藤井咲耶さんのレビュー一覧

乱風―愛と欲望の監禁城 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

エイリアンて・・・・

やくざの跡取りなのにふつうの好青年にしか見えない乱。けれどいったん覚悟を決めたら仁義を守る!!気風のよさはやっぱ繁華街をしきる組の若旦那としての誇り。
街のため組のためにどうしてもすぐに大金が必要で・・・そこで出会った極悪金融会社の社長・園城寺。
とってもわかりやすい金と身体を引き換える契約の話。
ここまではよくある話だけど・・・
メガネがないとどんな人もエイリアンにしか見えない乱の目の悪…

1

月の砂漠で抱きしめて 小説

月東湊  藤井咲耶 

乳首にピアス 痛い!

途中から自分が予想していない展開になったので、ちょっと満たされない気持ちになりました。前半のエッチはエロエロだったので、もっと、ずーっと卑猥なシーンが続くのかと思いきや、途中から純愛に変わって、美しい物語になりました。

受けの優司は語学堪能な営業マンです。日本語・英語・ロシア語 ペラペラ。アラビア語も単語なら聞きとれます。彼は運悪く、テロ組織の秘密を知ってしまい、それを助けてくれたのが攻めの…

2

月の砂漠で抱きしめて 小説

月東湊  藤井咲耶 

気がつけば一気読み

とても読みやすい文章で、話のテンポも良く、気がつけば最後まで読み切っていました。
丁寧というのか、誤解を与えない感じの文章が心地よかったです。

ストーリーとしては、いたってアラブものの王道で、監禁凌辱そののちほだされてハッピーエンドというものです。
ですが、花嫁あつかいされたり、女の代用にされる設定ではありません。
優司はアレクセイの夜の相手として監禁されますが、どこまでも普通の青年な…

1

俺を抱いてイケ 小説

中原一也  藤井咲耶 

ゲラゲラ笑っちゃったんですが、こういう読み方が正しいかどうかは分かりませんw

ヤクザものです。
はっちゃけてました。
タイトルからして、はっちゃけてる(店頭じゃ買えねーよw)んですが。
誘い受けが大好きなんですが、この小説に登場する誘い受けは、「誘い受けの中の神」でした。
攻めに睡眠薬仕込んで、ベッドに縛り付けて、乗っかってヤッちゃうんだもの。
けっこうせっぱつまったシーンなんですが、「そこまでやるかおまえw」と思って、クックックッという笑いが止まらなかった。
グッと我慢し…

5

欧州小夜曲(セレナーデ) 小説

松幸かほ  藤井咲耶 

評価はできますが何かが薄い

正直な感想としてそう思ってしまいました。もちろん、攻め様のカッコよさとかそういったものはこれでもかといった感じであるのでそこは評価するのですよ。問題は、どことなくなぜヴァルター(攻め様)から身を引こうとするのかということをめぐる政治的な問題(当時のドイツ刑法175条によって同性愛が処罰の対象になっていた)や同性愛をめぐる認識と妄想にしっかり付き合いきれていないのかなというところで薄いものを感じてし…

0

縛って、ください 小説

永谷圓さくら  藤井咲耶 

愛ありきのソフトSMが萌え

SM作家橘(23)鬼畜俺様攻め×執事・朔也(27)天然健気受け 年下攻め
SM作家をしている橘が、SM関係のお仕事をしているのは知っていたけれど、実際に見たことはなかった。
自宅での撮影で、縄で女の縄モデルを縛っているのを見て、朔也は嫉妬してしまう。
ネットでSM関係のページをチェックすると、色んな愛の形がある事に気づく。
現場を見られた橘から、縛ってみたいの?と聞かれるが、逆のことを思っ…

0

204号室の恋 小説

砂原糖子  藤井咲耶 

じれったくて泣けてくる

タイトルバックの信楽焼きのたぬきに???と思いつつ読み始めました。
彼は重要なキャラの一人でありました。

期せずして2LDKの204号室に同居するハメに陥った二人のお話。
全ての考え方が型にはまっていて、きちんとしていなくては納得できない性格の柚上(スーパーの店長代理)は、人当たりはいいけれど大雑把なタイプの芸大生・片野坂との生活に大きなストレスを感じます。
ただし、小説の出だしからわ…

2

204号室の恋 小説

砂原糖子  藤井咲耶 

信楽焼のたぬきが、いい味を出しています

アパートの二重契約で、九つも年下の学生・片野坂了と
同居するはめになった柚上。

几帳面・真面目で堅物な柚上は、
ちゃらちゃらした学生(特に大学生)が大嫌い。
なので片野坂の第一印象も、すこぶる悪い。

そんな片野坂の大らかで人懐っこい性格に、
イライラしていた柚上ですが。
彼がただの明るいだけな学生ではなく、
実はとても気が利く優しい男だという事を知り、
だんだんと片野坂と…

3

利口な犬と馬鹿な犬 コミック

藤井咲耶 

表題作よりも・・・

私は一緒に収録されている「愛しすぎる男たち」目当てで買いました。

人気シリーズ「天使の卵料理」からのシリーズの新作。
倉橋×岡崎のその後です。
実際こっちの方がページ数多いです。
このシリーズの倉橋×岡崎はこれで終わりかもしれません。
あとがきがなかったので確認はできませんでした;

1

灼けつく視線に溶かされて 小説

柊平ハルモ  藤井咲耶 

攻めなのに、実は不器用。そんな助教授との愛って・・

柊平ハルモ/灼けつく視線に溶かされて
純愛:☆☆
H度:☆☆
オススメ:☆☆☆
恋愛不器用な助教授と大学生の由帆 ピュアなお話でした。
由帆が本気のようで本気じゃない助教授の北里に心引かれていくけど、心に手が届きそうで届かない姿が悩ましいです。
でも、この助教授はほしいものはかならず口説き落とす辛抱強さはすごいです。
ゼミの助教授とできている噂がある(実はできている)のに他のゼミ生は…

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