藤井咲耶さんのレビュー一覧

艶帝 キングオブマネーの憂鬱 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

艶帝ってほど色っぽい話じゃないけど

「借金は身体で返す、これがBLの王道だろ?ぷるぷる小鹿、鬼龍院(鬼畜ドラゴン)に食べられる??」

という帯の煽りにウケたw
咲耶さんのみずみずしい絵が作品とあってて好きです。

借金返済のため、金融会社の社長に抱かれるストーリーは確かに王道。
しかしながら日向先生らしいひねりのあるストーリーになってます。ギャグコメディでちょっとミステリー。

小鹿は借金交渉のために会いに行ったヤ…

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巫子と紳士と恋の縁 小説

桂生青依  藤井咲耶 

自分の嗜好を悟りました…。

仕事人間・最上高之と巫女少年・清宮遥の恋物語。

それまで誰にも弱みを見せず生きてきた最上の疲れを初対面で見抜いてしまった遥。
困っているところを助けられたこともあって、なんとか最上の力になりたいと思うようになるのだが…。

反発から興味へ。
気がついた頃には恋に堕ちてるのがセオリー。
それまでの自分からは考えられないような行動をしてみたり、してみたくなったり。
遥のまっすぐさが実…

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巫子と紳士と恋の縁 小説

桂生青依  藤井咲耶 

純粋で真面目で、王道の乙女展開

男巫女、というとイタコ体質のエロエロもの?というのをよく見ますが、まったくもってこれは純粋で可憐で、”王道”な作り。
お手本のようなロマンス展開と、お行儀のよい進行で、初心者の方にぴったり、みたいな乙女な一作でした。

神社の跡取り息子の遥は、禰宜と巫女を兼任して家の仕事を手伝っています。
遥はあるビルの入居会社社長を集めた祈祷の時、敷物に足をとられて転んでしまいます。
それに縁起が悪い…

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その恋、異議あり! 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

魅力的な!

検察官、勝巳が大学時代の恋人だった勇弥と再会した。
ちょっと飲むつもりが、吐くほど飲み、勇弥の世話になる。朝、目覚め勢いでセックスする。
過去のケンカ別れを打ち消すほどの感情。
勝巳の抱える事件が二人の関係をいい方向へ、

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極・秘 小説

日向唯稀  藤井咲耶 

極道も刑事も同じ

慶治さんは刑事さん。階級でいえば警視。
茂幸は叔父に身売りされそうになるは、従兄弟に襲われ不幸続き。

父の死がヤクザがらみだったせいか、仇をとりにヤクザを襲う。
雨のなか逃げ出した茂幸を慶治が拾われた。二度と会わないはずが、出会ってしまう。
阿修羅が、彫られた危険な男は・・・

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優しくしないで 小説

華藤えれな  藤井咲耶 

なんちゃって法曹もの

あらすじで期待しすぎて肩透かしを食らった。
痴漢冤罪で社会的な生命を絶たれた攻めがその元凶の受けを
恨まないんだ。 ミラクル過ぎる。
受けもハナから償いのために抱かれるって感じじゃない。
割と最初からめろめろです。 全体的に糖度高めで
いたたまれない気持ちになった。
それと唐突に支社長にヤられる下りはポカーンだった。

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夜明けはまだか 下 小説

谷崎泉  藤井咲耶 

夜は明けたようですよ

駆け落ちした国会議員の古館と、谷町の想い人で先輩の折原を追って北海道にやってきた秘書の小早川と谷町。
一緒に泊まるホテルでお互い意識しまくってきまずいものの、知床で目的の二人を発見!
親の逝去に伴い議員を継がなくてはならなく、また周りの圧力で不本意な結婚を勧められていた古館が、無理矢理別れさせられた折原と再会したことで今回の逃亡劇は行われたのでした。
本当は、折原が古館を説得するはずのものだ…

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夜明けはまだか 上 小説

谷崎泉  藤井咲耶 

面倒見がよいばかりにトラブルを背負込んでしまう損な主人公ですが・・・

表紙絵が胸をはだけた主人公に迫る男前様・・・題名も何やらシリアスを感じさせ、帯のあおり文句は「どう見たって・・・君は抱かれる方に向いているだろう」なんてあれば、絶対内容もそれに合うもののはず!
と思いきや、しょっぱなからくじかれました~良い意味で~

主人公は親の残した不動産収入だけで生活していけるほどの余裕のある生活をし、評論でその才能を認められている文筆業を生業にしている谷町。
広すぎ…

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札束のベッドで眠れ 小説

バーバラ片桐  藤井咲耶 

ライトなヤクザ受け

誰もが振り返る美貌のヤクザ、辰朗は強面だが恩人への借金の取り立てをとまどう悪くなりきれない青年だ。
彼は偶然再会した高校時代のライバル相模の策略にはまり、この借金を肩代わりすることになってしまう。
自ら罠を仕掛けつつも、辰朗に手を貸したのは大手金融会社社長に納まっていた相模だった。
担保の変わりと身体を要求され、気づけば抵抗できないほどに感じてしまっていた辰朗だったが……

エロ分補給の…

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隷属の檻 小説

羽野高生  藤井咲耶 

「委員長」・・・辛い響きと、嬉しい響き・・・の呼び名です~

羽野さんの本は全部読んでるんですが・・これで、4冊目ですね~そのうち3作はヤクザ物です。
設定はそれぞれ違うのですが、なんかちょっと似通っている~って同じ作家さんなんだから、当たり前なんですが・・
それが、ちょっと引っ掛かりを感じながら、読みました~
お話の流れ方は結構好きなので・・・どの攻めも結構傲慢なんですが、セリフや行動にちらほらと受けへの愛を感じるんですね~そこが好き~

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