藤たまきさんのレビュー一覧

ピンキー・ウルフ 桃色狼 小説

S・稔也  藤たまき 

受けが健気!

 こちらも、BLの中では古典と言ってもいいでしょう「1995年」のBL小説。
 作者はS.稔也先生。
 個人的に、この先生が書く本は、結構イロモノが多い気がしたんですが、やはり今回もイロモノ。
 人間になれる狼? 年齢が行くと狼になる人間? の話です。
 もちろん、狼の世界なのだから、独特のルールもあります。
 黒い狼と、赤い狼は対になって村を守らないといけない……などなど。
 ところ…

1

夏の名残りのばら コミック

藤たまき 

色々な愛がたくさん

藤たまき先生の描く世界の空気が好き。
澄んだ感じ?透明で綺麗…でも優しさや綺麗さだけじゃなく、切ないものや現実の汚さも混じっている。
上手く言い表せられないのがもどかしい。

この話にはBL要素は無いに等しい…兄弟愛、家族愛、友情、師弟愛、音楽への愛…そういうのがメインかな。
個人的にアッシャとルースのお兄さんマリスの関係は非常に気になります。
けれど、あからさまにされない微妙な関係で…

1

ホライズン コミック

藤たまき 

悲しすぎる〜

とっても辛い1冊でした(;_;)
もぅラストが辛くて私的にな
モヤモヤだったのですが
ジョナサンの心も救われた
形だったのでコレはコレで
よかったのかな?

シーナの番外編で、私はこちらから
読んでしまったので、シーナが
物凄く気になりました!笑

快楽に弱く、体の関係が続いてた
事で、好きな人にバレたくないという
ストーリーは多いですが、
コレは神学校が、関わっている…

2

蛇崩、交差点で コミック

藤たまき 

詩のような空気感

裕福な家庭で育った高校生 龍一は、幼い頃から遠くの私立の学校に通っていたせいで、大好きな地元に友達がいない。
そして自宅近くの「蛇崩交差点」に来る、いつも俯いている円(まどか)に密かに想いを寄せ、ストーカーまがいの行為を行っている。
ある春休みの日、龍は円と言葉を交わすことができ、お互い認識していたことを知る。
十年来の片想いの相手に近付くことができて有頂天になる龍だが、円は家庭に重い問題を…

2

プライベート・ジムナスティックス 3 コミック

藤たまき 

どうしようもない想い

元々2巻まではとても好きで、でもこの3巻の途中で出したカンナの結論に、
あんたは今更何をー!
とイライラがMAXとなり印象悪かったこちら。
改めて読んでみて、人の気持ちはそう易々変われないし、彼にとって必要な時間だったんだなぁと思い直しました。

もどかしい。
カンナの悩みは1巻からそう変化ないので、途中で放り投げたくなるかも…。
でもカンナの難しさにとことん付き合える気持ちの余裕を…

2

カフェオレ・ランデブー 小説

栗城偲  藤たまき 

今でもあるのでしょうか

懐かしい響きを感じさせる純喫茶が半分舞台になる恋する相手に裏切られ
傷心と自嘲を胸に抱えた受けになる主人公久能が偶然見つけ足を踏み入れた純喫茶。
若い雇われ店長の笑顔に癒され、次第に心惹かれていくけれど過去の恋がネックになり
素直に気持ちが欲するままに新しい恋に踏み出せないお話でした。

久能はかなり恋愛ごとにはヘタレ気味、それは始めて好きになって付き合った恋人が
誰にもふたりの関係が…

5

縁側のレシピ コミック

藤たまき 

鬱憤が溜り濃厚凝縮液を大放出、若気の至り

表紙のほんわかとした感じからは想像出来ない濃厚な内容となっていました。
監禁話が苦手な人は要注意です。
私はまるまるっと1冊同じカプで、ボリューミィでお得感があって、ラストはほのぼのと終わったのでむしろ監禁話がピリッとアクセントとなり良かったです。

彼の事は大好き過ぎて宝物だけど、どう愛すればよいのかわからないままに自分自身愛情の引き出しが乏しい事も重なって、挙句の果ては監禁しか思い浮か…

4

カフェオレ・ランデブー 小説

栗城偲  藤たまき 

キャラクターがすごく好き。

栗城さんは一応作家買いしていますが、作品によって(個人的好みとの符合において)かなり当たりハズレが激しいので、買ってもなかなか読めずに積んでしまうことが多いんです。

こちらも、あらすじでわかる範囲の『不倫』『年下攻』がどちらも苦手要素なので、後回しにしてしまいました(ただ『不倫』に関しては本人も知らなかったのでちょっと別だけど)。
疲れてるときにはなるべく苦手は読みたくないので、事前にわ…

12

縁側のレシピ コミック

藤たまき 

攻めのキャラと受けの姉を、どう感じるか?

藤たまきさんは、新刊が出れば手にとる作家さん。
今回の本は、ダイエットという素材と執着愛、それに家族のドラマの合わせ技だった。

恩にとっては天敵のような強力な姉を通じて出会った、でぶっちょ英太郎。
実は様々な思いを抱えて生きていた恩は、この時の英太郎の言葉に救われる。
その後ダイエットに協力するメールのやりとりを通じて、
二人は絆を深めていく。

二年後、すっかりかっこうよくなっ…

2

カフェオレ・ランデブー 小説

栗城偲  藤たまき 

イラスト買い

イラストの藤さんのファンなので購入。
たぶん、初めて読む作家さん?

ゲイの会社員とレトロなカフェの雇われ店長?
年下攻めで、なんとものどかな、ほのぼのしたおはなしの中で、受けの前カレ、職場の上司が、とんでもないデンパで異彩を放ってました・・・

とにかく、この上司のキャラクターが異質すぎで、仕事ができて気配りもできるらしいのに、受けの言葉だけが届かず、斜め上になってるのが異常すぎて、…

2
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