藤河るりさんのレビュー一覧

無慈悲な龍の寵愛 小説

篠伊達玲  藤河るり 

一回読めば

一回読んでみたいけど、一回読めば十分という満足度。

転職を繰り返すダメな兄の、新しい仕事先の上司として水澤と出会い、初対面の印象ではとても良いと思った和樹。
その後行方が分からなくなった兄の不始末で、代わりに和樹がわけわからないまま拉致監禁。
水澤は典型的なヤクザの屋敷に住む組長だった!?

という流れで始まります。
拉致監禁といっても、最初だけ。ヤクザのお屋敷がメインの舞台なので…

1

SとMの恋愛事情 小説

日向唯稀  藤河るり 

最後に萌つきだね!

証券会社が舞台の作品です。
M願望の鮫島

会社仲間で行った飲み会の王様ゲームで、よりによってお尻ぺんぺん10回に当たってしまい。
しかも、相手は同期生の末永だった。
一課二課の主任同士で同期生。逃げられないスパンキングに混乱さて末永の腕にしがみつく。激痛!そしてアルコールにより弾けきった。

このことがきっかけになり、末永からの誘いにのったが、末永Sとの関係は身体の相性もよく、翌朝…

0

ラブショップ・ア・ゴーゴー 小説

髙月まつり  藤河るり 

お姉さんの言いなりで!

姉が無類のブランド好きで、金使いが粗く弟の湊にまで、お金の無心され続けたため、会社の他に交通整備のバイトをしていたが、上司にバレ会社を首になった。自宅に帰れば姉がお金の無心。今月の生活費をもっていかれた。
家賃も払えず、湊だけが世の中の不幸を集めてるくらいの不幸だと、考えていた。
姉の指示で再就職先も大手アパレルメーカーを指示して帰っていった。
とりあえず、履歴書を送り面接にまでたどり着く。…

0

冥婚 コミック

藤河るり  前田栄 

身代わり人形

00年にクリスタル文庫から出た原作を元にマンガになったものだそうです。
原作は読んでないのですが、コミカライズによくある端折った感や、急激な転換は感じられず、スムーズなストーリー運びで、充分にマンガとして楽しむ事が出来ました。
自分的に”人形”というのは萌えキーワードなので、そんな点も楽しめました。
この主人公は小児科の研修医ですが、10年前の小説なんで、現在の医師不足とか激務とかそんな部分…

1

愛に染まれ コミック

藤河るり 

自分の求めた色は、恋の色

常磐のお父さんはフランスのデザイナー。母方の従兄弟。
藍は染色家。

日本染をモチーフにした作品の為に帰国。
藍は常磐に、期限付き恋人にと・・・
常磐と過ごした時間が、赤で一生忘れられない。

突然の父の話は、藍が魅力的と心ひかれた色だった。作ったのは常磐!

彼といたおかげで、常磐の求めた赤ができた。

0

SとMの恋愛事情 小説

日向唯稀  藤河るり 

誰もが持つSとMの気質は表裏一体で存在する

読み終わって、この作品好き!と思いました。
エスエムスキーの自分的にはかなり満足できた一冊・・・
作者さん初のSMテーマだそうですが、ベテラン作家さんだけに結構心理のいいところ突いているんじゃないでしょうか?
神に近い萌え評価です♪

会社の歓迎会の王様ゲームで”お尻ペンペン”をライバルで同期の末永にされてしまった鮫島。
その時スパンキングに快感を覚えてしまい、元来持っていたMの欲望に…

1

俺の胸で咲け コミック

藤河るり 

花開くw

表紙の赤襦袢。
遊郭ものだとずっと思ってたのに、まったく関係なかった(ノД`)・゜・。
お話としましては、双子の兄弟がおりまして。
華道の家元の息子なのですが、弟は調子がいいのに兄はダメだとけなされてしまう。ナニがいけないのかわからない。
そんなとき、氷川という有名フラワーデザイナーのもとに、行くように自分だけ申し付けられた兄・楓は・・?!

『お前に足りないものは』とエロ攻撃をされ…

0

スイートルームの蜜月 小説

みさき志織  藤河るり 

ある意味、王道かな

片思いしていた後輩がデキ婚することになり、センチメンタルジャーニーでマカオへ訪れた英明ですが、そこで運命の出会いをするわけです。
ホテルのバーで誘われて、ペントハウスでロストヴァージン。金髪碧眼で上流階級出身のイギリス人の彼との期間限定な旅先でのアヴァンチュールだったはずが、自分の勤め先のオーナー一族として目の前に現れる。自分との約束を守って、自分とは初対面のようにふるまう姿を見て、何故かそれが…

1

恋人交換~まやかしの楽園で~ 小説

真崎ひかる  藤河るり 

うじうじ受け君の復活愛です

復活愛ですね・・。最初この表紙をみて、またとんでもない話なんだろうか?って思って購入しました。
時々とんでもないお話を書かれる真崎さんなんですが・・
この話は、表紙の雰囲気とは裏腹に、ウジウジ・苛められっ子受け君の復活愛のお話でした。
設定そのものが、スワッピングってどうよ?って感じで好きな部類じゃないんですが・・
苛められっ子の受けが苛めっ子の攻めの提案に反対出来なかった~って、…

1

罪深き白衣 小説

結城一美  藤河るり 

ドロドロな展開ですが

いろんな夢や目標を持って人間は生きているわけですが、きれい事を言ってばかりもいられない場面も時にはあるはずで。それは医者といえども、例外ではないんでしょうね。
こういった泥にまみれた自分を卑下する桐島。こんな自分に夢を持っている春紀に、申し訳ないという気持ちがあるんでしょう。オトナの世界…ってところでしょうか。
そんな世界を、春紀も現実のものとして受け止めて行かなくちゃならなくなるんです。

0
PAGE TOP