藤田貴美さんのレビュー一覧

WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

太陽が出ている時に読んでください!(個人的な意見)

予備知識を入れずに読みましたが寝る前に読み始め、日がある時に読めばよかったと後悔しました。
ホラーではないのですが、読み始めから不気味なお話の雰囲気に「1人でトイレに行けない・・・」と思いながら最後まで読みました(笑)

個人的に萌え要素はなくBLという括りに入るのかも・・・ニアBLのような感じもしなくはないです。
「どんなに酷い人でもその酷い人を一途に想う誰か」が出てくるのが木原さん節な…

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WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

無理

※辛口注意※

何と言いますかね、最早地雷とかそういう問題じゃない。
絶対に読み返せないです、これはちょっと私は無理です。
BL小説としてのできあがりとしては、正直なところ中身無視した桃色だらけの小説の方が出来が良いと思います。
そのくらい、とりあえずBLではないと思いました。
じゃあ、かといってホラーだとかサスペンスカテゴリーかというと、それも何だか違う収まりの悪い話です。

人…

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リベット 小説

木原音瀬  藤田貴美 

蒼竜社さんありがとう

BL界では多分、よっぽどのことがない限りはNGネタ。
蒼竜社さんがまだ木原レーベルと言われてた時代に発行された作品ですが、この出版社さんと木原さんだからこそ世に出せた野ではないかと思います。

10t級の重さのテーマ、今回はエイズ感染者が主人公です。
軽々しく扱える題材ではないのを理解してて、それでも書いてしまうのが
この作家さんの凄いところだと思います。
正直言ってBL的ハッピー展開…

7

リベット 小説

木原音瀬  藤田貴美 

人には見せない汚い部分でギットギト

結構、シンドイかな。

心が痛い部類でした。
苦しくて苦しくて苦しくて…



こんなにまっすぐ愛されたらノン毛とか関係ねーよなぁー。
と、頬杖つきながら
さっさとやれ、やっちまえ、認めろ。
好きでいいじゃねーかよ。

あーもう、焦れったいけど、それも良し!



大人って、うそぶくよな。

ああそうさ、1人で寂しかったくせにいい年して強ガンじゃねーよ。
2人…

3

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木原音瀬  藤田貴美 

木原作品の魅力

これまでに三作、木原先生の作品を読みましたが、全作泣いてます(苦笑)三作読んで全部泣くって、相当鷲掴みにされてるってことですよね。厳密にいうと糸井のぞ先生によってコミカライズされた『期限切れの初恋』の巻末に収録されている番外編ショートを読んだのが木原先生の文章との出会いでした。大好きな糸井先生の手にかかったコミックスといっても読んだ当初はピンと来ず、ちるちるレビューでも好みが分かれる作家さまという…

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木原音瀬  藤田貴美 

読後感は悪くない

あらすじをみて無理かもと思い、手を出せずにいた作品。
コノハラーとしては、避けては通れないということで、意を決して手に取りました。
で、感想は、「深い!!」の一言です。
何かね、色々と考えさせられましたよ。
心を揺さぶられましたよ。
是非とも、様々な人々に手にとって貰いたい。
本作を読んで、考えて貰いたい。
よくBLでこのテーマを取り上げたなぁと感動しました。
そりゃ、他社でボツに…

5

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木原音瀬  藤田貴美 

所々に散りばめられた育て子(攻)の狂気と、衝撃の展開。

想いを寄せる男の甥を育てる受様のお話です。
余談ですがこういう設定大好きです。

読み進めて思ったのは、直己(攻)と篤(受)は似通った部分があるのかなーと。想いを秘め過ぎて、器用な表現がまるでできていなくて、長い時間をかけてふたりはこの結末へと動かされていったような…。

序盤、篤が直己に対して度々恐怖するシーンですが、私も読んでてリアルに何度かブルッてなりました。後ろから抱き締めてきた…

8

WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

BLのLが足りないけれど一般として考えるには緩い

雑誌掲載だったという今作。
すごいな、ホーリーノベルズという感想です。
これは『萌』だとかそういう評価はまったく合わないものでして、こういう場合は何をつけるのが良いのか今までで一番わからない作品でした。

挿絵は藤田貴美さん。素敵です。
ゴチャゴチャと描き込まれないシンプルは画面が、この作品の世界観に恐ろしいほどマッチしています。
藤田さん以外では合わなかったと読後感じました。

4

HOME (新装版) 小説

木原音瀬  藤田貴美 

篤、逃げてー!超逃げてー!!

最近の木原作品を読んでからだったので、こういうものをベースに今の作品が出来上がったのかと感慨深いものがありました。

正直、今の作品に比ると小品といった印象で、展開もいつものパターンです。この追うもの・追われるものの立場逆転パターンは、木原作品ではもうお約束なのでしょうか。

ずっと好きだった人に双子の兄(?)と付き合っていると聞かされた時に、篤の心は一度壊れてしまっていたのかもしれません…

4

WELL 小説

木原音瀬  藤田貴美 

怖かった・・・・・

木原作品を手当たり次第に読んでいてこれにぶち当たりました。よく考えもせず読み始めたことを激しく後悔。

これはBLなのか?BLである必然性はあったのか?と頭を抱えてしまいました。
木原作品はどれも好きなんですが、これだけはいただけませんでした。
絶望的なお話(特にサバイバル系)が無理なのでまったく萌えず。早く救われてくれと祈りながら恐る恐る読むのが精一杯でした。
BL的に報われなかったり…

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