藤河るりさんのレビュー一覧

貴公子の胸で男は溺れる コミック

藤河るり 

ハーレクインロマン的~

藤河さん、絵はきれいだし、まとまっているし、とってもいいと思うんだけど、何かストリーリーにモノ足りなさを感じてしまう。
特にハーレクイン的なのが自分が苦手だからかもしれないが・・・
今回はホテルコンシェルジュを巡る恋のお話が2本と、ヤクザと高校生の歳の差カプの1本。

フランス貴族で芸術家のジャンが何年もかかって口説き落とした、常宿ホテルのコンシェルジェのトオルは、とうとう彼と身体の関係を…

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貴族の青い接吻 コミック

藤河るり 

貴族って言葉に弱いのです

貴族と一般人という設定が好きです。その生まれ育った環境や文化の違いをネタにしたエピソードなどがみたくて、よく手に取ります。
だがしかし。ありきたりな展開のものが多いのがこの設定の弱みですね。なかなか、これぞ!という新鮮な作品に出会いません。

『冷徹なギルフォード男爵』

というワードがあったので、ちょっとワクワクしながら読んでみたのですが。うーん…私的にはヌルかったという感じ。
自分…

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公爵の秘めた接吻 コミック

藤河るり 

王道。

『貴族の青い接吻』のスピンオフ。
とにかく身分違い物が好きなので読んでみましたが、「王道」というに尽きる作品でした。
お互い両思いだけど、公爵と王子で男同士という許されざる関係。相手のスキャンダルや婚約騒動でヤキモチ焼いたり、別れ話を持ち出したり…という感じ。
特に刺激は求めない。王道が一番。という人には絵も綺麗だしオススメできます。

ただ、私は刺激物が好きなので物足りなかったです。身…

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潤愛狙撃手 小説

ななおあきら  藤河るり 

ギャグなのかい!?

すっごい面白かったです!

無愛想で無口で真面目で純情一途な後輩攻めと、振り回されるペシミストな先輩受けのお話。

大手ゼネコンという華やかな舞台に繰り広げられる愛憎渦巻く…とは行きません。
攻め君にあるのは一途な愛だけ。
受け君にあるのは勘違いだけ。
ただそれだけで話が進みますが、攻め君が不気味なほど無表情で無口なので違和感は全くありません。

と言うか、そのコミュニケーション…

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意地悪く愛してよ 小説

成宮ゆり  藤河るり 

うあー、面白かった

この受け、最高!
まさに「アホ可愛い」という言葉が当てはまる。
しのさんと同じく、成宮ゆりさんは私の中では当たり外れの大きい作家さんなのですが、このお話は完全に当たり!でした。
で、当たりの作品は無条件で大好きです。

高校生受けの意地っ張り具合いがツボでした。
思い込みと勘違いによる暴走を繰り返すんだけど、憎めない。
意地っ張りなんだけど正義感は強くて、本当に大事な場面では素直になれる。
受けの…

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意地悪く愛してよ 小説

成宮ゆり  藤河るり 

面白かったです!

割と次々と問題発生しては誤解して、怒って呆れられて誤解が解けて…の繰り返しだったんですが、展開も無理なくてすんなり読めたし、最後まで飽きなかったです。

攻めは終始一貫してイイ男! ちょっと胡散臭いけど(笑)
なので、ほぼ9割方受けの勘違いと空回りで事が進むんですが、なんだかこの受けがほっとけない可愛い奴で、妙な嫌味もなくて、何より必死さが伝わってくるので、ハラハラと見守るような気分になりま…

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意地悪く愛してよ 小説

成宮ゆり  藤河るり 

見えない優しさに魅せられて

今回は受様の祖母の店によく来る不動産会社社長と
暴力事件で退学になった過去をもつ高校生の年の差ラブ。

攻様への誤解が恋心に変わっていくまで。

受様は17才の高校生です。
幼い頃に両親が離婚し母と暮らしていましたが
その母の死で父に引取られます。

しかし三ヶ月前に
友人の企んだリンチ事件がきっかけで
前の学校を退学、
父は骨董店を営む父方の祖母に受様を預けます。

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意地悪く愛してよ 小説

成宮ゆり  藤河るり 

意地悪な大人と赤髪のヤンチャ高校生

訳あって前の高校を退学になり、父方の祖母ヌイさんと暮らす若菜(受)と、ヌイさんの骨董品店に現れる不動産会社社長(若菜曰く、地上げ屋)の化野宗介(攻)二人の恋のお話。

父親から厄介払いされた若菜を優しく受け入れてくれたヌイさん。若菜はある日、そんなヌイさんの元へガラの悪い借金の取り立てが来ていたところを見てしまいます。少しでもヌイさんを助ける為、ウリ目的で男とラブホへ入る所を宗介に止められた若…

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オマエの風紀を乱したい! 小説

松岡裕太  藤河るり 

風紀委員が一番乱れてた!

風紀委員の直哉。
風紀を乱していたお坊ちゃんの駿馬をなんとかしようとすりが、直哉が乱されてしまう。
駿馬の挑発に乗ってしまい、エッチすることになるがそれが、恋の始まりになる。
反省文を提出しなきゃいけないのに、反省するまえにエッチするって、反省してないんじゃない?って・・・
学校でのエッチって乱れるなぁと、掃除するの大変だろうなぁと心配になるのは、私だけかなぁ。

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無慈悲な龍の寵愛 小説

篠伊達玲  藤河るり 

一回読めば

一回読んでみたいけど、一回読めば十分という満足度。

転職を繰り返すダメな兄の、新しい仕事先の上司として水澤と出会い、初対面の印象ではとても良いと思った和樹。
その後行方が分からなくなった兄の不始末で、代わりに和樹がわけわからないまま拉致監禁。
水澤は典型的なヤクザの屋敷に住む組長だった!?

という流れで始まります。
拉致監禁といっても、最初だけ。ヤクザのお屋敷がメインの舞台なので…

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