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3/3(合計:26件)
桃山なおこ
senmeg
ネタバレ
前作のコミックスがとても好きで今回はほぼネーム買いです。 絵やお話に派手さはないものの、この何とも言えない独特の空気感…というか雰囲気に改めて魅せられました。うん、やっぱ好きだな~^^ □恋の中 内容の大半は喪服の男・圭吾の回想で話が進められます。 学生の頃、親友に抱いていた恋心に悩む圭吾。相手に想いが知れる事を恐れ、たった一度だけ差し伸べられた手を拒んでしまう。そして月日は流れ再会した彼は―…
ミドリ
一つ一つの作品は短めで、正直地味なんですが、心の中にすーっと染み入るような作品です。 表題作は『恋の中』なんですが、どの作品にも当てはまるタイトルで、 恋とは何か、恋をする気持ちとはどんなものか、というものがテーマな気がします。 『恋の中』 サーファーは、海でたたずむ喪服の男が気になっていた。 ある日その男に声をかけると、ぽつぽつと自分の過去の話をしはじめた―― この喪服の男・圭吾…
茶鬼
雑誌掲載時から気になっていた作家さんです。 全て東京漫画社での掲載ですが、何故にシトロンレーベルから?という詮索はしないようにしましょう(汗) どの話も、過去を振り返ったり、心の奥の想いに囚われたり、迷ったり、切ない想いを抱えた主人公が、現在を見直すことで、その心を吐きだすことで、立ち直ったり、現在の幸せを再認識する話になっています。 エチや色気は全くないのですが、心を表現する、心を登場…
葡萄瓜
明け透けな様でいて繊細な恋をする男と言うのは、 見ていて惚れ惚れします。 絵柄の所為もあるのでしょうけど、どの恋も湿っぽい 所が無いのですね。 ああもう。 ええ歳こいた馬鹿ップル程始末におえないものは ございませんね。 エロに走ってくれた方がいっそまだ恥ずかし気も 無く読めるのに。
全文178ページ中セックス未遂描写一回、事の後描写一回。 そして真っ最中描写一回。後は切羽詰ってるか事のついでの 様なキスシーン。 そんなに淡々とした性描写なのにどの話でも匂い立つ様な 恋の気配に溢れているのはとてもずるいと思います。 心の絆ありきで体を如何こうしてるんですから当たり前と言えば 当たり前の話なのですが。 絵のタッチもとても渋いですね。 一歩間違えればアート志向に…
久江羽
私の好きな、せつなさがいっぱいつまった大人の恋の短編集です。 表題作は、高校生の頃から実は相思相愛だった二人が、思いを通じ合わせるまでのお話。 思い込みというのはなかなか残酷なものですが、誤解が解けて想いが通じ合って、本当に良かった良かった。道端に座り込んでの愛の告白シーンは、なんともいえない現実感があり、ニマニマしてしまいました。漫画なんだから、「絵で魅せる」って大切ですよね。 色々な…