冬乃郁也さんのレビュー一覧

鈍色の空、ひかりさす青 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

BL越え

この本を購入したのは作者買いです。崎谷さん、大好きなので。


BLやライトノベルでなく、
純文学の中に、主人公と彼に心をかける男との、友情や保護欲が書かれているものがあります。

H描写もないのに、BL以上にエロさを感じたり、心情が胸に染みたりします。


逆にBLやラノベでも、マスメディアで話題にのぼる芥川賞などの、芸術とよばれる作品より、余程素晴らしい作品もあります。

10

ぼくらが微熱になる理由~バタフライ・キス~ コミック

崎谷はるひ  冬乃郁也 

ちょっと 一路に同情vvvv

まっすぐな男 久世君!! かわいいやら 男らしいやらvvvv
 一路の気持ち と 自分の気持ち を 自覚してからの 展開が オモシロイ!!
恋愛経験豊富!? というよりは ホスト業である一路は 仕事(擬似恋愛)での駆け引きとは ちがう本気の恋に 最後は久世君にやられっ放し!! 互いに自覚しての 店裏でのキスシーンは 超萌vvv そりゃぁ 久世君の上目使いに 一路もオオカミになるわ!! そのくせ…

0

純粋なデザイア 小説

坂井朱生  冬乃郁也 

親戚のお兄ちゃんが彼氏になります。

もうすぐ19歳の明世は、親戚のお兄ちゃん邦彦は歯科医。
中学から居候している。
何度か、邦彦に告白するが、相手にされない。
高校を卒業して明世は、大人の階段をのぼる。

偶然見てしまった邦彦が男とキスしていた。再度、告白。

邦彦に一つ一つ教えてもらう。邦彦が時折出かけるお店に行ったりする。
邦彦に内緒で出掛け、お仕置きされたりする。
お仕置きも気持ちよさに、まけてしまう。

0

鈍色の空、ひかりさす青 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

痛みの中の救い

今回は亡父の執着で背に桜の刺青を負う美貌の弁護士と
学校でも家庭でも暴力に曝され心身に傷を負う高校生のお話。

二人の出会いにそれぞれの事情と
違法ドラックに絡んだ暴力団の抗争問題を絡めて
お互いに大切な相手だと自覚するまで。

受様は都下でも不良の巣窟として名高い
工業高校に通う高校生です。

受様の学力なら
本来はもっとレベルの高い高校を狙えたのですが、
父と二人で暮ら…

4

鈍色の空、ひかりさす青 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

基のキャライメージは故・夏目雅子さんだそうです

(※同人誌の方にまで触れて、二人の後日談とか、かな~りネタバレしてますんでご注意を)


同人誌の時と比べたら、かなり主人公二人の性格が変化してます。私はこっちの方が好みです。話の内容も崎谷先生があとがきで述べているように、よりハードになってました。痛いというより苦い作品だなぁと。

具体的にどう違うかと言うと、那智の性格はもっとクールでストイックだったんですが、なんだか情熱的というか熱...

8

鈍色の空、ひかりさす青 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

息つく暇のない・・不幸な展開・・・・

あらすじを読んでいただいたら、分かるように・・かなり重い内容ですね・・というかこれ以上かも・・
あらすじはまだ、さわりの部分のみなので・・かなり過酷なお話です。

読む側の精神状態によってかなり感想が変わってくる本だと思います。私はいい精神状態だったのか、それほど重くてしんどくは感じなかったです。だた読みふけってしまいました・・一切途切れる事無く・・私にしてはすごく稀な事なんですが・・そ…

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鈍色の空、ひかりさす青 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

苦手は作らないほうがいい

まず読書に当たっての持論
「苦手は作らないほうがいい」
一般誌では好き嫌いで選り好みができますが
このジャンルでは選り好みをするほどの隙間がない
なので、苦手を作ってしまうと、苦しいです
・・・と思います(すべての人がそうではないと思いますが)

で、この絵師さまが、思いっきり苦手です
好みだけの個人的な問題なので本当に個人的感想です
でも、本編が苦になるほどには苦手だと再認識

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鈍色の空、ひかりさす青 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

シリアスもいい!

痛い話大好きなので楽しめました。
基くんの不幸っぷりも凄まじかったけど、那智さんも、基くんと同じ年齢のころに父親に勝手に刺青入れられちゃったりと、かなり悲惨。
重い話ですが、アシスタントのマサルくんがいいキャラで癒されました。
スピンオフでマサルくんの話も出そうな予感がプンプンしますが・・・
ないっすかね??

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鈍色の空、ひかりさす青 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

いつもと違う 崎谷作品 シリアスです!

学校ではいじめに合い 自宅では実の父に性的虐待を受けるというとっても可哀想な高校生 基 と背中に刺青を持つ弁護士 那智 との話です。
 崎谷はるひ先生にはめずらしく痛くてシリアスで・・最後はハッピーエンドですが ほんとうに最後の最後で丸く納まったって感じで今回はエロエロ崎谷節も少なめで いつもの崎谷作品が大好きな方は期待薄かも・・
 とにかく痛い話です。 母親も父の虐待が原因で家を出て行ってい…

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鈍色の空、ひかりさす青 小説

崎谷はるひ  冬乃郁也 

現代の問題を沢山抱えた痛いけど救われた話です。

今回の崎谷作品はとことんシリアスで痛くて(肉体的&精神的)ちょっと読む人の好みがはっきり分かれそう!
ですが、自分にはこれくらい痛いのは大好きなものでありました。
作者さんが語るところ「甘い融点」に受けちゃんの設定が一部重なる部分があるそうで(自分は未読なので)、しかしこれは主人公が抑え込んで溜めこんでうっ屈した感情を上手く表現できない人だったので、弾けることはありませんでした。
かなり最後…

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