奈良千春さんのレビュー一覧

龍の懺悔、Dr.の狂熱 小説

樹生かなめ  奈良千春 

祐(嫁候補)vs氷川

最近このストーリーは何処に向かって行ってるのか
よく分らなくなってきてます(^^;)
清和と氷川この2人のラブラブが読みたいがためだけに
買い続けてるようなものかな。
なので今回は久々に2人の長い時間が読めたのでいいか。


和歌山の僻地からようやく清和くんのもとに帰ってきた氷川。
だけどそこに待ち受けていたのは…。
祐が清和の為に用意した2代目組長姐候補集団。
既に氷川がいる…

1

黒い愛情 小説

秀香穂里  奈良千春 

一応SMですが…

一応SMですが、想像よりもかなり軽い味わい。
あとがきによると、今作で著者は「メンタルな部分に強く食い込む調教」を書きたかったらしい。
その気持ちは伝わったけど、これじゃ全然強くはないなぁ。
もっと伏見をいたぶり、ゆさぶって、追い詰め、心にぐいぐい食い込んでもよかったと思う。
全然「濃ゆい感じ」はしなかった。
でも逆に言えば、SMや痛いのは苦手という方でも読んでOKということでしょう。

3

龍の懺悔、Dr.の狂熱 小説

樹生かなめ  奈良千春 

箸休め的な

氷川がやっと清和のもとに戻ってきたと思ったら、そこに待ち受けていたのは2代目組長清和の妻の座を狙う魔女のような女たちでした。 それをけしかけたのはもちろんあの佑。 まぁ氷川が家出して大変な思いをしてきたのは解る。 嫌味も込めて氷川の事も姐さんではなく氷川先生と呼び始めるし…。 ですが氷川、その佑の嫌味も受け流すもんだから周りの組員は音無き悲鳴。 そんな魔女軍団から逃れるために2人そろってお伊勢参り…

1

小説

水原とほる  奈良千春 

個性的なお話達

短編4編が収録されています。
どのお話も個性的で、次はどんな話がくるのだろうとドキドキして読みました。
それぞれのお話にざっとあらすじと感想を書いたので長いです。すみません。

「窓」
高校の後輩×先輩。(現在は社会人)
あらすじは上記のSTORYにあるので省きます。
執着攻めがお好きな方にはとてもお勧めです。
隆明の歪みのなさと、常軌を逸した執着が素晴らしい(笑)
受けの保は隆…

6

龍の右腕、Dr.の哀憐 小説

樹生かなめ  奈良千春 

龍の右腕

リキさんて凄く素敵です。清和くんほどじゃないが、モテモテのモテモテなのがわかります。

大輝くんも捨てがたいが正道くんも捨てがたい。
リキさんとくっついて欲しいという意味で。

奈良千春先生の描く大輝くんが可愛いし、正道くんは美人だし。
やっぱり、正道くんですね。リキさんはどうしてそんなに頑ななんでしょうか。

信司くんは不思議っ子だけど、リキさんてミステリアスで一番の謎な人物な気…

0

巧みな狙撃手 小説

松田美優  奈良千春 

とにかく濃い短編集

独特の濃さがぎゅっとつまった短編集。

全体的にほのぼのしたラブストーリーというよりは、痛くて無理やり系が多いです。あと攻めが外見含めてオラオラ系多し。シャイノベルズだしちゃんと男と男がまぐわってるんですけどボーイズラブより男性向け官能小説って言った方がしっくりくるかもしれない。
表題作の「巧みな狙撃手」なんかはまさにそれで、性欲>>超えられない壁>>恋愛 という感じ。その後のふたりを妄想す…

0

赤い呪縛 小説

松田美優  奈良千春 

兄と弟の背徳世界

種違いの兄弟BLです。
兄に甘やかされ周りの人間にはちやほやされ蝶よ花よと愛でられて育った高校生の可愛い顔した弟受けと、受けとは似てもにつかない強面のお兄ちゃん攻め。
この弟はとにかく自分の魅力を自覚していて身もふたもない言い方をすると自分の容姿にあぐらをかいて割と調子に乗っているんですけど、その小生意気な弟が兄によって壊されほだされていくところがとても良いですね。ただ自分は好きでしたが、他の…

3

蛇淫の血 小説

沙野風結子  奈良千春 

甘さ少なめ極道物

シリーズ一作目。
この作品の辺りは沙野さんも良く読んでいたのですが、最近では痛かったり切なかったりと自分がヘタレになったせいもありなかなか手が出せません。
このシリーズもその路線ではあるのですが、沙野作品では一番好きかもしれないです。

受けの凪斗は岐柳組組長の隠し子で、美大では日本画を専攻する凡庸な青年。
突如跡目候補となったことで今までの生活が一変することとなり、その凪斗のボディーガ…

2

ヘブンノウズ 物語 小説

英田サキ  奈良千春 

平久保さん、これだけですか?(笑)

読んで一日も経っていないのに、最終刊読むのが寂しいです。
これをリアルタイムで待ってた方はもっと寂しいだろうなあ。

前回、まとまったのでメイン二人は仲良いままでよきかな、よきかな。
やっとこ、旭兄弟の母親を殺害した犯人が分かりますが、これどうなんだろう。
あまりに身勝手な大人が多過ぎやしませんかね。一体、何人私生児がいるの?この話。
そういう意味では永一のエピソードはいらなかったかな…

4

ヘブンノウズ 赦罪 小説

英田サキ  奈良千春 

「お腹」は気になる。

三冊目、やっと澁澤と旭がくっつきます。

何だか色々旭が無茶だったような。
結果は良かったですが、ちょっとやり過ぎかなあという気も。それで時々、何で澁澤は旭が好きなのかよく分からなくなりまする。
そこを疑ったら、全部が崩れてしまいますが。
速水は面白いくらい絵に描いた様な当て馬で(笑)
ここまで最悪だといっそ清々しいですね(笑)
澁澤の過去も何となく分かっていたので、「ああ、やっぱり…

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