藤たまきさんのレビュー一覧

縁側のレシピ コミック

藤たまき 

表裏一体

さても難しい作品だなと通読した後溜息をつく評者。
恐らくこの作品は作品だけではレシピとしては今一歩な様に
創られている気がします。
厄介な事に読者の気持ちも恐らく作品を成立させる為の
要素に組み込まれている様です。
評者は読んでいる最中数回ページを閉じて深呼吸をして
次へと進みました。
いたたまれなくなったから、と言うのが多分正解です。

攻もそれなりに曲者ですが、受だって相当な…

5

縁側のレシピ コミック

藤たまき 

悪くはないけど

藤さんのファンなので購入。
一話目が、かわいくてたのしかったです。
いいおはなしでした。

ただ、その後、おはなしが続いていくうちに、攻めのダークな部分、ダークというか、ブラックかな? そういったところがどんどん明らかになってきて、最後はすっかり闇/病み系なキャラになってしまって、なんだかついていけなかったです。ひょうへんしすぎ?
一話目から、そういうダークなところが見え隠れしていたら、…

2

カフェオレ・ランデブー 小説

栗城偲  藤たまき 

爽やかワンコ攻め

自分的にはかなり好きな作品なので、他の方の評価が低くてビックリ…。

確かに設定的にはえ?って思うようなことが多いです。
なんで5年も付き合ってて結婚してるって気付かないのとか、たくさん愛人いるのに怖いくらい執着してくる違和感。あとは受けの視点から描かれているので、攻めがどこから何がきっかけで受けのことを好きになったのかとかもさっぱりわかりません。
でも!!
受けの気持ちの動きとか、攻め…

5

縁側のレシピ コミック

藤たまき 

不安定な愛情

ダイエットが絡んだ珍しいお話!
藤さん独特のふわっとした絵に
緩やかな入りでスタートするのに
読み進めてくと少年達?の気持ちの
不安定さや危なっかしさが出てきて
ハラハラしちゃいます^^;

今回は、気持ちの不安定さ不器用さの
せいで好きな人を監禁してしまうお話でした。

英太郎は、デブでお金持ちのボンボン。
同級生の泉を振り向かせる為ダイエットを
することになり、その手伝…

8

ホライズン コミック

藤たまき 

感動・・・

私にとって、BL枠を超えた作品になりました。
この本はずっと置いてます。
ほんと、過去のこと全部言ってしまえばいいじゃないか
ジョナサン!!
ナサニエルなら受け止めてくれるよ・・
そんな苦しんでる姿見せる方がかわいそうだよ・・って
思うんですが、
やっぱり当事者にとっては辛いことですものね・・

2

カフェオレ・ランデブー 小説

栗城偲  藤たまき 

主人公よりも他のキャラに印象が…

ゲイのサラリーマンとノンケの若者のお話です。
フルール文庫はあまり読んでいないので手元にある物しかわからないのですが、こちらの作品も一行の文字数が少ないからか、妙に1ページがスカスカしています。
セコイかなあとも思いますが文庫で700円近いのですから、出版社さんももう少し読み応えがあるようにして欲しいですねー。


受けの久能は綺麗系なサラリーマン。
上司である恋人に、29歳の誕生日を…

11

Don't look back 小説

ジョシュ・ラニヨン  藤たまき 

匙加減

ジョシュ・ラニヨン氏の既刊の味わいが
とても良かったものだから今作も美味しく
味わえるだろう、などと手に取った時は
気楽に考えておりました。
が、どうも勝手が違った様です。
ミステリの合間にはさまれるロマンスのこなれが、
どうも今一つぎこちない感じがして傍観者として
滑り込めなかったですね。
ロマンスの分量は、恐らく申し分無い筈です。
むしろ心もち増量加減な感じがします。
ただ…

4

Don't look back 小説

ジョシュ・ラニヨン  藤たまき 

う、うーん

かなり個人的な好みでなんですが、やはり記憶喪失ものは好きじゃないな…と再認識。

甘い夢から醒めるとなぜか怪我して病院で寝ていたピーター…というところから始まるミステリーですが、はっきり言ってしまうとミステリー部分はそう目新しいこともなく、
怪しい人は最初から最後まで怪しいので、これはピーターが記憶を取り戻しながら、愛しい人も取り戻していくといったお話です。

なぜ記憶喪失ものが好きじゃ…

2

Don't look back 小説

ジョシュ・ラニヨン  藤たまき 

体毛に萌える?

ジョシュ・ラニヨン作の邦訳2作目。
前作が結構ミステリー寄りで、主人公の描き方もじっくりリアルな感じだったのに比べると、こちらは随分とロマンス寄りで、サックリ軽く読みやすい印象。
主人公が巻き込まれる事件も、謎と言うほどのこともなく犯人はすぐ想像つくし、主人公が記憶喪失になる設定も、事件の謎を盛り上げるためとは言え、ちょっと安直な感じ。
でも、ロマンス小説としては、このくらいシンプルな方が萌…

5

Don't look back 小説

ジョシュ・ラニヨン  藤たまき 

表紙買い

イラストの藤さんのファンなので購入。

BL小説というよりは、ミステリ小説っぽいんですが、事件や犯人、謎自体は最初からわかりきっているんで、とくに謎ときというほどの謎解きはなかったし、ミステリ小説というにはぬるいです。
おもしろいかというと、おもしろくないというほどではない程度。
とくに目新しさも感じませんでした。

この程度だったら、国内のBL作家さんで充分という印象。
翻訳という…

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