藤原万璃子さんのレビュー一覧

葡萄の宝石 小説

藤原万璃子  波津彬子 

BLの枠におさまらない題材だと

フランスのとあるシャトーが舞台の、ワインを題材にした作品です。

シャトーとは日本で言うと造り酒屋のようなものでしょうか…。(ぶどう畑まるまる持ってる分規模は違いますが)
私はワインは全く飲めないので、その魅力や味をわかった状態で本を読めないのが残念でしたが、登場人物も作者さんも本当にワインが好きなんだなあと感じる作品です。
登場人物らは文字通り、ワインに人生をかけています。

フラン…

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愛と憎しみのソレア 小説

藤原万璃子  甲田イリヤ 

歌謡曲3部作?

『オレの話を聞け~5分だけでいい…♪』っていう歌を思い出しました(笑)
ホントそうすれば、一件落着なお話なのよw

自殺未遂した妹が弄ばれたと思い、受を拉致監禁・凌辱する攻。
『思い込んだ~ら♪』と、まったく聞く耳を持たず突っ走り…。

だから、話を聞けっ~~!! 

妹が事情を話し誤解がとけ、ひたすら謝る攻を許す受。
そしてなぜか両想いな展開に。
い、いつの間にLOVE!?

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ワイルド・ローズ 小説

藤原万璃子  逢坂みや 

ミイラ取りがミイラになるの典型パターン

なんでしょうね、どうしてかかなり読みにくい感じでして・・・
設定は、高校生で大ヒットゲームのデザイナーとして一躍時の人だった
受け様が、様々な出来事で疲れ、4年間くすぶり続けて夜遊びをしてる時に
一晩買ってくれないか?って言う攻め様とジェットコースターみたいな
恋愛をするストーリーです。
そして攻め様は実は同業ライバル会社の息子で受け様をヘッドハンティング
する為に近づいたのですが、受…

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シャルル&ハルキシリーズ ボディガード 小説

藤原万璃子  鳳麗華 

新たなフラグ……?

 シャルル&ハルキシリーズです。

 今回の話は某区の軽井沢の保養所にシャルルと二人でハルキが休暇に行く話とバレエのトーキョー公園を見に行ったはずが事件に巻き込まれてしまう話の2つ。

 あらすじ読んだときには「何でバレエ見るためだけにヨーロッパくんだりからトーキョーまで出てくるの!?」ってなったんですが、どうやらそれだけの価値のある公演だったらしく……
 やはりお金持ちは金銭感覚…

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シャルル&ハルキシリーズ バースディ・パニック! 小説

藤原万璃子  鳳麗華 

気付いてないけど、ラブの大盤振る舞い!

 今回も、閑話休題的なお話。
 本編そっちのけで、まずは「ブラックドッグ・ララバイ」というまずはアカデミーに最年少で入学した少年の話。
 その少年に「シャルルに会いたい」と言われ、シャルルをおびき寄せる為にハルキが囚われの人になる話。
 まぁ、ハルキとしてはシャルルが迎えに来てくれるなんて思ってなかったんですが……。
 ちゃんと、シャルルが迎えに来た挙句。
 普通、シャルルだけだったら断…

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シャルル&ハルキシリーズ 上海小夜曲 小説

藤原万璃子  鳳麗華 

時間軸に混乱。

 前作、ブルードラゴンで「上海での再会ってなぁに?」って疑問をまき散らした話がこちらに入っていました。
 おかしいなー……って思ってたんですよね。
 結構記憶力いい方なので、忘れてるってことはあんまりないはずなのにちっとも思い出せなくて。
 どうやら、雑誌に掲載したやつを文庫に落としてなかったみたいです。

 作者さんの後書きには「雑誌もよろしくお願いします」って書いてあるけれども、雑誌…

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シャルル&ハルキシリーズ ボディ・アンド・ソウル 小説

藤原万璃子  鳳麗華 

とにかくらぶらぶ。

 クリスマス間近のパリ――。
 ハルキは久々に訪れる平和な日常を満喫していた。
 サヴァナ公国での事件で、兄妹だとわかりあったシャルルとマリィを残して、一足先に帰国したハルキ。
 それ以来、シャルルからの連絡はなく、ごくごく普通の日常を送っていた。
 そんなハルキの元へ「観光」を理由に訪れたのは、件のサヴァナでの事件で知り合ったブラッキー。
 元ボディガードで、今はジャーナリストの卵とい…

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シャルル&ハルキシリーズ ブルー・ドラゴン 小説

藤原万璃子  鳳麗華 

一つの山場

 サヴァナ公国――それは、地中海の華とも呼ばれた美しい国。
 そして、公にはなっていないが、実はシャルルの秘められた故郷。
 そのサヴァナで、前公王の隠し子を名乗る少年が現れたとの情報がシャルルの元に入った。
 内情を探るべく当地に飛んだシャルルとハルキだったが、自分の故郷とそして、シャルルの実の妹であり、シャルルが誰よりも大切に思っている存在であるマリィが関わってるとあって、シャルルの調子…

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シャルル&ハルキシリーズ エンジェル・キッス 小説

藤原万璃子  鳳麗華 

ハルキの家族が……

 ハルキの甥・タケシがハルキの学舎であるユニバーサル・アカデミーに前触れもなく入学してきた。
 大好きな叔父との邂逅にはしゃぐタケシ。ハルキも実の兄弟よりも年の近いタケシはハルキにとって弟のようなもの、驚きこそすれ懐かれて悪い気はしていない。
 ところが、そこに突然、シャルルまでルポライターに変装し、聴講生として現れた――
 情報部の辣腕工作員がわざわざ出張って来るとは、一体、欧州一の最高学…

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シャルル&ハルキシリーズ ライカンスロープの憂鬱 小説

藤原万璃子  鳳麗華 

シャルルの初めて。

 某国情報部特殊工作員……の使いっ走り、ハルキは、行きつけの店のママに頼まれて、猫探しに奔走することになる。
 ある日、突然、ママの元に現れた真っ白な毛並み、ぴんと立った耳、ビー玉みたいに透き通った空色の瞳を持つアズーロと呼ばれていたその猫は来た時と同じように突然、いなくなってしまった。
 その猫を探している最中にハルキが出会ったのは、行方不明の猫とそっくりなプラチナブロンドで空色の瞳を持つ美…

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