東山紫稀さんのレビュー一覧

最後から一番目の恋―神経衰弱ぎりぎりの男たち〈3〉 小説

高遠春加  東山紫稀 

涙が止まらない作品

今まで「神」評価をつけた作品を読み返しています。
本作も、随分前に読んだまま、放置していたもの。
内容も思い出せないまま再読。

やっぱりね、涙が止まりませんでした。
何度読んでも感動は薄れません。
評価を見ると全員が神評価。
それも納得。

といっても、本編は、それほどでもなく、番外編のみの評価です。
この3巻のみだけでも大丈夫なので是非、手に取って欲しい。
まぁ、恐らくそ…

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最後から一番目の恋―神経衰弱ぎりぎりの男たち〈3〉 小説

高遠春加  東山紫稀 

憎いくらい沁みる

番外編「最後から一番目の恋」


・・・・読了後、本当に高遠先生が憎いと思いました。

こんな作品を読まされたら、これだけ心を揺さぶられたら、
今後どの本を読んでも物足りなく、空虚な気持ちを抱えてしまうかも。
「世界の果てで待っていて」を読み終わった際も暫く他の本が読めなかったけれど、これはそれ以上かも。


もういっそ暴力的なぐらいの勢いで自分の中に入り込んできて、ぽっかり穴…

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最後から一番目の恋―神経衰弱ぎりぎりの男たち〈3〉 小説

高遠春加  東山紫稀 

番外編メインの最終巻

恋人同士になってすぐの七瀬と匡一。夏休み、七瀬は匡一を誘って里帰りすることに成功する。
賑やかな七瀬家に困惑気味の匡一だったが……
匡一の父親、俊哉の物語も収録したシリーズ第3巻。

七瀬と匡一の里帰り編と、匡一の父親の俊哉の話と。
前半の騒がしい七瀬家の様子とそれにとまどいながらもなじもうとする匡一はほほえましくてかわいい。
一方の重くて深い俊哉編はボリュームもさることながら七瀬たち…

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最後から一番目の恋―神経衰弱ぎりぎりの男たち〈3〉 小説

高遠春加  東山紫稀 

圧倒的な番外編

番外編の神っぷりに精神力のすべてを持っていかれました。
泣いて泣いて泣きじゃくって、文章読めなくなって、嗚咽しながら読み終えました。
なんだこの作品は。
なんだこの作品は。
このシリーズは、高遠琉加(春加)さんにしたら、どちらかというとポップで可愛い感じの小説だったから、この番外編にはやられました。予測不可能な場所からアッパーカットされてノックダウンです。

番外編は、本編の主役の一人である匡一の…

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最後から一番目の恋―神経衰弱ぎりぎりの男たち〈3〉 小説

高遠春加  東山紫稀 

番外編が幅をきかせたシリーズ最終巻

シリーズの最終巻ですが。
300ページほどの単行本で、なんと匡一と出の話が86ページ。
残りの200ページほどのお話しは、匡一の父親の話(番外編)です!
今回の本は番外編が本編と言ってもいいのではないでしょうか……?

『打ち上げ花火、一人で見るか?二人で見るか?』
夏休み。
七瀬が匡一を連れて、実家へ帰省するお話です。
二人が気持ちいいほどラブラブで、読んでいて頬が緩みます。

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