその血をどんどんと開花させていくなんとも切なくそれでいて愛しくなるお話です。 B…
千地イチ 奈良千春
marun
もう一言素敵です!感動です!タイトルの奇跡の言葉がこれほど心に響くなんて 本当に惹かれる作品で読み終えた後も永遠にこの奇跡が続く事を願うばかりです。 色の無い世界、それはきっと味気ない世界なのでしょう、そんな日々が ある一瞬から色鮮やかな極彩色の世界に踏み込んでしまったら、誰だってその色が 欲しいと思ってしまうだろうと思わせる。 生まれつき目が悪く色を視る事が出来ない、まるで神様の悪…
鳥丸チイコ 奈良千春
何て読みやすい、、、。 主人公がただひたすらしゃべってる、まるでナツにあんなぁなこんなことになってんねん!おかしいやろ?!と話しかけられてる感覚になる本でした。 絵師様買いだったので当たった感満載です(=゚ω゚)ノ 顔はいいけどおバカなヤンキーナツと番長の京介のなんともドタバタなお付き合いするまでのお話です。 京介目線のナツは可愛いです。 ナツ目線の京介はひどいやつです(笑)おど…
ぺり犬
すごかった、圧倒された。 でもBLとしてちゃんと萌える。 千地さんのキャラ(脇役も含め)は生きている。 傷や歪なとこを抱えている部分の描写が上手く、上滑りな記号じゃなく血が通ってる感じ。 そして恋愛も含めて色々考え葛藤して成長するところを描く。 だから恋が成就するってとこが自分や相手の世界や価値観を受け入れて前に進む力強さみたいなものを感じる。 今回はアーティスト同士だったから余計…
Krovopizza
前作『雨の下の君に捧ぐ』でも思いましたが、 この作家さんの大人のほろ苦青春物語はかなりツボ! 今回は、23歳の新人歌手×31歳の絵画講師で 二人の歌声と絵が星のようにキラキラした魅力をもって互いに訴えかけ、 それぞれの鬱屈した世界を変えていく様が感動的。 例によって年下ワンコ攻ですが、 今回は背負うものの重さから、若いのに達観せざるをえない悲しい若者。 奈良さんの描く眩しすぎる表…
すごく素敵なお話でした! 途中で目の奥がツーンとしてきちゃって。。。 病設定というのはいつも書くことですがズルイって思ってしまうのですが、それが故に相手が彼の必要とする存在になるという意味でとても重要な役割を担っていました。 この主人公となる二人の結びつきが一冊の中で紡がれていく様がラストの感動へ昇っていくストーリーと気持ちの変遷の仕方といい、登場人物の役割といい、モチーフといい、 全てが…
英田サキ 奈良千春
楽しすぎてすぐ読み終わってしまったです。 幽霊が見える偏屈でゲイな小説家、イケメンな占い師、やたら女癖の悪い大学生、可愛いゴールデンレトリーバー。ブサイクな猫、素敵な執事に寡黙な料理人。そんなメンバーの仲間入りをした旭とミツル。 ミツルは前作より感情豊になり、執事のおじいちゃまの冥土=死んだらのたとえ話で泣いてすがるなんて泣きそうになりました。 いいですよね。いろんな人が一つ屋根の下…
水原とほる 奈良千春
奈良さんのイラストが作品の味を後押ししているようで、作品に登場するキャラと ぴったりした雰囲気でとっても素敵です。 内容は復讐ものでシリアスなのですが、ドヤ街での出会いが初対面なので、 関西弁が飛び交う中での流れが妙にシリアスさを緩和してくれる気がします。 それに攻めキャラの吾妻が一見ガサツに見えながらも頼もしさが感じられるし、 受けキャラの七生は復讐を成し遂げる為に必死で完全な闇に…