total review:278227today:44
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
18/29(合計:289件)
崎谷はるひ 冬乃郁也
あむり
ネタバレ
大好きな崎谷さんの作品なのですが、 本作は、ちょっと私には違ったようです。 ネグレクトを受けてきた澄音を大切に育てた宗佑の うずまく腹黒さに、圧倒されてしまいました。 宗佑は澄音が2歳のときから、大切にしており、 自分のものにする気は満々だった模様ですので、 光源氏を超える策士でございます。 ただ、何が救いかというと、 澄音自身も、宗佑の壊れた愛し方を 心のどこかで分…
クレタコ
恋は乱反射するシリーズの3作目で完結でもあるのかな。 単独でも読めるけど他作品と同時進行している話なので他作品を読んでいた方が読みやすいとは思います。 主人公白崎〔攻〕は、かつての姉の夫だった淑実〔受〕にずっと長い恋をしています。 学者タイプで生活能力ゼロの淑実には最初は読んでてイライラしました、だって研究に没頭して食べる事を忘れてぶったおれるくせに面倒をみてくれる白崎に対して「僕は一人…
marun
評価の高く神作品だと感想の多いこの本ですが 私はどうも好きになれなくて・・・・ こんなに疵まみれの受け様はさすがに可哀そうですね。 崎谷先生の作品で「甘い融点」の主人公もかなり虐げられて いましたがこれはそれ以上に酷過ぎでした。 苛めも命の危険さえ伴う程の陰惨さでヤバすぎです。 それでもまだ苛めたりないのか実父からの虐待・・・ いやはやここまでしますか!って感じ…
冬乃さんは挿絵だと苦手なんですけど、漫画だとそこまで苦手じゃないです。 生真面目な公務員の久世〔受〕と、人気ホストでモデルをこなす一路〔攻〕 私生活での一路はやや天然なワンコ系。 ホストに偏見を持つ久世ですが、一路やその周りのホスト達をみて次第に偏見をなくしていく。 カップルとしてはなかなか可愛いかな。 ただ作中で小説とリンクさせているシーンがあるんですが、その部分だけが作品から浮い…
病弱でアレルギー持ちの子供でありながら、両親共に愛されず放置されて育った澄音〔受〕 そんな彼を幼い頃から可愛がって面倒を見てくれたのが遠縁の親戚、宗佑〔攻〕 そして両親が離婚した澄音を宗佑は引き取って、昔と変わらず可愛がって面倒を見れくれます。 かつてはアレルギーや薬の副作用で肌も荒れていた澄音も、今は治って可愛らしく成長しているんですが、それも根気良く面倒をみてくれた宗佑の賜物というの…
かなりエロいです、しょっぱなからひぁああんって感じでヤってるし! 崎谷さんのこのエロシーンはある意味、ちょっとAVっぽくもあるので男前喘ぎが好きな方には苦手って人もいるかも。 まあ自分はエロければ何でもどーんと来いなんですが! 元ホストで現在はホストクラブを含め商売を展開させている若きオーナー、将嗣〔攻〕の豪華マンションに同居している、平凡なシステムエンジニアの千晶〔受〕 大学時代から…
「 鈍色の空、ひかりさす青」の番外編であり続編でもあり。 その後の2人の話と、那智〔攻〕の過去話が入ってます。 前作が色々と悲惨な目にあってきただけに、基〔受〕が那智の元で新たな人生をやりなおし、幸せに暮らしていてくれて良かった~~! 那智の過去話は、彼が刺青を入れる事になった発端とその描写。 那智も幸せな生い立ちとは言えないけれど、刺青シーンが痛そうだっただけに良い友人に恵まれていたのに…
せっこ
最初と次のお話は楽しく拝読したのですが。表題作を読み始めたとたん、メインストリームとは関係ないことが気になって気になって、最後まで集中できなくなってしまいました。 実はマサルくんがお屠蘇を二合以上飲んだという描写のあとに、数時間後、彼の運転で那智さんと基さんが同乗していくところで、頭の中が真っ白に。 マサルくん、それ酒気帯び運転濃厚だよ!!!飲酒検問にあったら確実に捕まるよ! 那智…
ぶりしゃぶ
「鈍色の空、ひかりさす青」の番外編短編集です。 本編で辛いいきさつの果てにやっと結ばれた二人が、その後幸せになっているのを見ることができるのは、読んでいるこちらも幸せになります。 崎谷作品の中でも群を抜いて「この子には幸せになってもらいたい!」と思わせる受けだけに、読後の幸福感もひとしおです。短編集の醍醐味ですね。 ただ、本編のときも思っていたのですが、この作品にこの絵師様はあわないんじ…
冬乃郁也
satoki
付き合っていることを隠している塾講師×塾講師の秘密の関係。 新しいストラップが逢い引きの合図ってロマンチックなようでなかなか大変かも。 クールキャラなのかと思った受が、実はちょっとずれた天然ちゃん受なのが楽しかった。 ワイルドヒゲな西島先生はこれからも色々と苦労させられそうです(笑) 全体的にエロ多めかな。BLらしい勢いのある短編集です。 個人的には『おまえが嫌いだ』が一番好きでした…