藤井咲耶さんのレビュー一覧

灼けつく視線に溶かされて 小説

柊平ハルモ  藤井咲耶 

複雑過ぎる恋愛話

前作『焦がれる胸にくちづけて』のスピンオフ作品。
登場人物は関係していますけど、一冊だけでも分かる内容になっています、

内容は、助教授•北里 × 大学生• 由帆の年の差もののお話。

北里は、前作では見えなかった、心に傷をかかえた大人でした。
余裕ある大人に見えてたのは見せかけだけで、ちょっと変わった、本人の努力ではどうしようもないことで悩んでいる、困った人でした。
魅力的な彼は、…

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焦がれる胸にくちづけて 小説

柊平ハルモ  藤井咲耶 

焦れったい恋愛話

ツッコミ所はあるものの、年の差好きとしたら、結構楽しめた作品でした。

内容は、外資系銀行のエリート• 三崎 × 大学生•真祐の年の差15歳&再会もののお話。

真祐と三崎の出会いは、父が受け継いだ土地の相続の担当者と、その顧客の息子でした。
その繋がりで、三崎は家庭教師として真祐と接するようになり、先生と生徒の関係に…
そして、バブルが弾じけ負債を抱えた真祐の一家は、多額の借金を抱え…

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罪深き夜の僕 小説

水月真兎  藤井咲耶 

人情味あふれる関西ヤクザ&天使のような美しい神父様

ヤクザ&神父様という事で、汚れを許されない聖職者が、汚れたヤクザに抱かれしまい、罪深き事だと思いながらも、その快楽に感じ落ちていってしまう…というエロテックなお話でした。
ただ、罪悪感がテーマになっていくんですけど、思ったよりは、せつなさや危機感を感じさせるのとは少し違い、どちらかというと甘ったるく、さらりと読める作品でした。

内容はヤクザ•八木沢(36歳)×神父•真紀(28歳)のお話。

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恋する人魚のように 小説

水島忍  藤井咲耶 

性欲に負けてる感

辛く複雑な過去を持つ慶太(受け)は、偶然出会った有賀建設三代目社長の壮一郎に拾われプラトニックな愛情を注いでもらいます。4年後、壮一郎は病死。彼が慶太が大学卒業まで面倒をみること、と遺言を残した為、二年間は四代目社長の秀人(攻め)と一緒に暮らすことに。しかし秀人は慶太のことを壮一郎の愛人だと誤解し、軽蔑していて・・

設定はすごく惹かれるものがあったんですが。

相手の言葉に耳を貸さない思…

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臆病な恋 小説

松幸かほ  藤井咲耶 

このあらすじはどうなの・・・?

松幸さん作家買いの1作です。

あらすじからどうせまた私の苦手な『強引・傲慢な俺様攻』だろと後回しにしてましたが、読んでみたらちょっとイメージ違ってて郡司(攻)は大部分は紳士でした。

こういうの、あらすじのイメージが好みでも苦手でも両方に悪い印象与えると思うんだけど。実際、作家買い(好き作家さん)でなかったらまずこのあらすじで避けますよ、私は。絶対買わないし読まない。

湊(受)…

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恋人を飼いましょう コミック

藤井咲耶 

王道モノです

この作家さんは今までイラストは見ていたのですが、漫画の作品として読んだのはこれが初めてになります。
表紙は表題作のオレ様攻xヤンチャ受のカップルですが、同時収録作品は王族モノでキラキラした絵柄が王子様には似合っています。
表題作も同時収録作品のシリーズもストーリーとしては王道で予想通りの展開なのでそれ程印象に残るようなハプニングはないのですが、それ故安心して読めるといえば読めます。
同時収録…

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欧州小夜曲(セレナーデ) 小説

松幸かほ  藤井咲耶 

ゲロ甘です!

もんのすごい王道です。ベタベタです。でもそこはもういいんです。

とにかく松幸さんの『貴族・王子さまもの』にありがちな『無理矢理から始まるラブ』じゃなかったよ!それだけでも個人的にポイントアップです(なんか激しく間違ってる気がするが)。

とにかくヴァルター(攻)が紳士で優しくて包容力があって、その分ストーリーはもういかにもありがちな展開のみと言っていいくらいなんですがそれでもいい。先…

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俺だけに甘い声 コミック

藤井咲耶 

ヨーロッパ編も読みたいかも

声楽を諦めた美青年のトラウマを男前ピアニストが癒していくお話。
音楽描写がアッサリめなのは物足りないけど、二人の甘い雰囲気はとても好きでした。

声楽の世界から逃げ、今は洋食屋で働く啓(ひろむ)が、有名ピアニストの東堂の自宅に出前に行ったことから始まる関係。
東堂は、ボディガードのような強面だが、奏でるピアノの音は圧倒的。
実は、早朝に河原で歌う啓を見かけた東堂は、その声と啓自身に一目惚…

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今日もどこかで秘密の情事 コミック

藤井咲耶 

ギャグ&エロ

丸ごと一冊、全部がひとつのストーリーでした。

先生と呼ばれる立場の舞台監督さんと役者さんのお話。

この「先生」のセリフがとにかく笑えました!
理屈っぽいんだけど、役者にとっては憧れである「先生」の言葉は
理屈っぽいだけじゃなくて説得力・・・に変わってしまって
引き込まれて、というか、丸め込まれて、というか
そうなってしまうのかもですねw

笑えるしえっちなシーンもいっぱい。…

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灼けつく視線に溶かされて 小説

柊平ハルモ  藤井咲耶 

ややこしい男だな~。

『焦がれる胸にくちづけて』の真祐(受)の先生だった北里(攻)が主人公です。

なんというか、北里はとても複雑な人です。とにかくややこしくてわけがわからない。正直、私はこういうタイプはかなり苦手です。悪い・酷いヤツというのではないし、身勝手な俺様でもない(いや、俺様なんだけど、我慢できないほどではない。好きではないが)、それでも読んでてイライライライラ・・・

反して由帆(受)はよかったです…

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