藤井咲耶さんのレビュー一覧

足長お~じさま コミック

藤井咲耶 

年の差&格差恋愛を「オヤジ側」視点で描く異色作

そのオヤジは西ノ宮龍太郎、足長おじさんであり、社長であり、部長。
そしてあるときは掃除夫に変身してまで雄也につく悪い虫を追っ払おうとする執念のオヤジw

しかし、その正体はアラブの王国、カタブラ王国の王子様。でもおっさん。
彼にアラブの印象は凄く薄く。兄弟は明らかにアラブ!なんだけど、日本の血が強く出ているのか、普通の日本のかっこいいおっさんである。
まぁそういう容姿だから普通に日本支社…

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足長お~じさま(新装版) コミック

藤井咲耶 

追加分だけのレビューです。

旧編にもある分については、前に書いたのでそっちで・・・
違うのはなかなか自身家なキャラクタのいるショート2本と
ちょっと大人っぽく(若社長っぽく?)なった雄也くんとアラブっぽくなった龍太郎さんの表紙。旧版表紙が後ろに回ってます。

「私を好きになるまで」
前の彼女と別れてヤケな所をひろわれ行きずりでエッチまでした二人。
だが、相手の男が妙にストーカーか!な束縛をしてきて・・・な話。

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臆病な恋 小説

松幸かほ  藤井咲耶 

安心安定的な王道話です。

本当にクセのない歳の差アリで王道一直線なので、ストレートに甘い話がよみたい時には良いのではないかと。
お話は『初心でぽわんとした受けが、紳士的な社長さん攻めに真綿で包む様に大事に大事に迫られる』というものです。

モデル事務所を経営するイトコに頼まれ、十波という名前で過去にセレブ向けカタログのモデルをしていた湊。そのカタログを見続け、十波に焦がれていた社長の穂高に請われ再びモデルをすることに…

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臆病な恋 小説

松幸かほ  藤井咲耶 

う~ん…。

あらすじ読んで私好みの話だと思い購入。
確かに私の好きな健気受けで無垢な受けでしたけど、あまりにもありがち話過ぎてちょっと残念でした。
それにあらすじを見るとなんか強引でエロっぽいけど、全くそんな事ありませんでした。


大学生の湊はとても地味で存在感も薄く、控えめな性格。
中学生から高校生の間だけ、モデルの「十波」をしていた。
だけどそれはセレブ階級の顧客だけに送付するカタログのモ…

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秘書は恋に焦がれる 小説

桂生青依  藤井咲耶 

話は王道、元彼が酷い奴で、今彼が極上の男というものです。

桂生さんの本は好きで殆ど読んでおり、どのお話も「好き!」でしたが、こちらの作品はすっごく、いただけなかった・・・。
タイトルにもある『恋に焦がれてる』感も薄い!

出会いは元彼の事が忘れられず、思い出の街で感傷に浸っていたら元彼と遭遇し、難癖をつけられ…そこを救ってくれたのが攻めのアレッシオ。好き放題言われっぱなしで、言い返すこともできない悠一に歯がゆさを覚え助けてくれるのだけど「好き放題言…

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王子様は無敵! コミック

藤井咲耶 

シリーズ完結

実はこれ、続き物の3巻目で完結編っていうのを知らないで読んだ。
どうやらお話は、幼馴染みでお互いのことを憎からず思っている賢二と琉以の間に、つぎつぎとおじゃま虫があらわれて…っていう、月刊少女漫画誌のマンガみたいな、他愛ないけどカワイイお話。
占いによると、実は、琉以には賢二と同じ顔の7人の運命の男候補がいて、その7人が次々と賢二と琉以の前に現れ、その度に賢二は悩むけど、琉以は一貫して賢二が好…

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王子様はエロ漫画家がお・す・き 小説

二條暁巳  藤井咲耶 

_| ̄|○ 残念…

自分の好みの作品ではなかった…。
一言で言うと「下品」でした。
_| ̄|○

主人公は人気のエロ漫画家なのだが、実はキスさえしたことのないチェリーボーイ。
ゲームのキャラが自分の恋人だと思ってます。
そんなエッチ経験のない彼がエロ漫画を描くのは想像と言うよりも妄想です。
彼の描いている出版社が倒産しそうになり、王子であるディミトリ(攻め)が会社を買収してバラバラにして海外企業に売ると…

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指先で辿る恋 小説

義月粧子  藤井咲耶 

表紙でちょっと損してるかも

帯『俺のものになれよ』

個人的にはちょっと表紙絵で損してる気がします。
正直藤井さんの挿絵ってそんな好みじゃなくて、あえて言えば所謂トンチキ系やアホエロ系なライトな作品なら有りかもだけど、こういう作品のカラーには合わないと思うんですよね。

義月さん作品によく出てくる身勝手な攻じゃないし、主な登場人物には悪人も居ない(姉のストーカーは別として)ので、ムッキーとなる事もなくある意味安心し…

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非BL作品

赤の神紋 第11章 -Forbidden Bridge- 非BL 小説

桑原水菜  藤井咲耶 

つかの間の穏やかさ。

 なんだか勝手にちょっと丸くなった響生とケイの話。
 藁をもすがるような思いで、かつてハミルを演じ、その後、舞台を遠ざかった藤崎晃一に会うことを提案する。

 というのが今回のメインのところ。
 藤崎晃一には、藤崎晃一なりの考えがあって、それが榛原と合わなくて結局ああいうことになってしまったんだな、というようなところが明かされました。


 相変わらずケイに付けられる稽古は半端じゃな…

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非BL作品

赤の神紋 第10章 -Double Tempest- 非BL 小説

桑原水菜  藤井咲耶 

相変わらず煮え切らない……

 最後にワタルにもう一度帆津羅のセリフを言ってもらうところから始まったこの巻。
 結局、響生がどんな判断を下したのか、は謎のまま物語は中盤まで進みます。

 この巻の見どころは、ワタルが演じる帆津羅を見た響生がケイとワタル、どちらを選んだのか、ということと。
 ケイとワタルの舞台での直接対決。

 響生は「言葉を天に上げられる」という基準で結局は選んだのですが、一方の榛原は「それはまや…

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