冬杜万智さんのレビュー一覧

灼熱に濡れた花嫁 小説

ゆりの菜櫻  冬杜万智 

こっちがまし

他の作品のレビューでこっちがましと書いたので、こっちのレビューも書いてみました。

イギリスの大学で知り合ったザイード(攻))と沙維(受)は甘甘の恋人同士でした。
ただ、ザイートは王族で将来は、自分の国を豊かにするのを目標していて、沙維もそれを応援し、いつかは別れるべきではないかと感じていました。

そして、大学卒業真近にザイートの側近マジャールが、ザイードは国王になる人で、沙維のことは…

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灼熱に濡れた花嫁 小説

ゆりの菜櫻  冬杜万智 

好きなのに。

王位継承権第4位・ザイード×大学時代に付き合っていた沙維

留学先で知り合い恋に落ちた2人。
しかし、ザイードは王位継承権を持っていて、それゆえに将来を考えた側近から別れてくれるよう手切れ金を差し出された沙維。
手切れ金は受け取らないもののザイードのことを想って別れを受け入れた沙維。
二度と合わない条件も飲んだのに、2年が経ったある日、そのザイードニハーレムに入れられてしまい…。

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愛のかけら 小説

宮本恭名  冬杜万智 

島に住む純真無垢な少年

 チンピラの時田は、船でしかたどり着くことの出来ない孤島とも言える、小さな島におり立った。
 人口も少なく、店も殆どない島だったが、時田の仕事はそこに住む、安住という少年から、この島の権利書を奪い取ることだった。
 けれどその安住は、初対面で人間を簡単に信じてしまうような、純粋無垢な少年だった。
 時田は最初は呆れ、利用しようと考えたけれど、汚れを知らないきれいな心を持つ安住に少しずつ自分も…

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愛しの暴君 小説

織田戎里  冬杜万智 

暴走禁止!!

 高校生の頃からワガママな王様のような相良を愛している野山は、気まずくなって別れた高校卒業から9年後のある日、たまたま中途採用の面接にきた相良と再会した。
 それ以来、あの気まずくなった日のことを忘れたかのように、野山の家に入り浸り、野山にわがままを言う相良を野山は真綿でくるむように許してきた。
 しかし、それはあくまでも友人として。
 あの気まずくなった事件以来、野山は相良に「自分の恋心を…

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